よみびとしらず。

あいどんのう。

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2021-08-14 09:28:04 | 散文
猪に蹴られた風は吹き花の散る景色に山吹色の透明な水の音は眠りを誘(いざな)う此処にいるよと蛍は飛び交いかそけき光の真ん中に真昼の太陽は揺らめいていた種に水を遣る幼子(おさなご)の麦わら帽子の日陰に落ちたまんまるお月様はどこへやらみんな寄る辺なくひとりになった夜に居場所を探してる . . . 本文を読む