どうなる米大統領選？

　名古屋の今日は、小春日和のいいお天気です。

　風もなく、太陽の日差しは暖かく過ごしやすいです。

　さて、間もなく米国の大統領選挙が行われます。

　クリントンさんがなっても、トランプさんがなっても日本だけじゃなく、世界に影響を与えるのがアメリカ大統領…。

　クリントンさんは、例の私的メール使用問題でＦＢＩから再調査を受けるとか言う話しが出ていましたが、ＦＢＩが入念な調査をした所、訴追しないという結論が出ました。

　このメール問題が直前に出て、クリントンさんは随分トランプさんに差を詰められていましたが、訴追しないという方針に一安心していることでしょう。

　逆に、トランプさんはいい攻撃材料が出たのに肩すかしを食わされてしまいました。

　日本では、ＴＰＰに反対している両候補の動静を待たずに「強行採決」まがいの手法で衆院委員会で採決してしまい、出遅れていたＴＰＰで主導権を握ろうと画策しているようですが、大丈夫なんでしょうか？

　ＴＰＰで国会がガタガタしている間に、２０２０年以降の地球温暖化対策「パリ協定」が発効される予定で、どっちか言うとこっちの方が大切なのに日本は当然批准できず、関連する会議にはオブザーバーという立場で出席するらしいですね。

　先行き不透明なＴＰＰと世界百数十カ国が批准する温暖化対策のどちらを優先事項にすべきかを政府はよく理解していないようです。

　環境関連システムでは、世界有数の技術レベルを持ってる日本なのに、そのビジネスチャンスを失ってしまうかもしれません。

　いずれにしても、アメリカ大統領選の結果は、日本にとって大きな影響を与えることになるでしょう。

　それを見守るしかないのが、日本の私たちです。