グランパスの３取締役が辞任

　グランパスのＪ２降格の責任をとって、トヨタの豊田章男社長以外の３取締役が辞任しました。

　まあ、仕方ないでしょう。

　小倉前監督の後を引き継いで、貧乏くじを引いたジュロブスキー監督と来季の契約を結ばない方針で、闘莉王も退団するとか…。

　後任監督の人選には、以前グランパスの監督をしていたアーセナルのベンゲル監督に頼んで探しているとか…。

　グランの主力選手である永井や川又、田口などには他チームから引き合いが来てるそうです。

　Ｊ２降格が決まった際に豊田社長は「今後は同額の予算をサポートできないかも」とも語っていて、昔日本リーグ１部に所属していたトヨタ自動車が２部に転落したら、即解散という非情な判断をしたトヨタ体質が今回も浮き彫りになるかもしれません。

　Ｊ１にいるからＴＶ中継もあり、トヨタグループのいい広告塔だったけれど、Ｊ２の試合なんてほとんど中継されないので、まあ仕方ないことかもしれませんが、費用対効果でしか物事を判断できない日本の大企業の姿をここにも見ることができます。

　１年でＪ１に復帰できれば問題ないでしょうが、このまま低迷が続けば「名古屋」からプロサッカーチームが消えてなくなるかもしれません。

　そんなことにならないように「有名じゃなくても実力派の監督」を据えて戦力も補強し、Ｊ１復帰を目指して欲しいと思います。