パリのテロ事件

　昨日フランスのパリでテロ事件が発生しました。

　それもほぼ同時に６か所で…。

　レストランや劇場、サッカーの国際試合が行われていたスタジアム近く、さらにバーやカフェ…、このテロで犠牲になった一般市民は１２８人、３００人以上が負傷しました。

　フランスでは国際会議直前で警備も通常より厳しかったようですが、その隙をついてのほぼ同時に起きたものでした。

　犯行は「ＩＳだ」とフランスのオランド大統領が発表しています。

　ＩＳは「シリアでの空爆の報復」と言ってるようです。

　これが、国際社会とＩＳの戦いの現実です。

　アメリカと共同で国際社会に協力するということは、こういうことが日本でも起こりえるということなんですね。

　フランスという遠い国で起こっていることだから、日本には関係ないと断言はできません。

　東京のど真ん中で爆発テロ事件が起きても、何の不思議もありません。

　むしろ、テロに無頓着な日本だから狙われそうな気がします。

　ＩＳに拘束された日本人が殺害される事件も記憶に新しいし、安倍さんがいくら「テロは許さない」といったところで、危険はついて回ります。

　欧米社会に協力するということは、そういうことです。

　国際社会は、テロを主導するＩＳやアルカイダを叩くことしか考えていません。

　第２次大戦後に、欧米人たちが中東地域を勝手に線引きしたために起こった戦争やテロ事件をイスラム人民のセイだけにして、自分たちを正当化するのはもう止めて、彼らに利権をお返しすればいいんです。

　地球上からテロという脅威を無くすためには、欧米がＩＳやアルカイダの言い分をしっかり聞いて手を取り合うか、徹底的に叩いて中東の人々をすべて殲滅するしかありません。

　まあ、どちらも難しいでしょうが…。