風に吹かれて行こう

お米の便りを、写真でもっとわかりやすく!

次は、きっと

2023-11-27 | 日記

 昨年よりお米を買ってくださる方から、ある塩のことを聞きました。初めて聞く言葉(名前)で、それがとてもおいしいとのこと。当園のお米も、それを使って(おむすびでしょうか?)さらにおいしいと言ってくださいました。

 その塩に興味がわき、通販でもあるのだろうかと探してみたのですが、なかなか見つかりません。やっと見つけたサイトでは、ただいま品切れ中、でした。

 

 入荷お知らせメールを希望して数か月。先だってやっと待望のメールが届きました。HPを見てみると、販売開始日と時間が書かれています。絶対に忘れないようにと、メモをしてその日を待っていました。そして当日朝には、パソコンの上に受け付け開始時刻を書いた紙を乗せて、よしこれで万全だっと自分に言い聞かせて、作業場に行ったのでした。

 

 開始時刻は午前10時。午前のお茶ッコの時間もいつもその頃です。ですがその日に限って、10時を過ぎてしまいました。家に入ってパソコンを見て、あらーっ、15分も過ぎでらー。大変だー。あわてて、そのサイトに行ったのですが、すでに「完売」でした。もう、ガツクリ(苦笑)。あれだけ準備万端にしたのに、最後に失念(笑)。作業に没頭、ぼーっとじゃないですよ、していた自分のことを、恨めしく思いました。これで、待望の塩むすびはおあずけ。待て! おすわり! オレは犬か?

 

 最初注射なんで、ちょっとチカッとします。痛いときは痛いと言ってくださいね。歯医者さんでそう言われても、あの体勢ではなかなか痛いとは言えませんよね。

 ずっとここにいたい…。帰りたくない…。誰かにそんなふうに言われてみたいなー。いや、老若男女、誰でもってわけではなく(笑)。

 またまた、そんなバカ話か。おまえの妄想は聞いててイタイだけなんだよ。トシ考えろ。難事自身を知れ!

 

 じゃあ、歯をぬきまーす。塩の名前はそんな感じでした。

 


不足となったら何でもやるだろう

2023-11-27 | 日記

 昨日の夜、NHKのテレビ番組で、米(コメ)の危機についてやっていました。ご覧になった方はおられるでしょうか。録画したものをまだ半分しか見ていませんが、秋田県有数の米どころの現状も報じられていました。詳細は省きますが、あと数年で米作りに携わる農家の数は大きく減ってしまうだろうと、危機感が伝わってきました。国による予想はずいぶん楽観的で、2040年時点での需要と生産の数字を出して、でも何とかなるだろう見たいな雰囲気。一方、民間の経済研究所による予想は、国とは違って厳しいものでした。もちろん、2040年時点で突然そうなるのではなく、この先どんどん、需要と生産量の乖離は続いていくのです。

 

 あと17年後か…。その時、自分も含め、世の中はどうなっているのか。それはさておくとしても、2040年という時点に意識をおいては、大変なことになると思いました。

 だって、ちょっと考えればわかることですが、食べ物は(食べ物以外でもそうでしょうが)余るくらいで、混乱が起きずに済んでいるのです。トントンであったとしても、間違いなく混乱は始まることでしょう。だって危ないとなったら、だれでも買いだめに走りますから。2040年時点での大きな乖離など待たずに、わずかでも足りなくなったら、大混乱は必至。食べるという行為は、誰であっても欠かすことができないため、何にもましてその不足は起こしてはいけないのです。食べ物の供給が順調に行われなくなった時に何が起こるのか…。想像するのも恐ろしいほどです。

 現場での感覚では、ここ数年で、やめていった農家が目立って増えてきているとか、何とか続いている状況があと数年先はわからないといったことでした。ついこの前も書きましたが、自分でもそう思っています。誰もやらなくなるんです。というか、やれなくなると言ったら良いのか…。

 

 近所の人たちと、今の状況を何気に話したりするとき、自分ではこんなことを言います。誰かがよぉ、集落の人たちの消費分だけ、田んぼをやれば良いんだ。それだって、間違いなく赤字になるだろう。その赤字をみんなで負担して、自分たちの分だけどうにかして生産することにしたら良いんだ、と。もちろんこれは暴論ですが、最後は誰だって自分のことですもんね。だから、そうなってはダメだから、何とかそうならないよう、いろんなことでみんながんばっているんですけど、今のままでも良い人がたくさんいるようで、例えば選挙なんかは相変わらず不人気ですよねー。

 おかしいなー、選挙には行くけど、ただぼーっと(vote) しているだけだからなのかなー。

  思いついたダジャレを披露したくてだろ。ずいぶん手の込んだ前置きを述べたもんだナァ

 

 


ワタシのこと、だいずにしてね

2023-11-26 | 日記

 今日は曇り空。我が家はいつものことながら、「いつ雪が降っても大丈夫」という状況になっていなかったので、あわてて、いろんなことをしました。

 自家用には多すぎるくらいを蒔いた、「借金なし」という名前の大豆。前にも書いた気がするのですが、これは見事に収穫皆無。いえ、途中までは生育が旺盛で、穫れすぎて困るかもと思ったほどだったのです。

 ところが、付いたたくさんの莢は不稔の物が多く、さらにはいつまで待っても登熟せず、皆無となったのでした。

 この品種は初めて聞いた名前のものでした。蒔き時がいつなのかもわからず、とりあえず当地での播種適期に蒔いてみました。その結果が皆無という状況なのでしたが、それが今年の厳しい暑さのためなのか、それとも蒔き時を間違えたためなのかはわかりません。何とも悔しい思いを持ったことでした。

 

 わずかに付いた莢にできた大豆。そのほとんどは登熟(完熟)する前に、腐ってしまいました。そして雪…。今日、その莢をいくつも割ってみて、幸運にもまだ腐っていなかった粒を200ほど採ってきました。雨が降っていたら、おそらくあきらめていたと思います。来年は、これを何度かに分けて、時期をずらして蒔いてみるつもりです。200粒では自家用みそつくりには十分でないと思いますが、でもこれもひとつの楽しみ。種をまく。手をかけながら、作物が育つのを見守るというのは何とも楽しいことです。

 

 ちなみに「借金なし大豆」という名前。借金が無いということではなく、借金を返済する、返済できるくらい多収穫ということから、そう名前がついたとか。うーん、多収でなくても何とか完熟させたい(笑)。

 

 それにしても、もし蒔き時を誤っていたのだとしたら、大豆にはいらぬ苦労をかけたことだと思います。いま蒔くのかよーって叫んでいたのかも。

 200粒は、ストーブの前で乾燥が必要です。


初雪

2023-11-26 | 日記

 まだ収穫?していない作物の上に、雪がかぶさりました。枝豆。これは少し種を採る予定です。青豆で、料理が得意な方はそれなりの使い方があるのでしょうけど、そこまで手が回りません。

 カリフラワー。苗を植えたのが夏の猛暑の頃。ほぼ全滅と思っていたら、数株が生き残っていて、幸せ気分で、いくらか食べられそうです。

 雪は風が無ければ均等に降りますが、ちょっとした地形の違いで吹き溜まるところとそうでないところができます。最初は稲株の上に降るので、ぼこぼことなっています。

 ひと冬を通して、これぐらいの量だったら、言うことなしなんですけどねー。雪国の暮らしは大変ですが、その中にも喜びはあるのです。秋田にゆかりのある作家、伊藤永之介。その人の言葉に、「山美しく 人貧し」というのがあって、それはもう50年以上も前の言葉だったかもしれませんが、今なおこころにしみこんできます。 


夕暮れ

2023-11-24 | 日記

 昨日は好天で勤労でした。コンバインの掃除にやっと取り掛かり、夕暮れまでに何とか終えることができました。

 東の空は下の方がうっすらとピンクというか紫というか、そんな色。もう月が出ています。

 その数分後にはこんな感じでした。急げ急げでやって片づけたつもりが、朝になったら長くつと大事な部品が外に…。夜中にたくさんの雨が降ったので、長くつの中には雨水がいっぱいたまっていました。トホホ。