パスタソースに「ジェノベーゼ」というのがあります
パスタに絡めるだけでなく、白身魚のソテーやロースト肉に添えてもおいしいソース
コツさえつかめば簡単で、一度マスターしておくと、お料理の幅がグンと広がるもの
その緑でペースト状のイメージが、タケノコの木の芽(山椒の若芽)和えと重なりました
【タケノコの木の芽和え、フキ入り】
【採ってきたばかりのフキ】
そんなこんなで、わっさりあっったパセリで、創作料理の開始…
できたのは、今日のタイトルの写真
パセリの葉、アンチョビ(イワシのオイル漬け/オイルサーディン)とその漬け油、ニンニク、塩、こしょうをミキサーにかけ、タケノコと和えたもの
ちくわ入りデス(^^)
こんなにたくさんパセリが入っているのに、食べやすいんです!
パセリの苦みが和らいで、ホウレン草を食べたわけじゃないけど、元気いっぱい!ポパイになれそうでした
『サルサ ジェノベーゼ』
バジリコの葉、松の実、ニンニク、粉チーズ、オリーブオイルをミキサーにかけてペースト状にしたもの
北イタリアのジェノバ地方発生の料理
豚さんの軟骨『ミミンガ!』
コリコリしていて、ゼラチン質が多く、ねっとり感のある食べ物
女性やご高齢者の関節のためによい、コラーゲン(タンパク質)たっぷりの食材ですよね
それを、水煮したタケノコと一緒に炒め、塩コショウしただけのシンプル料理
私は好きなんですが、正直なところ、食感が気になる人もいて、
男性にはあまり受けませんでした^^;
今日はここまでデス m(__)m (^_-)-☆
タケノコを生のまま実食!
掘りたては、全くといっていいほどアクを感じませんね
ほのかに甘く、まるでヤングコーンのようで美味しい
いつもこの状態で食べれたらいいな~☆
【タケノコを煮ているところ】↓
浮かないよう、すり鉢で重しをしています
米糠と唐辛子入り
【冷ます】↓
先に茹でたものをそのまま冷まし、あくを抜いています
順繰りに、次々茹でています
明日は、これをどう料理しましょうか…(^^)
タケノコで蝉を作ってみましたV
なんて…、そうではなくて(#^.^#)
今日は、「竹の子のエグ味について!」です
掘りたて新鮮なタケノコ(小さいサイズ)は、柔らかくて旨みもたっぷりあり、
食味的には、実は茹でる必要のない時もあるんです我が家では時折、こうしてタケノコの刺身を食べています
では、なぜ茹でているのか…ですよね?
以下、有良 明美のウンチクをどうぞ…(^^)
タケノコをそのまま置いておくと、生きた酵素が活動します
そして、うま味成分が、ホモゲンチジン酸に変化→時間の経過とともにエグミが出て固くなる
なお、タケノコには青酸配糖体も含まれていて、これは体に悪いので
煮込んで、熱で安全にします
そういった理由から、昔から「湯をわかしてから掘れ」なんて極端なことが言い伝えられています
タケノコを一刻も早く茹でてあげることで、甘みが残り大変おいしく食べれるんですね
茹で方は、皮ごと、たっぷりのぬか水から1時間ど煮て、そのまま冷ますのが一般的
臭み消しに唐辛子を入れます
(糠が手に入らない場合は、米のとぎ汁も有効です)
皮ごと茹でるのは、繊維を軟化させる成分が皮に含まれているからといわれます
今回、私のした実験は、タケノコに豊富に含まれる旨み成分を水に流さず取り置いて、かつ、えぐみを取ること!
圧力釜で蒸し、アルカリ性のもので科学的に変化させるという方法
アルカリ性を示す昆布に漬けてみました
おいしかったですよ(^^)
先人の知恵の、「若竹汁」時期的にも科学的にも理にかなってますね~
明日もきっと、続「竹の子について…」 しばらく続きそうです♪