まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

つまんない試合

2006年10月28日 | アルビレックス新潟

試合終了間際、中原の豪快なヘッド。
残念ながら、GKにキャッチされてしまった。
今日は、この角度からペナルティエリアの攻防をかぶりつきで見ることができた。


アルビレックス新潟VSアビスパ福岡

新潟スタジアム(ビッグスワン)

結果:0:1


このところ、負けもしないけど勝ちきれない、そんな状態が続いている。
今日は、J1降格争いゾーンから抜け出そうともがいている福岡をホームに迎えた。

エジが怪我明けで控え、亜土夢はU-19の代表で不在。
矢野とJ1リーグ300試合出場を達成した岡山が2トップを組むオーダとなった。
結果は、0:1で完敗。

このゲーム、一言で言えば詰まんないゲームとなるだろうか。
福岡は降格争いから抜け出そうともがいている、従って選手のモチベーションは凄く高い。
福岡の戦術は徹底していた。
高めのラインを取って中盤をコンパクトに、そこでボールを奪ったらシンプルに前線に運ぶ。
そう、アルビの勝ちパターンであるカウンターをしっかりと狙ってきた。
しかも、試合開始早々は前線からしっかりとプレスをかけてきていた。

対するアルビは、パスは回すものの、パスカットを狙われてピンチを招いていた。
カウンター狙いの福岡に、逆にボールポゼッションを奪われていた。
何だが、動きにメリハリが無くて、サッカーをやる気があるのかと言いたかった。
それでも、試合開始早々は岡山が良いアクセントとなって攻撃はそれなりに活性化はしていたが。前半は得点の匂いがしないまま終わり。

後半に入っても、お互いのサッカーで攻防を繰り返すが、どうもメリハリが無い。
そして左サイドから早い攻めでボールを運ばれてシュートを打たれて、あっさりと失点した。
まだ、時間はたっぷりと残っているのも関わらず、攻撃は活性化しない。
結構あったCKも、GK前のスペースに入れる戦術を読まれていたようで、ことごとく相手GKに出られてチャンスとならない。
アルビは海本の負傷退場と言うアクシデントはあったが、エジ、中原と攻撃的な選手をつぎ込んで反撃にでた。
しかし、DFの数を多くして守る福岡を攻めきれない。
最後は、ツキもなかった。
どう見てもペナルティエリア内のハンドなのに、目の前でプレーを見ていた審判がハンドのジャッジをしない。
お決まりどおり試合終了間際は攻勢に出たが、正確なプレーとはならずに敗戦となった。

J1を降格するかどうかで瀬戸際のゲームを続けているチームと、7位以内と言う曖昧な目標を持ったチームの差がはっきりと出てしまったゲームだった。
しいて言えば、今日はファビと亜土夢が欲しかった。
矢野と組んだ岡山は良い動きはしていたが、相手のかく乱を考えると亜土夢の高質な動きが欲しい。
あと、リードされた後の攻撃に関しては、高速ドリブルで切り裂く選手を投入したかったところだ。

実は、今日観戦した席は、自分に割り当てられた席ではない。
同じくメインスタンドに席を持っている知り合いと話をしていた時、席をポジションチェンジしようと言う話が持ち上がって、交渉が成立した。
今日の席は、私の席より2列高くて、ホーム側ペナルティライン延長線上にあたる。
従って、ペナルティエリアの攻防がかぶりつきで観戦することができた。
惜しむらくは、、目の前で見た中原の豪快なヘッドがゴールインしなかったことだ。


以下は、ポジションチェンジした席から見た様子。


CKを蹴る前に集中する慎吾。



ボールを蹴るジェルソンGKコーチ。
シュートが本当に上手だ、だからGKが育つ。
この席からは、選手がボールを蹴る音が凄くリアルに聞こえた。



試合が終わって、目の前に来た選手達。
さすがに、今日のゴール裏はブーイングではあったが。


以下は、今日のビッグスワン。


ご存知、試合開始前にバックスタンドに広げられるビッグユニ。


今時期は、試合開始時には、ピッチが日向と日陰に分かれる。
カメラの露出に取ってはすごいつらい環境と言える。
自動露出だと、どちらかに引っ張られて駄目。
でも、マニュアル露出はゲームの動きが速いと調整しきれない。
まあ、腕が悪いと言うことではあるが........



今日の席からは、こんな風景を撮影することができた。
真っ青な秋空に、雲がアクセントを付けてくれて、印象的な風景となった。