[ロンドン 13日 ロイター] - 英国のメイ新首相は13日、新設の欧州連合(EU)離脱担当相にデービッド・デービス議員(67)を任命した。デービス議員はEU離脱派として活動していた。
デービス氏はEU離脱交渉の担当相として、投資縮小につながる先行き不透明感から英国経済を守ると同時に、EUとの貿易、法的および外交関係を仕切り直すという重要な任務を担当する。単一市場へのアクセスを失わずにEU域内からの移民労働者の流入を制限する方法を模索することが最重要課題となる。
また、不透明な経営環境を嫌ってロンドンからの移転を検討する金融機関の誘致を狙っている都市もあり、世界の金融ハブとしてのロンドンの地位を守ることもデービス氏の中心的任務だ。
デービス氏は、離脱交渉を開始するためのEU基本条約(リスボン条約)第50条の発動には時間をかけるべきだと主張している。同氏はEU離脱担当相に任命される前に、英国政府は2017年初めまでには離脱交渉を開始する準備が整うとの考えを示し、交渉戦略は適切に立案されなければならず、経済界や労組などとも協議を重ねた上で交渉を開始すると述べていた。
同氏は1994─97年に外務省で対欧州交渉を担当。2005年の保守党党首選ではキャメロン前首相と争った。
以上、ロイター記事
>投資縮小につながる先行き不透明感から英国経済を守ると同時に、EUとの貿易、法的および外交関係を仕切り直すという重要な任務を担当する。
英国民が選んだのはEU離脱、自主権を取り戻すことを選んでおり、移民問題などEUの官僚が決めたことに従う形にノーという意思表明です。
負の部分としては経済的にEU内での無関税というメリットがなくなるが、トータル的に私が英国民だったら正しい判断と思う。
日本も自主権を失うTPPには断固反対すべきである。安く購入できるメリットはあるが、日本人の仕事と国柄をなくすから反対です。
また、外国人の移民受け入れも反対です。