今年初めて近くの海へ 青くてキレイな海をワイドで撮ってきました
1本目 初めての『ウニ潰し』活動に参加
磯焼け が問題になり時々聞く言葉ですが 沿岸の様々な海藻類 ワカメやホンダワラ・カジメ、アマモなど
海水温の上昇で急激に減ってしまう現象をさしています
海水温の上昇が原因のようでムラサキウニが急激に増えて 海藻の根を食べ尽くしてしまうことも
要因になっていて 漁協や研究者をはじめ環境保全団体の方々が動き ウニの食害を防ぐために
ダイバーがウニを駆除する活動も葉山では以前から行われています
今回は しばらく潜っていない内に 水温が下がり 冷たい海に不安もある中、普通にウニはよく見かけるので
退治は自分にも出来るかな~~~と参加を決めました
水深10mちょっとの浅いポイントまでボートで行き 大きな岩の周囲を結構な人数のダイバーで
先の尖った柄の長い器具で センターを突き刺して駆除してきました
コンパクトデジカメを持参していたので 青い海背景に撮ってみました
残酷な気もしますが 確かに岩のくぼみには かなりの数 潜んでいました
刺した残骸はサカナたちの餌になるようです
葉山に行き始めた13年前の2月に背丈のあるアカモクが水面まで届いている海藻の林を撮影していました
その後 再び撮影できる機会はなくなってしまいました
ワカメも激減し残念な限り・・・・・・
さて 久々の海の水温は15℃
ウニ駆除をしていた1本目は 寒さを感じなかったのですが 2本目 ファンダイブの時には 40分を過ぎた頃から
寒さを感じて インナーの上に重ねたヒートベストを強にonして 何とか持ちました
陸上は 最高気温が16度くらいまで上がり 風もなく 素晴らしいダイビング日和
透明度がとても良くて 海底から水面のボートがくっきり見えていて 葉山にしては稀少な海風景
海藻が元気だと嬉しくなります
砂地に根が有り ダイバーの泡がはっきり見えています
キビナゴの大群が 時折びゅ~~んと通り過ぎていきます
砂に波の隆起で出来た 砂紋と 海底に道しるべに張られたロープにカジメが付いてキレイに並んでいます
こんなキレイな海でワイド撮影が出来たことも ウニ駆除から環境問題も再認識できたことも 意義のある1日でした
海藻の森の復活と その海藻たちが CO2を吸収して地球温暖化を救ってくれる日が来ることを
願っています