こんにちは アケミーナです。
ワイン講座の継続はしていたものの、ブログを書くのは、なんと8年ぶり!
一体どれだけ慌ただしかったのでしょう…。
それはさておき、
今回は、ドイツのミッテルライン地方のお勉強です。
栽培状況の厳しさから耕作放棄地が増えていましたが、
2002年にユネスコ世界遺産登録され、保全のための助成金がでるようになった生産地です。
そうして耕作放棄地に歯止めがかかりました。
産地の知名度が高くないこともあり、ドイツの2大生産地に比べると、多少お手頃な高品質ワインを造っています。
2大生産地の中間的な場所に位置する険しい立地状況です。
過去に、座礁事故のあまりにも多かった場所があり、そこでは美しい少女が船頭を惑わすのだとか。
ローレライの乙女の銅像、世界三大期待外れの名所らしいですよ。
ローレライの乙女の銅像、世界三大期待外れの名所らしいですよ。
普通の速度で聴けば、きっとゆったりとしたラインガウの河の流れを感じられるのでしょう。
古城を眺めつつライン河下り、してみたいですね。
さて産地特性として、60%くらいが甘口と中辛口。
ドイツのワインといえば、かなりすっぱい印象ですが、こちらの産地のものは比較的、酸が穏やかです。
嫌みのない軽い甘さが、大変飲みやすく、
白い小花、レモンのはちみつ漬け、青リンゴ、ミネラリーな印象。
記憶に残らなそうな、スムーズな飲み口が逆に残念なくらい美味しいです。
記憶に残らなそうな、スムーズな飲み口が逆に残念なくらい美味しいです。
こういうところが、「独特なクリーミーな風味」と例えられる理由なのでしょうね。
講座では、ジャガイモのスープとのペアリング。
和食とも合うそうです。
↓トップ画像左側、薄い色のワイン
わずかな塩っぽささえ感じます。
↓トップ画像右側、濃い色のワイン「ポステン」という畑から。
販売なし。後味に少し苦味があり、よりクリーミーな口当たり。
販売なし。後味に少し苦味があり、よりクリーミーな口当たり。
↓ゼクト(ドイツのスパークリングワイン)は、漫画神の雫25巻に登場しています。
ブリュットなので、こちらは辛口
ブリュットなので、こちらは辛口
#248白き泡が誘う夢は、秘めたる思いを弾けさせ
遠峰一青曰く
「このワインの向こうに、バッカスの祭壇が見える」と。
(ブドウ品種はちがえど)ドイツのこの地方のゼクトに、シャンパーニュに近い将来性を感じる、といった内容の章でした。
↓引用元
追記
※このワインを産出する村名称、バッハラッハは酒神バッカスからきています。
↓アルコールを摂る時は 飲んでますよ〜
肝臓を守りたくて。