今日は曇り空。我が家はいつものことながら、「いつ雪が降っても大丈夫」という状況になっていなかったので、あわてて、いろんなことをしました。
自家用には多すぎるくらいを蒔いた、「借金なし」という名前の大豆。前にも書いた気がするのですが、これは見事に収穫皆無。いえ、途中までは生育が旺盛で、穫れすぎて困るかもと思ったほどだったのです。
ところが、付いたたくさんの莢は不稔の物が多く、さらにはいつまで待っても登熟せず、皆無となったのでした。
この品種は初めて聞いた名前のものでした。蒔き時がいつなのかもわからず、とりあえず当地での播種適期に蒔いてみました。その結果が皆無という状況なのでしたが、それが今年の厳しい暑さのためなのか、それとも蒔き時を間違えたためなのかはわかりません。何とも悔しい思いを持ったことでした。
わずかに付いた莢にできた大豆。そのほとんどは登熟(完熟)する前に、腐ってしまいました。そして雪…。今日、その莢をいくつも割ってみて、幸運にもまだ腐っていなかった粒を200ほど採ってきました。雨が降っていたら、おそらくあきらめていたと思います。来年は、これを何度かに分けて、時期をずらして蒔いてみるつもりです。200粒では自家用みそつくりには十分でないと思いますが、でもこれもひとつの楽しみ。種をまく。手をかけながら、作物が育つのを見守るというのは何とも楽しいことです。
ちなみに「借金なし大豆」という名前。借金が無いということではなく、借金を返済する、返済できるくらい多収穫ということから、そう名前がついたとか。うーん、多収でなくても何とか完熟させたい(笑)。
それにしても、もし蒔き時を誤っていたのだとしたら、大豆にはいらぬ苦労をかけたことだと思います。いま蒔くのかよーって叫んでいたのかも。
200粒は、ストーブの前で乾燥が必要です。