[ニューヨーク 20日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが対円で上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測再燃や日銀の追加緩和期待が背景で、一時107円台を付けた。米国では雇用や物価など最近の経済指標の内容が堅調で、FRBが年内に利上げに動くとの見方が強まった。
フェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む12月の連邦公開市場委員会(FOMC)までの利上げの確率は20日、6月23日の英国民投票で欧州連合(EU)離脱派が勝利して以降、初めて50%を上回った。
みずほコーポレート銀行の通貨セールス担当バイスプレジデント、ファビアン・エリアソン氏は「ブレグジット(英のEU離脱)が過去の出来事になって、FRBが利上げを再び模索する姿勢に変わったと市場参加者が結論付けているとしても驚かない」と述べた。
日銀が来週の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの予想が広がったこともあり、ドル/円JPY=は午後に入って6月13日以来の高値となる107.01円をつけた。
主要6通貨に対するドル指数.DXYは欧州時間に3月10日以来約4カ月ぶり高値の97.323に上昇したが、終盤はほぼ横ばいの97.073だった。
ユーロ/ドルEUR=も前日比で変わらず。市場の注目は21日の欧州中央銀行(ECB)理事会に集まった。今回の政策変更は予想されていないものの、将来の緩和を示唆する可能性があるとみられている。
ポンド/ドルGBP=D4は0.8%高の1.3216ドルと堅調だった。イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が国民投票後の経済活動が弱まっている明白な兆しは見えないとする調査結果を公表したほか、フォーブス金融政策委員が利下げを待つ余裕が持てるのではないかとの考えを示した。
リラは対ドルで最安値を更新。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がトルコの格付け見通しを引き下げたことを受けた。
ドル/円 NY終値 106.82/106.87
始値 106.52
高値 107.01
安値 106.44
ユーロ/ドル NY終値 1.1013/1.1017
始値 1.1009
高値 1.1029
安値 1.0992
以上、ロイター記事
>日銀が来週の金融政策決定会合で追加緩和に踏み切るとの予想が広がったこともあり、ドル/円JPY=は午後に入って6月13日以来の高値となる107.01円をつけた。
日銀が追加緩和に踏み切る予想が広がったことで、イギリスのEU離脱時にほぼ100円だったが、107円/ドルの円安に大きく振れている。
日銀は輪転機で円を刷って80兆円/年+追加緩和分で、合計が例えば100兆円だったら、日本国債の買戻しも年に100兆円ずつ行うことになり、現在330兆円分の国債を日銀が保有しており、1年後は430兆円分になる。
2年経過すると日本政府の借金と言われた1000兆円は、その他の資産を含めるとなくなることになります。
だから、日本は世界一お金持ちなのです。
日本のマスコミはこの手の切り口での報道はしません。「国民はバカだからと舐めているのでしょう」
流したら消費税増税が必要ないということがばれますから・・・