説教要旨とみことば

いのちの冠福岡教会の礼拝説教の要旨と聖書のことばです。

2016年10月30日 説教要旨 

2016-11-24 23:05:41 | 説教要旨
2016年10月30日 説教要旨 
ローマ人への手紙8章28~32節

聖書はすべて神のことばであり、どの個所も重要ですが、特にこの8章28節はクリスチャンにとって大きな恵みのみことばです。「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」つまりクリスチャンにはマイナスが無い、すべてが益になると書いてあるからです。これは素晴らしい約束です。この恵みはすべてのクリスチャンに与えられている恵みですが、すべてが益となるというポイントがあることがわかります。それは「神を愛する人々」とありますから、神を愛している必要があります。神を愛するという時、それは神に従うということが内包されていることを覚えておかなければなりません。エペソ人への手紙5章22~33節では夫と妻、教会とキリストとの関係について述べられていますが、妻は夫に従いなさいとあり、それはキリストの花嫁である教会と神との関係と重ねて書かれています。より弱い者が現わす愛は、「従う」ということであり、それはキリストと教会に通じる奥義でもあります。私たちが神に聞き従うとき、神のご計画を選び、その中を歩んで行く時に、どんなことも神はすべてを益にしてくださり、祝福して下さるのです。
 また、ヘブル人への手紙12章には神は私たちを子として扱っておられ、愛する者にはムチを与えることも書かれています。神は私たちを救うだけでなく、成長へと導いていかれる方です。試練や問題を神が許される時に神は意図をもって許しておられ、私たちの益のために許しておられるのです。ですから、テサロニケ人への手紙第一、5章16~18にあるように、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことを感謝するのは非常に重要です。これは信仰によってなすことであり、私たちの肉からは自然には出てきません。ですから意識的に行っていく必要があります。心は落ち込んでいても、喜び、感謝するのです。最初は心が伴いませんが、信仰で行っていく時に、心も変えられ、実際に問題も益に変えられ解決されるのを見ます。神の言葉に従いましょう。すべてを働かせて神は益にしていかれます。