まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

アルビレックス新潟VS大宮アルディージャ

2005年05月28日 | アルビレックス新潟

「前半のセットプレー 船越のヘッド一閃 惜しかった」


今日の相手は、J1初昇格なれど調子の良い大宮をホームに迎えた。
今年の対戦成績は、1勝1敗だ。

結果は、1:1で勝ち点1を分け合った。
試合は、悪くは無いが、良いとは言えないというところか。
大宮にとって、アウェーでの勝ち点1は悪くないだろう。
これで、ナビスコカップ予選突破は赤信号がともった。

今日の先発は、喜多、直樹、あんにゃ、リマ、萩村、山口、オジ、ファビ、エジ、そして船越だ。
上野がサブにも入っていなかった。休養なのか、何かあるのか?
新人のDF藤井が浦和戦に続いてベンチ入りした。

さて試合開始。
開始早々に、大宮のバイタルエリアでダイレクトパスを立て続けに通して、サポーターを大いに沸かせた。
そして、魔の試合開始後の15分は、無事に通過した。

大宮は、堅い守備から前線の高いFWへ早めのロングボールを入れるか、サイドを破ってのクロス攻撃、そして高さを生かしたセットプレーが持ち味だ。
今日のアルビは、その辺を心得ていて容易にロングボールを入れさせなかったし、FWへの対応も無難にこなしていた。
目だったのは、船越とファビのがんばりだ。攻守にダイナミックな動きを披露していた。
大宮も、前回見たときとサッカーを変えていて、藤本がトップ下の位置に入って、精力的にボールを回していたのが目に付いた。

大宮に4-4のフラット且つコンパクトな守備体型を作られると、DFラインを突破するのが本当に難しい。
アルビのDFも応対も良かったから、お互い手詰まりと言ったところだった。
前半終了間際、大宮のボールが良く回り始めた。
甘いプレッシャーがさらに甘くなった感じがした矢先、相手FWのシュートが跳ねて藤本の前に転がった。
トラップした藤本は、ためらわずシュート。
それがゴールインして、先制を許した。
うーん、集中力欠如....
でも、藤本のシュートは上手かった。
右側に構えた野澤の位置を見透かしたように、ゴール左上にループシュートを放った。
私の席からは、ループシュートがアルビのDFを超えて、ゴール左上へきれいに吸い込まれて行くのがスローモーションのように見えた。
決して力まず、バランスの良いきれいなシュートは、敵ながら惚れ惚れするシュートだった。(どこかの代表も見習え!!)
ちなみに、私の隣席の人が試合前に「あの阿波踊り野郎のシュートは見たくない」と言っていたが、見事に阿波踊りを見る羽目になった。Hi

後半に入って、アルビも反撃を開始した。
ボールと人が良く動く。
同点ゴールは突然やってきた。
ペナルティアーク前の攻防で、ファビが放ったミドルシュートが相手GKの手をかすめてゴールへ突き刺さった。
そうなると、押せ押せだ。
相手が疲れても、こちらは疲れが少ない。ボールと人が動く。
何度もチャンスをメーク、ロスタイムまで攻め立てたが、結局ゴールが割れなかった。
うーん、勝てた試合だったのに。

今日の試合で、悪いことが一つ。
後半、船越が大宮ゴール前の攻防で倒れた。
自分で起き上がることもできずに、担架に乗ってピッチを後にした。
嫌な予感がした。
大分戦で、同じようなシーンを目にしている。
そして、予想は当たって、アキレス腱断裂とニュースで言っていた。
これで、今シーズンは絶望となった。
せっかく、あの体躯を生かしたサッカーがアルビにフィットしてきたのに。

良いことが二つ。
まずは幸治郎。
今日は、FW登録でウィングの位置に入ってプレーをしていた。
これがフィットしていた。
縦への強烈な突破力と、意外性のあるパス回しが決まっていた。
それにしても、自陣ペナルティエリア前から相手ペナルティエリア前まで、強引に突破してボールを運んでしまう馬力は脱帽だ。
次はリマ。
このところ、先発をして90分ピッチを動き回ることができるようになった。
スピードは無いが、守備は無難にこなしていたし、機を見たオーバーラップもあった。
核弾頭の右足は相変わらず相手の脅威となっていた。
今日も、FKやCKでチャンスをメークしていたが、見ごたえがあったのはサイドチェンジだ。正確で速いサイドチェンジをいとも簡単に放ってしまうのだ。
そしてこの二人、コンビネーションが良い。
右サイド活性化の新たな可能性を感じさせた。


「オジの限定タオルマフラーを買ってしまった!!」


船越の離脱は痛いが、それで次の選手が出てこないようではリーグ戦に生き残れない。
次のホームは浦和戦。
ここで良い結果をだして、リーグ戦へなだれ込みたいものだ。


「後半のセットプレー エジのヘッド一閃 本当に惜しかった」

最新の画像もっと見る

コメントを投稿