よみびとしらず。

あいどんのう。

米と邂逅(かいこう)

2017-11-30 12:00:04 | 
果たされるのか この邂逅邂逅しているのに邂逅されず鏡のなかとそとと表と裏とみちしるべは八の字が縦横にのび、十と罰は米となる米は炊かれてゆうげの席にあなたの口のなかで咀嚼されゆるやかな酒となり鳥は朝を告げ私は貴方と巡り会う . . . 本文を読む

台風と竹〜3月20日

2017-11-27 19:21:57 | 夢日記
台風がやってきました。 父と一緒に作業しました。父が現れたじてんで、ほぼおさまりました。使わなかった二本の竹があまりましたのでそのままにしています。 家族はごにんいます。 父と母と、姉とわたしと弟と。姉はすこし、はみだし者です。わが家のごはん担当です。 父の帽子にふたをしました。帽子にははちこのボタンがついています。帽子が青色でボタンがオレンジです。 姉がごはんの用意をしてるのに、母はひ . . . 本文を読む

蒲団〜16年11月19日

2017-11-24 13:08:21 | 夢日記
薄暗いへやにいる。 大きな名誉ある賞の控え室で、みんな緊張したおももちをしていた。双子の少年がいすの上で体育座りをして本を読んでいた。わたしは真っ黒なこうもり傘を手にしていたが、落としてばん!と大きなおとが鳴った。みんなの視線がこちらに集中したとき、目が醒めた。 子守唄がわたしの肩をたたいて、小さな手紙を読むよう催促してくる。わたしは読んで、すぐに忘れた。子守唄はずっとおだやかな唄をうたってい . . . 本文を読む

50の男〜16年7月21日

2017-11-21 16:18:13 | 夢日記
50の数字と縁のある男が、それが世界平和の為だと地下に閉じこめられて半分鳥と化す。 かれを見回りにいくのはいつも動物(モンスター)の役目であったが、ある日地下の見回りにいくことをライオンがしぶった。王様とわたしが行こうとすると、ライオンはようやくついてきた。 半分鳥と化し体がぼろぼろになろうとも、その男はまだ生きている。かれのまわりでぼそぼそと、ずっと同じことを唱える蟻がいた。ライオンがその蟻 . . . 本文を読む

サンゴ〜16年11月15日

2017-11-15 19:19:07 | 夢日記
色とりどりの珊瑚と岩肌が目を閉じたわたしの目の前に広がっていた。 目を開けるとそこには珊瑚も岩肌もなく、くすんだ空と木と土からなる広々とした公園があった。待ち合わせに遅れてしまう。わたしはそう思い待ち合わせ場所に急いだ。方向は間違えていないはずだが、その方角は南であるのか東であるのか、わたしにはよく分からない。 待ち合わせ場所に急ぎたいのにうまく体が動かなくて、後ろからきていたアサイさんに追い . . . 本文を読む

海と白い犬〜5月30日

2017-11-12 16:26:36 | 夢日記
海がない内陸の地にある海のそばの神社は、いつもそこそこヒトがいます。ヒト在らざる者もいます。境内はそれなりに広く、季節を問わずみどり深い森でおおわれています。 私はその時、神社には参らずひとり通り過ぎようとしていたのですが、石でできた神社の鳥居だけが突然ぐらりと揺れて、崩壊しました。鳥居は境内の外側ではなく内側に倒れました。怪我人は無い様子でした。神社の外側の風景が、砂浜と海に変わりました。 . . . 本文を読む

はたごの夢見〜3月23日

2017-11-09 20:22:10 | 夢日記
旅籠(はたご)にて 江戸のむかし、機織りの家に嫁いだハタコは、いつも双子の夢をみた。 はたを織る旅籠屋の息子と生き別れになったひとりの女の子。少女はにそうでできた変わった織り機ではたを織っていた。 お婆さんの家が、燃えている。失火か、放火か。お婆さんは死んだ。お婆さんといつも一緒にいた猫はどこへ消えてしまったのか。行方不明になった。 双子のこどもはそれぞれの場所で、眠りについたまま目をさまさ . . . 本文を読む

ナガシマさん~1月30日

2017-11-06 23:59:36 | 夢日記
新しくできた干潟から、ナガシマさんが現れて、わたしのうしろの座席からちょっかいをかけてくる。 無視をしていたらナガシマさんは、服をぬいで大きくなった。わたしは自分の席から動けなくなった。ナガシマさんは後ろにいる。ヌメヌメとしたナガシマさんの気配に、わたしは振り向くことすらできず、ただひたすらじっと前をみつめていた。 . . . 本文を読む

珠の角

2017-11-03 20:15:52 | 
二つに割れた珠の角丸くすべりおちそうなほどに清らかな珠のあいだにはかつて確かに角があった珠の角は最早みるかげもなく珠は珠としてこれ以上ない真円をそれぞれが描いている二つに割れたみみの奥丸い珠には、角がある . . . 本文を読む