トランプ氏、日本の核保有を否定

　ヤフーのトップニュースに次期米大統領に決まったトランプ氏が日本などの核保有発言に対して「私は、そんなこと言っていない」とツイッターに書きこみました。

　今年３月、ニューヨーク・タイムズとのインタビューなどで、北朝鮮の核の脅威に対抗するため、日本や韓国が核兵器を保有することを容認する考えを示しました。１３日にトランプ氏はツイッター上に、「ニューヨーク・タイムズは私がもっと多くの国々が核兵器を保有すべきだと信じている、と報じているがなんと不誠実なのか。私はそんなことを言ったことがない」と書き込みました。（ヤフーニュースより）

　ということで、この発言はトランプ氏を大統領にしたくないニューヨーク・タイムズ紙のでっち上げ記事なの？

　投票日直前に、彼は「私を大統領にしたくないマスコミが、中傷誹謗するキャンペーンをしている」というようなことを言っていましたが、日本のマスコミと違い、アメリカのマスコミは「自社の応援する候補を決めて、独自のキャンペーンをする」ことは当たり前で、今回のこともその一環かもしれません。

　日本から大統領選を見ている私たちは、日本のマスコミが報道するものしか目にできませんから、アメリカのマスコミが流した情報しか目に入りません。

　選挙後には、ＴＶ各局が「ヒラリー氏を応援する人たちは冷めていて、トランプ氏の支持者は熱狂的だった。ヒラリーさんの支持者の多くが投票に行かず、トランプさんの支持者は必ず投票した」なんていう報道をしています。

　トランプさんの選挙戦最中の様々な言動を見ると、じいちゃんもトランプさんが当選した直後には不安感が増しましたが、当選後の彼の情報が伝わる度に「もしかしたら、日本にとってこれはいいチャンスじゃないか」とも思えてきました。

　安倍さんは、今日の参院のＴＰＰ委員会でいろいろしゃべっていましたが、そんなに慌てないで１７日に行われるトランプさんとの会談でよく話し合ってから進めた方がいいんじゃないかと思います。

　日米安保に関しては、多分現状とほとんど変わらないだろうし、日本が「核保有」なんて匂わせたら大目玉を食うでしょう。

　来年の就任式まで数ヶ月間に、オバマ現大統領からいろいろな引き継ぎがあると思いますので、これから世界情勢をよく分析してもらって「これまでのアメリカの政策がチェンジする」と日本にもいい影響が出てくるかもしれません。

　日本とロシアの関係もよくなってきそうだし、トランプさんとプーチンさんも仲良くやって行くようですから、北方領土返還交渉にはアメリカから文句を言われることもないでしょう。

　安倍さんの自民党総裁任期も延長されるようだし、これからトランプさんやプーチンさんとうまく政治をしてもらえれば、いいなぁ～と思います。