新幹線は「世界四バカ」 根強かった不要論
乗りものニュース 9月24日(水)10時22分配信
新列車名の選考と長女
1992(平成4)年3月、それまで「ひかり」と「こだま」しかなかった東海道新幹線に新たな列車「のぞみ」が誕生します。この「のぞみ」という名前の決定に、阿川弘之が関係しているのです。
JR東海は東海道新幹線の最高速度を従来より一気に50km/hも引き上げる新列車を走らせるにあたって、有識者を集めて新しい列車名の選考を行います。
その選考で最後まで支持されていた新列車名案は、実は「きぼう」でした。しかしそのとき「『ひかり』と『こだま』は大和言葉なので、それに合わせるなら『きぼう』は『のぞみ』になりますね」と発言する出席者がいました。エッセイストの阿川佐和子、阿川弘之の長女です(「大和言葉」とは漢語や外来語に対する日本固有の言葉)。
彼女が「大和言葉」という観点からその発言をした裏には父、弘之の姿がありました。この選考に出席する際、彼女が父に相談したところ、「日本国鉄の列車の名前は歴代すべて大和言葉でつけられてきた」とアドバイスされていたのです。
東海道新幹線は2015年春、最高速度285km/hへさらにスピードアップされる予定です。また北陸新幹線や北海道新幹線、長崎新幹線の開業も控えているほか、アメリカやインドなどへの輸出など、「夢の超特急」の線路はまだまだ続いていきます。
※ジジイのたわごと
新幹線は、根強かった不要論もあったらしいが、私が現役時代は、よく利用したものだ。新幹線誕生前は、東京、大阪へは飛行機を利用してたが、乗りたい飛行機に乗れないことも多く、緊急の出張では、不便を感じていた。
新幹線が開通後は、東京・大阪間は新幹線を利用し、飛行機の利用が激減したものだ。その後、山陽新幹線が開通してからは、博多・大阪間は、全て新幹線利用となった。
開通後の新幹線は、便利さと速さで、飛行機より便利さが上回ってたと思う。その新幹線が、最初は、新幹線不要論まであったとは、信じられない思いだ。
※本日最後のブログです
私の車は、私のカミサン専用車となりました。
飛行機の乗るのが好きだったのですが、
電車での移動時間が3時間以内はすべて新幹線・電車でした。
その新幹線に不用論が有ったとは知りませんでした。
最近は何故か車ばかり、電車も飛行機も滅多に利用しません。