放っておいたつくね芋から蔓が出ていました
親イモにはしないとのことで、早速食材として使用
くろっぽいお好み焼きの出来上がり
いつもは、広島風のお好み焼きを好んで食べていますが、今日は関西風…
(いい加減なこと言うんじゃないよと、関西の方に怒られてしまいそうな気配)
ありあわせの食材ですので、許してくださいね!
卵の白身の底に見えるのが、ミキサーにかけたつくね芋です
切ったはしから酢水にさらしても、色が黒くなり、ミキサーにかけたら空気を含んで一気に茶色くなりました
これでも、少量のお酢を加えてるんですよ~有良 明美の芋ばなし
つくねイモは、別名ヤマトイモと呼ばれ、近畿・中国地方で多く栽培されています
山芋の仲間ですが、そのなかでも水分が少なく粘りが強いのが特徴
この度、ミキサーにかけた芋を少し食べてみたら、空気を含んで泡が消えるような口当たり
和菓子の淡雪寒のようでした
イモ類の中ではタンパク質が多く、しかもデンプンの分解酵素が豊富に含まれていて消化が良いです
昔から、病院食、強精食とされている理由です
昨日に引き続き、今日も「マテ貝」のお料理のお話を…
貝のバター焼きをする際、出てくるお汁もおいしくて栄養があるので、
私はワッサリとした色の濃い葉物をいれることがほとんどです
緑黄色野菜は、油分と一緒に摂取することで栄養の吸収率がUP
ちょっとしたひと手間が、お野菜を多めに召し上がる工夫
もちろん、万能ねぎを入れることもありますよ(^^)v
ここをcrick→3/17日記『貽貝(イガイ)とセリのインペパータ ディ コッツェ』
更にここをcrick→3/25日記『はなっこりーとマテ貝の酒蒸し、バター風味』
さて、イタリアでは二枚貝の料理をする際、
食中毒の予防(ノロ?:未解明の部分が多いウイルス)の為白ワインで貝を蒸しをします
ウイルスの数が増殖するほど、体に対する被害も大きくなるので、
私は基本的に、採ってきて砂出ししたものはすぐ酒蒸し(又はワイン蒸し)にして保存しています↓
【ラーメンにトッピング、ちゃんぽん風に…】
【マテ貝のぬた和え】有良 明美の余談
昨年、一時期に沢山の貝を食べた時、たまたまかもしれないけれど夫の血液の検査に悪影響が出まして
それ以来、蒸した後冷凍保存し、小出しにすることも習得しました(^^)v
お料理は、他に小さく刻んで混ぜご飯にしたり、飽きたころにかき揚げにしてみるのもGoodです
以下、マテ貝について「ぼうずコンニャクの魚貝類図鑑」より…
市場での評価/関東では希に入荷してくる。値段はやや高め。
主な産地/大分県、山口県
雑学/季語・歳時記では春。
選び方:生きているもの。殻が開いていないもの。身がやせていないもの。
味わい・栄養:旬/冬から春。 熱を通して、食感がよく甘みがる。 汁にしてもいいだしが出る。
調理法/焼く、ゆでる、煮つけ、佃煮、酢の物、ぬた
食べ方/いちばんうまい食べ方は焼くである。
殻つきのまま強火で焼いてしょうゆと酒を合わせたもの、生醤油、だし醤油をじゅっと振りかける。 焼き過ぎないのがうまい。
マテガイは直火で短時間焼く。殻が焦げるものの身は焦げない。焼き上がったら煮切りみりんと醤油を合わせたものをじゃっとかける。
いちばんオーソドックスな料理法はゆでる、かもしれない。古く千葉県内房などでは、マテガイを浜ゆでにして出荷していたという。
甘みが強く感じられて美味。ただし泥臭みのある場合、余計に強く感じてしまう。単に塩ゆでして食べてもうまい。ただゆですぎないこと。
煮つけ、佃煮にしてもいい。
みそ汁にしてもいいだしが出る。
また寿司ネタにするならゆでるだけでいい。
すばらしいレパートリーの多さですね(^^)是非お試しあれ
この食材と初めてであったのは、子供のころの貝堀りで…
そしてその次は、イタリア人料理教室のアシスタントをしていた二十歳過ぎ
料理教室で使っていたころは、大きさ、色があまりにも違っていたので、同じものだと気付いてなかったんですね~
写真は、ボンゴレ(あさり)のパスタを繊細にしたようなお味の料理で
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノベースに、プチトマトを加えた「マッキアート(染み)」スタイルといいます
他に、トマトの全く入らない「ビアンコ(白)」と「ロッソ(赤)」トマトソースベースがあり
刻んだイタリアンパセリを散らしていただきます
(写真は、わかりやすいようドカンとのせてます)
マテ貝の殻は薄くもろいので、お料理の際、そこに気を付けるといいんでよ(^_-)-☆
【マテ貝のブロードズッパ】
お味噌を入れない「澄ましスタイル」が好きです
肝臓に良さそう!
【夫「進」、マテ堀りに出動!】
【マテ貝が飛び出てきたところ】有良宅での会話・他
マテ貝は、細長く長さ15センチほどになる、薄茶色をしている貝
地域的に生鮮食品として流通しているようで、 東京では見かけたことがありませんでした
加工品も見たことがなく料理教室開催の時、特別に取り寄せた覚えがあります
その色は黒く、大きさも太く立派でした
内臓と皮のバランスから、夫は小さ目の方が旨いと言ってまして~♪
私は、殻が付け爪になりそうね~…と思いつつ食べました(^^)明日も、マテ貝のお料理ことについて触れていきますね
山菜の女王と呼ばれる「こしあぶら」
最近、タラの芽をしのぐ人気ぶり
それを、さっと塩ゆでしてきざみ、炊き立てご飯に混ぜました
【タラの芽の素揚げ】
「こしあぶら」は、そのまま生で少しかじってみると、
山菜の中ではやさしい味と香りで、食べていると心を穏やかにしてくれます
例えるなら、セリのような爽やかな味とアスパラガスのような食感…
卵とじにきざみ穴子とともに入れると、山椒のようなイメージで、香りを添えてくれます
(まるでうな重に、山椒の実を粉末が添えてあるよう)
【こしあぶらと刻み穴子のたまごとじ】
【山椒の若芽】
下の写真は、斜面のず~っと上の方まで紫の小花咲き誇り、風に揺れているところ
あまり上手く撮れてないけど、綺麗でした
植物っていいですね、心が洗われます