思い立ったその時に…

とあるマンションから綴っています。~ desde 2006 , en Fukuoka ~

2014年もおしまい

2014年12月31日 | ★日記


早いもので今年も大晦日を迎えました。大晦日を海外で迎えるのは人生初です。
年末のここ数日は、天気に恵まれることが多く、過ごしやすいマドリードです。
今頃の福岡の天気とは全然異なります。

そうです。今年一番のニュースと言えば、スペイン・マドリードでの生活が始まったこと。
4月からこちらにお世話になっていますが、お陰様で家族無事に年末を迎えられました。
家族に感謝。そして、温かく接してくださるマドリード在住の皆様に感謝です。

毎日がハードでありますが、
新たな環境で生活や仕事ができること、スペインの人々に関わることができること、
スペインの歴史や文化に触れることができること、スペインを通して日本が眺められること…、
一つ一つのことが新鮮であり、財産ですね。

そういう意味で、2014年は印象深く忘れられない1年となりました。

コンスエグラ1日旅行

2014年12月30日 | ★日記
トレド1日旅行から1日置いて、再びカスティージャ・ラ・マンチャ州はコンスエグラへ!

コンスエグラといえば風車がある町として有名ですし、
実は、サフランの産地(10月末にはサフラン祭りあり)としても有名みたいです。

コンスエグラへはマドリードから車で2時間と少し。トレドからは、更に南にある小さな町です。

車は町の中心部にほど近い観光案内所横にある無料の駐車場を利用。
その観光案内所でパンフレットをいただき、歩いて風車を目指しました。
風車がある丘までは、20分程です。
商店街、広場、教会、階段などを抜けると、風車群が見えてきます。

 
 

ここは、実に素晴らしい場所、眺めです。
広々とした大地、青空、こぢんまりとした風車、見下ろす町並み…。古城もあります。

どの角度から見ても風車が美しく見えます。風車が青空や大地に映えます。
また、古城も見応えがあります。

日本でもなかなかお目に掛かれない景色が堪能できると思います。オススメです!

トレド旅行のおまけ

2014年12月29日 | ★日記
 

ドン・キホーテゆかりの町ということで、
市内バスの車体やバス停には、ドン・キホーテに登場する人物が描かれています。
この町の“ゆるキャラ”ではないでしょうが、どこか可愛いものです。

また、トレド市内で見掛けたパトカー。マドリードとはカラーが違っていました。
カスティージャ・ラ・マンチャ州カラーでしょうか…?

こうなってくると、

「ドン・キホーテ」を読まねば…。スペインパトカー巡りをせねば…。

少しずつスペインについての知識を広げていかないと勿体ないです。

トレド1日旅行

2014年12月28日 | ★日記
マドリード州を抜けて南側に隣接するカスティージャ・ラ・マンチャ州の州都トレドへ行って来ました。
マドリードから車で1時間半あれば十分だったでしょうか。
高速道路が網の目のように繋がり、ルートを乗り換えながらの1時間半。

いやあ、スペインは高速道路が発達していますし、便利です。
道路幅も広いように感じますし、運転していても楽に感じます。

最高速度は時速120㎞制限ですが、
ほとんどのドライバーは走行車線と追い越し車線のマナーを守り、流れがスムースです。

さて、トレドですが、タホ川に囲まれた旧市街地全体が世界遺産です。

★西ゴート王国の首都、
★イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の影響を色濃く残す町、
★ルネサンス期のスペインを代表する画家エル・グレコ(ギリシャ人)、
★ドン・キホーテの舞台、

この町について挙げれば数多くの有名なものが出てきます。

 

↑左:旧市街地入口に立っていたクリスマスツリーがお出迎え。
 右:大聖堂カテドラル。ステンドグラス、彫刻された壁など、見応えがあります。

 

↑左:旧市街地は入り組んだ路地が迷路のようで、雰囲気があります。
 右:タホ川の対岸から撮った旧市街地の夜景。

1日では回れないくらい見所が数多くある町でした。
機会があれば、晴れた日にもう一度訪れたいところです。

年の瀬

2014年12月27日 | ★日記


時期的にはそうですけれど、スペインでは日本のような慌ただしさはありません。
スーパーで正月用品を買い出したり大掃除をしたりするような光景は見掛けません。
帰省ラッシュというのも…。

ガソリンスタンドも空いていました。

クリスマス休暇というのはあるようですが、年末年始の休暇は聞かないですね。

普段と同じように、世の中が動いています。

だから、今年が終わると言われても、ここにいるとピンと来ません。

エル・エスコリアル

2014年12月26日 | ★日記
 

マドリードから車で1時間。世界遺産の修道院があることで有名な町です。
ちょっとしたドライブを兼ねて、その修道院を見てきました。

エル・エスコリアルは、山地の中腹にある小さな町ですが、
その町の中で、一際存在感を示しているのが修道院。

修道院とはいっても、内部は、資料館、美術館、教会、図書館などがあり、
私がイメージしていた修道院とは違っていました。

特に興味を惹いたのは資料館。
この建物の構造、建て増しをされて大きくなっていく様子、建設に使用された道具などが
図面や模型等とともに展示されています。

この建物が完成したのは1584年と言われているそうですから、
当時の技術力の高さやこの建物の耐久性には驚くばかりです。

クリスマスミサ

2014年12月25日 | ★日記


こちらのクリスマスの雰囲気を味わいたくて、近くの教会のミサに行ってみました。
内心、恐る恐るでしたけれど…。
キリスト教信者ではない我が家が教会に入ることで何か問題が起こるのではないかと…。

教会内は人でぎっしり。
神父さんの言葉があったり信者一斉のお祈りがあったり、また、賛美歌が流れてきたりと、
全てが新鮮で、興味深く感じられました。
また、夫婦や家族でミサに来ている人が多く、改めて、信仰の深さや広がりを感じました。

日本でいうところの、正月元日に、寺参りに行って、
お堂の中で静かに手を合わせたり住職の説法を聞いたりする雰囲気とどことなく似ている気もしました。

クリスマスツリー

2014年12月24日 | ★日記
 

我が家から比較的近くの町にあるクリスマスツリーを見て来ました。
クリスマスツリーといえば、皆さん思い思いに記念写真を撮られているイメージがありますが、
こちらではそんなに人がいるわけではなく、静かな静かなツリー、クリスマスです。

クリスマスは静かに過ごす…、キリスト教の本当の過ごし方でしょうか。

クリスマス菓子

2014年12月23日 | ★日記
 

クリスマスが近づくと、スペインならではのお菓子を見掛けます。
日本ではほとんど見掛けないものですし、味や触感も日本のお菓子とは違います。

どちらかと言えば、砂糖を固めた感じのお菓子が多い…、言ったらよいでしょうか。
食べ易い大きさにナイフで切ろうとしても崩れます。フォークで刺して食べようと思っても崩れます。
歯で噛んだ瞬間に崩れます。しかも、甘いです。
しかし、その甘さや触感がコーヒーに合うんです。想像以上に口の中に進んで入ります。

左側の写真は、スペイン南部セビージャの手作りお菓子。美味しいです!
右側の写真は、アーモンドのTURRОN(トゥローン)と呼ばれるものです。

クリスマスにミニチュア

2014年12月07日 | ★日記
こちらのデパートもクリスマス商戦!?真っ只中!
日本ほどバーゲン!超特価!派手に!お祭りだ!ではありません…。
クリスマスとはいっても、宗教上の大きなイベントですが、落ち着いた感じはします。
でも、日本とは違うもの、スペイン独自のものがあります。

中でも目を惹いたものはミニチュアセット!

 

造りは決して精巧とはいえませんが、風情があり、温かい感じがします。
人形が動いたり明かりが点いたり、回転したりします。冬のスペイン、ヨーロッパの光景でしょうか。
リビングに飾ってクリスマスらしさを演出するのでしょうね。