[東京 12日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時点とほぼ同水準の112円前半だった。
正午過ぎに浅川雅嗣財務官が官邸入りしたと伝わり、113円台まで上昇する場面もあったが、その後は株安を受けて上昇分を返上した。
前日海外時間、1年3カ月ぶりの水準となる110円台にドル安/円高が進んだことで、市場の一部では政府・日銀によるドル買い/円売り介入が警戒されている。黒田東彦日銀総裁、正午を挟んで浅川財務官がそれぞれ首相官邸入りしたと伝わると、112円前半だったドルは113.02円まで上昇した。
ただ、上昇の勢いは続かず、黒田総裁が会談後に首相との協議内容を明らかにすると112円半ばまで押し戻された。
その後、午後3時にかけて日経平均株価が800円超に下げ幅を拡大。ドル/円への下押し圧力が強まった。
黒田総裁は会談後、記者団に対して為替を含めて市場動向をしっかり注視していきたいと語ったが、安倍首相から
金融政策について特に意見はなかったと述べた。
<111円台では買いも流入>
前日の欧州時間には、欧州株安や原油価格の一段安を背景に、ドルが一時110.98円まで下落。
1年4カ月ぶり安値をつけた。ニューヨーク時間に入ると、政府・日銀によるドル買い/円売り介入の思惑が広がり、ドルは111円半ばから一気に113.27円まで急反発するなど、荒っぽい値動きとなった。
ドルは朝方112.65円まで買い戻されたが、買い戻しは間もなく失速。日経平均が1万5000円を下回って大幅安となったことで、一時111.88円まで下押しされた。ただ、111円台では買いも流入したという。
本邦勢は「全般に凍てついて、手が出せない」(外銀)なか、午前の取引でドルは一部投機筋の売買を受け神経質な値動きとなった。ドル/円の急落局面で押し目買いを入れていた個人投資家も「相場の激変に面食らって、ポジションを圧縮している(FX会社)という。
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 112.42/44 1.1300/04 127.04/08
午前9時現在 112.49/51 1.1314/18 127.28/32
NY午後5時 112.42/45 1.1320/25 127.28/32
以上、ロイター記事
やっぱり、円が安全なんですね。全く逆の報道をやり、不安を煽り、緊縮財政に持って行き、消費税増税が必要だというシナリオは本当にナンセンスです。
為替レートが乱高下して、円高基調で推移することは他責で予想されたことであり、仕方ないことかも知れないが黒田バズーカをドーンとぶっ放してほしいと私は考えます。