まだ11月なのに東京で初雪！

　今日は、東京で雪が降っているようです。

　北海道・東北・関東甲信越で雪が降ってるというニュース映像が、朝早くから各局で流れています。

　東京で１１月に雪が降るのは五十数年ぶりだそうで、こんなに早く雪が降るのは地球温暖化のせいだと解説されています。

　今年の冬は寒くなるという長期予報が出ていますが、それは北極の氷が少なくて寒気団の南下が早いからとのことです。

　地球温暖化のせいなのか、今年は海水温が上昇した日本近海で発生した台風が本州を素通りして北海道に続けて３個も上陸し、大きな被害をもたらしました。

　米大統領選の最中にトランプさんは、地球温暖化対策の「パリ協定」の脱退を表明し「化石燃料をドンドン使おう」と主張していましたが、「ＴＰＰ脱退」とは異なり「パリ協定」に関しては柔軟な姿勢をとると話しているようです。

　ＣＯ2排出大国の中国は一応「パリ協定」には参加していますが、本当にチャンとした対策が行われるのか疑問です。

　覇権主義を実践するための「軍備」に大金を使うより、国内の大気汚染対策や温暖化対策を進めて欲しいです。

　これから寒くなると、石炭・石油・薪を燃やして十数億人の人たちが暖を取らなきゃいけない中国ですから、簡単に「温暖化対策」の実行なんて難しいんじゃないでしょうか。

　「地球温暖化なんて嘘ばっかり」と言ってる学者もいます。

　ビジネス絡みの「地球温暖化対策」も実際あるので、カネ儲けしたい人たちの「でっち上げ論」も少しはあるかもしれませんが、実際にここ数年で気温が急上昇しているし、北極や南極の氷河が急激に減少しているのも事実です。

　地球は長い周期で暖かくなったり寒くなったりしていますが、この急激な気温の上昇は自然ばかりの変動じゃなくて、やっぱり人類の生産活動や生活活動が関与しているのでしょう。

　高齢者が生活するうえでは「暖かい」ほうがいいんですが、「夏は暑くて」「冬は寒い」のは困ります。

　人間や地球上の生物が快適に過ごして行くためには、自然破壊を平然と進める人間がやっぱり努力しなくちゃいけないんでしょうね。