思い立ったその時に…

とあるマンションから綴っています。~ desde 2006 , en Fukuoka ~

マドリードへ

2014年08月31日 | ◇14 オーストリアの旅
数回に分けて綴ってきたオーストリアへの家族旅行。7泊8日かけました。
マドリード→ウイーン→ザルツブルク・ハルシュタット→ウイーン→マドリードという行程でした。

マドリードから向かった海外旅行。
どうなるか不安でしたが、言葉は英語が十分に使えます。食事も日本人に合うのではないでしょうか。
物価は日本と同じくらいですし、夏は過ごしやすい気候です。
オーストリアはスペインと同じヨーロッパという括りですが、スペインとは人の雰囲気、街の様子、気候などなど、全く異なる国でした。
そういうところが面白いですよね。
機会があれば(あるかな~)、もう一度、行ってみたい国です。

 

旅行先で何度も食べた「マンナー」。シンプルなウエハースですが、美味しいです。
おやつとして、そして、お土産としても買ってきました。
堪能したとまでは行きませんが、ビールも楽しみました。こちらも美味いですよ。
スペインのビールはすっきりと軽い感じですが、オーストリアのビールはコクがあります。
個人的には、オーストリアのビールが好みかな。

 

マドリードに戻ってきたということは、こちらでの普段の生活が待っています。
また家族旅行が出来るように、仕事を頑張らないと…。

ザルツブルク観光 その②

2014年08月30日 | ◇14 オーストリアの旅
ザルツブルクの旧市街と新市街の境界はザルツァッハ川。
川を渡れば、狭い道路、商店街、路地、寺院など、様々なものが所狭しとあり、たいへん賑わった街へと変わります。

中でも印象的だったのが、岩を切り崩し、その岩ぎりぎりまで建物が建っていること、
また、岩を建物や駐車場として利用していることでした。

 
 

そんな街の様子を興味深く眺めながら、訪れたのは“モーツアルトの生家”。
このオーストリアに来て、モーツアルト関連の建物や像を幾つも見ていると、正直、頭の中が混乱してきます。
一つの場所にまとめて欲しい!という願いが沸いてきます。

幾つかの寺院にも行ってみました。画像は“大聖堂”。
建物自体も大きいですが、中に入ると広さや高さに圧倒されます。
大聖堂以外にも、幾つか教会があり、違いを感じることも出来ます。

 

そして、最後は、ザルツブルクの山にそびえ立つお城へ。
正しくは、“ホーエンザルツブルク城塞”。麓からはケーブルカーに乗って向かいました。
この城塞、ザルツブルクの何処からでも目に入り、この町のシンボル的なものでしょうね。
もちろん、この城から眺めは素晴らしいです。市街地が見えたり険しい山々が見えたり…。

 

本当に駆け足で回ったザルツブルク。
最後には夕立に遭い、駆け足を更にスピードアップさせてホテルへと帰り着きました。
ザルツブルク音楽祭期間中で、もう少し、手軽に音楽が聴けるかと期待していましたが、
こちらが思い描くような生演奏の音楽に触れることが出来なかったのが残念でした。

でも、それを抜きにして、宮殿、寺院、城塞、商店街など見所が多い街でした。
ウイーンとは雰囲気が異なる街でしたよ。

ザルツブルク観光 その①

2014年08月29日 | ◇14 オーストリアの旅
ザルツブルクはウイーン以上に小さな町ですので、1日で回りました。
まずは、ザルツブルク駅から市中心部に移動。

 

移動はバスですが、何とトローリーバス!見るのも乗るのも初体験!
市内の主要道路には架線が張り巡らされています。この時代、珍しいですよね。

 

まずは、新市街から。代表的なところはミラベル宮殿。
ちょうど音楽祭期間中だったこともあり、庭園では、ブラスバンドやハープ奏者が演奏を披露していました。

 

また、モーツアルトの住居にも行ってみました。
幸い、日本語音声ガイドを借りることができましたので、
何となくですが、モーツアルトがザルツブルクで生まれ育ち、幼少時代の家庭環境や音楽活動が分かりました。

新市街は、ざっとこんな感じです。最後に名指揮者カラヤンが生まれた生家を発見。
家の庭にはひっそりと銅像も建っていました。

ザルツブルクは偉大な音楽家を輩出した町なのですね。

ハルシュタット

2014年08月28日 | ◇14 オーストリアの旅
ウイーンはどちらかといえば街中散策が中心でしたので、次は自然を求めて。
ザルツブルクからバスと鉄道を乗り継ぎ、向かうはハルシュタット。

 

まずはザルツブルク駅前からバスに揺られること2時間弱。終点はバート・イシュル駅。
途中、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台ともなった山々や湖を見ながら、バスは疾走します。
バスに乗っているだけで、十分な観光になります。もう、自然が壮大です!

 

バート・イシュル駅からはOBBに乗り換えて、目的地ハルシュタットの最寄り駅ハルシュタット駅へ。
乗車時間30分弱。この列車の沿線も素晴らしい。
川や湖、険しい山々が見え、その大自然の中で生活をされる人々の集落が所々在ります。
列車に乗っているだけで、心が癒されます…。まさに「世界の車窓から」の気分です?!

そして、クライマックスはハルシュタット駅に降り立っても、そこはハルシュタットの町ではないということ!
駅は湖岸にあり、湖の対岸にハルシュタットの町はあります。
交通手段は船。渡し船に乗って、ハルシュタットの町に到着!

長い長い道のりでしたが、険しい山々に囲まれた湖の一画に栄えているハルシュタット。
今はリゾート地、観光地として有名ですが、昔は、岩塩で栄えた町のようです。
現在でもその塩抗は稼働中だとか…。
そんなハルシュタットの町を紹介すると、下の画像のような町並です。こじんまりとして素敵な街でした。

 



一路、ザルツブルクへ

2014年08月27日 | ◇14 オーストリアの旅
ウイーンから次の目的地、ザルツブルクへ!こちらの人は「サウツブルク」って発音してました…。
移動はオーストリア国鉄、通称“OBB”で。つい、QBBって読んでしまいますが。

 

出発駅はウイーン西駅。オーストリアの西部に向かうにはここからのようで、
国際列車のICE(ドイツ国鉄DB)、ザルツブルクまでの特急列車RAIL‐JETなども見られます。
「ICEに乗る!」というのが私の夢の一つですが、今回は別の列車を利用しました。

 
 

ウイーンからザルツブルクへは3時間ほど。予約なしでも当日券でOK。
運よくコンパートメントの座席が一室空いてましたので、家族で利用させて頂きました。
日本で寝台列車に乗ったことはありませんが、何だかそのような感じです。
替わりゆく車窓の景色を楽しみながら、のんびりと移動が出来ました。

 

そして、ザルツブルクへ到着。
ウイーンとは違い、のどかで寒い…、というのが列車から降り立った時の感想です。

ウイーン観光⑧ウイーンあれこれ

2014年08月26日 | ◇14 オーストリアの旅
初めての土地に行くと、ついついその国オリジナルを見たくなります。
日本やスペインでは見かけることのないものを集めてみました。

 

歩道の信号機眺めはオススメです。オーストリアの“人”は結構スリムです。
人の下には自転車マーク。ウイーンは平坦な土地なのでしょうか。歩道の横に自転車レーンが設けられています。
レーンが確保してある分、自転車の速度も速く、注意は必要です。
観光客が多いので、自転車を利用する地元の人は運転も大変でしょうね。

 

次はゴミ箱。公共施設内にあるごみ箱は4種類の分別タイプ。歩道にあるのはただの箱タイプ。
ウイーンではゴミ箱をよく見かけましたし、箱からゴミがあふれ出ている光景はあまり見かけませんでした。
ウイーンは街がきれいなんですよね。マドリードも見習おう!

 

次は、歩道にある音声信号と公衆電話。
歩道の信号が青になると、「カチカチ…」と音が鳴って知らせてくれます。
公衆電話は可愛らしいデザインでした。所要でマドリードまで電話を掛けましたが、1ユーロで十分話せました。

 

最後は、パトカー。
パトカーのカラーは国によって違いますが、オーストリアのパトカーは、銀のボディーに紺と赤のライン。
画像のように、VWのトゥーランがパトカーによく使われていました。
記念に、パトカーのモデルカーを買いました。

ウイーン観光⑦路面電車と地下鉄

2014年08月25日 | ◇14 オーストリアの旅
ウイーン市内の移動手段は、今回は主に路面電車と地下鉄で…。3日間フリーパスを買って、精力的に動き回りました。
コンパクトな街ウイーン(そのように感じました)ですので、
路面電車とバスがあれば短時間で何処にでも移動できる感じがして、便利です。

 
 

ただし、日本との違いがありました?!改札が無い!のです。
どこの駅も自由にホームまで入ることができて、誰にも乗車券を見せることなく乗降できるのです…。
フリーパスを初めて使うときに、無人改札の入鋏機に日付を印字した時ぐらいが、唯一の改札?
皆さん、乗車券を買っている様子でもなく、目的地の駅や停留所に着いたら、近くのドアから降りて去っていきます。
路面電車も運賃箱のようなものは無かったです…。

一体、どうなっているのでしょう~。

ウイーン観光⑥食べ物

2014年08月24日 | ◇14 オーストリアの旅
旅行の楽しみの一つは何といっても食べ物。私なら、加えてビール!
ウイーンにもこの地ならではの食べ物があります。もちろん、ビールも。
財布と相談しながら?!、ウイーンのカフェレストランでプチ贅沢をしてきました。
味付けも日本人に合っているものが多いように感じました。

 
 

代表的な食べ物は、ウイーナーシュニッツェル。豚肉を薄く叩いてあげたカツレツです。
私が食べたお店では、酸っぱく味付けられたポテトと一緒に出てきました。
初めて見たときは、「大きい!食べられるかな…」、店員さんも、「It's big!」なんて…。
でも、大丈夫!あっさりとしていて、口に入ります。ポテトとの相性もばっちりです。

写真にはありませんが、肉団子のコンソメスープなんかも食べました。
折角なので、デザートのケーキも遠慮なく食べました。
ザッハートルテをはじめ、チョコや生クリーム、果物を使ったケーキがたくさんありますからね…。

また、ウイーンには所々にスーパーマーケットがあります。
そこでは、惣菜を売っていたり好きなハムをサンドにしてくれたりします。
パンも種類が豊富で、値段もリーズナブルです。
我が家も、水、パン、ジュース、菓子、ビール等を買うために、毎日利用し、大助かりでした。

カフェとスーパーマーケットを上手に利用すれば、ウイーンでの食事も楽しいものになると思います。

ウイーン観光⑤音楽家ゆかりの地巡り

2014年08月23日 | ◇14 オーストリアの旅
音楽の都とも称されるウイーンだそうで、過去に、名立たる音楽家がこの地で活躍されたそうです。
市内のあちらこちらにはゆかりの場所、品々が、今なお、数多く残されています。
好きな人にとってはたまらない街でしょうね。
全てを見て回ろうと思ったら時間が足りませんが、精力的に動いて見て回りました。
音楽家や作品についての予備知識があれば、それぞれの地の見学が感慨深いものになると思います。

 
 
◆上段左:ブルク公園にあるモーツァルト像。 ◆上段右:ハイリンゲンシュタット地区にあるベートーベンの家。
◆下段左:中央墓地(左からベートーベン・モーツアルト・シューベルト)。 ◆下段右:パスクァラティハウス(ベートーベンの住み家)。

ウイーン観光④シェーンブルン宮殿

2014年08月22日 | ◇14 オーストリアの旅
ウイーンの観光地では、おそらくここがいちばん人が訪れるところ。
とにかく人が多いです。とにかく宮殿の敷地が広いです。
朝早くから集まること、宮殿のどの部分を見るかを予め計画を練っておくことをお勧めします。
 
 
入場チケットだけでも5種類? 自動券売機で買えるものもあれば窓口でしか買えないものもあります。
買うだけで1時間以上かかり、しかも、人が多いので、入場時間も指定されます!?

宮殿は建物内部以外にも見所が沢山あり、全て見ようを思ったら1日は必要です。
タテにもヨコにも広く、小高い丘まであります。それくらい広いです。
写真画像で伝わりますか?

いちばんの見どころは、小高い丘の上から見た宮殿の全体の眺めだと思うのですが、
その小高い丘まで行くのが、歩いて20~30分だとか。

ちなみに、私は、建物の内部はほぼ全てを見ました。庭園、丘、動物園は断念しました…。
観光を終えて、何だか忘れ物をした気分になりました。