まったり風景

アルビレックス新潟のゲーム画像と、散歩写真+戯言のブログです。

5年越し

2006年10月14日 | アルビレックス新潟

内田のバースデーシュート。



京都のFKに体を張った中野のDFが痛恨のオウンゴールに......



アルビレックス新潟VS京都パープルサンガ

新潟スタジアム(ビッグスワン)

結果:1:1


今日の試合は4連勝と、J2時代から京都に勝利が無いリベンジがかかっていた。
結果は、後半1点リードしたものの、ペナルティエリア前のFKからオウンゴールで追いつかれて、ドローに終わった。

個人的には、4連勝できなかったことよりも、京都に勝てなかったことが本当に悔しい。
思い返せばJ2時代の2001年11月3日、アルビは42,000人を超える観客が入ったビッグスワンで京都と対戦していた。
この試合は、J1昇格がかかった大一番の勝負。
リードを奪ったものの、試合終了間際に同点、そして延長戦に入って逆転シュートを食らって敗戦、J1昇格の夢は絶たれた。
このシーズンは京都に一勝もできず、J1で合間見えた今シーズンはアウェーで負けている。京都に勝った試合を見ていないのだ。

前節、エジが突然の交代でピッチを去り心配させたが、驚異的な回復で今日のピッチに元気な姿を見せていた。
右サイドに内田、左サイドにネコ、ボランチに勲が入った。
前半は、アルビの悪いサッカーを見てしまった。
相手はしっかりとしたDFラインを引いて、ボールをポゼッションすると手数をかけずに前線に長めのボールを入れて少ない人数で攻撃を組み立てる。
アルビは相手の整ったDFラインにたいして、最終ラインがどこへボールを入れて良いか戸惑った様子が何回も見られた。
前節までの、前線の流動的な動き、プレスは陰を潜めてしまった。
相手のサッカーに合わせる、悪い癖が出てしまった感じだ。
こんなときこそ、攻撃陣が動いてスペースを作って、そこへ2列目が入って行く流動的なサッカーが必要なのだが。
相手のペースの乗せられて、最後はボールポゼッションまで相手ペース。
それでも、イーブンで前半を折り返したのは幸運としか言い様が無い。
フラストレーションが溜まりに溜まった感じの45分だった。

後半に入って、行き成りゲームは動いた。
試合開始早々、相手ペナルティエリア左サイドで攻防、ぽっかり空いた右サイドにクロスが放たれて、そこへ右サイドバックに入っていた内田が侵入、渋いシュートで均衡を破った。
こうなると、京都も攻撃に人数をかけて来るので、高い位置でボールを奪えばカウンターからの追加点が奪えそうだった。
カウンターで好機は作ったものの、今日は何か動きに精彩を欠いているエジがビッグチャンスに追加ゴールを入れることができなかったのが痛い。
対する京都は、長めのボールと両サイドの突破から何回かチャンスを作っていた。
疲れの見えた内田を交代させたのが逆に引き金となって、右サイドをドリブル突破されてペナルティエリア前で痛恨のファウル。
至近距離のFKはグランダーでゴールへ蹴られたが、そのボールをアルビのDFが触って痛恨のオウンゴール。
今日も当たっていたさすがの北野も防ぐことができなかった。触らずに北野にキャッチさせた方が安全だったかもしれない。
残り15分を、お互い勝ち点3を狙って激しい攻防を繰り返す。
岡山がピッチに入ってJ1リーグ300試合出場を飾った。
攻撃にアクセントをつけてくれたものの、ついにゴールを割ることができず、1:1のドローで勝ち点1を分け合う結果となった。
リードを奪ったアルビは、しっかりと試合をコントロールすれば4連勝と京都からの久し振りの勝利を掴むことができたのだが、自らのふがいないサッカーで逃してしまった。
降格争いに巻き込まれている京都は、アウェーで負けなかったことと勝ち点1を持ち帰ることは、価値ある引き分けだろう。
何か、京都戦は相性が悪いとしか言い様がない。

オウンゴールを演出してしまったものの、本職の左サイドバックに入った中野は良かったと思う。
あと、右サイドに回った内田は実にそつの無いプレーで安定感を感じさせるし、右サイドに定着した松下は不振な中にも良い動きをしていた。
次節のアウェーで、アルビが自分達のサッカーをできるかが、7位以内を占うこととなる。

今日は、2つの慶事があった。
一つは岡山がJ1リーグ300試合出場を飾ったこと。
今ひとつは、内田の誕生日。しかも、バースデーゴールを叩き込んだ。
できれば勝ち点3で終わりたかったところではあるが.......




前半のピンチ。今日も北野が当たっていた。




松下のシュートは惜しかった。




後半のセットプレー。
矢野が触れず......




後半のビッグチャンス、エジのシュートはゴールインせず.....
ハードマークされたこともあるが、今日のエジは精彩を欠いていた。




内田のプレー。
派手さは無いが、本当にそつのないプレーを見せてくれる。



内田と三田の交代。
結果的に、この交代がオウンゴールの引き金に......




岡山が亜土夢と交代してピッチへ。
この瞬間J1リーグ300試合出場を達成!!



300試合出場で花束を貰った岡山。
顔がほころんでいたが、勝利で飾りたかっただろう。







今日はローソンサンクスデー。
MSNサンクスデーと並んで、勝利を呼ぶ男が登場。
しかし、本人がしゃべっている内容と、オーロラビジョンへ表示された内容が一字一句違わないことに驚いてしまう。