フォード、日本から撤退

今週のいちばん残念なニュースといえばこれでしょうか…。



小型車のフィエスタ、そして、昨年、フェイスリフトを受けたばかりのフォーカスあたりは、なかなか評判がよく、
フォードジャパンも前向きなコメントをリリースしていたような気がしましたが…。
本家アメリカの本社から“撤退”と発表されれば、仕方ない…。企業の判断ですから…。

ちなみに、個人的には、フォードの車は好きなんです。
ただ、フォードといえば“アメ車”のイメージをもつ方が大半でしょうか。車体が大きく、ガソリンをよく食う…。

でも、そのフォードにはもう一つの側面があり、それが欧州フォード。
フィエスタ、フォーカス、モンデオ、ＫＵＧＡ、Ｃ-ＭＡＸなどなど、なかなかの展開をしています。

１つのブランドでありながら、２つの顔…。そこをうまくフォードジャパンが突き詰められればよかったのですが。
そこには、日本という国が、アメリカ色が強いところですからね。難しかっただろうな…。

一方で、ここスペインでは、欧州フォードが認知され、結構なシェアがあります。
実は、私もこちらで一時期フィエスタに乗っていました。キビキビと、そして、意外に質感が高い車でした。
また、マンションの駐車場には、ピカピカのＳ-ＭＡＸがあり、いつも見ては感激しています。



日本に帰国したときには、愛車候補の一つにフォーカスも密かに挙げていましたが、残念ですね。

恒例の１ユーロ市！？

　

日頃からお世話になっているスーパーマーケットは、年に何度か「１ユーロ市」を開催。
食料品、雑貨などがその対象で、お菓子、ハム、ビールなどが安く手に入り、結構、助かります。

写真は、魚介類のオリーブオイル漬けコーナー。
小さなパックで売られていて、ちょっとしたおつまみになります。

もともとスペインは、大西洋や地中海などの海に囲まれ、魚は豊富にある所です。
刺身や煮つけとしてではなく、焼いたりオリーブオイルに漬けたりして食べることが多いようです。

たっぷりのオリーブオイルに漬けられた小イワシに少しビネガーをかけて食べる…。美味しいですよ。

寒い季節

　

日本は数十年ぶりの寒波が来ているそうですが、大丈夫でしょうか。福岡も冷え込んでいるようです。

昨日、今日のマドリードは晴れ間がのぞき、暖かい週末でした。風は冷たいですが…。
スーパーではご覧のようにみかん最盛期。スペインらしい光景です。売場はみかんの香りが漂っていました。

こちらのみかんは種類が豊富で、値段も安いので、みかんで楽しむことができます。
味、甘さは、どちらかというとすっきりしていて、食べやすいと思います。
その味に慣れてきたこともあって、本当に美味しいですよ。

今夜の食後も、みかんをいただきます。

通りすがりに…

　

面白いものを発見しました。

まずは、お弁当屋さん？
幕の内弁当のように見えて、ご飯の代わりに寿司、おかずは、炒め物か焼きそば…。
日本人から見れば「？！」と思えなくはないですが、お弁当を思い出します…。懐かしいです。

次は、大きな肉の塊！バル（ＢＡＲ）にあるショーケースで見掛けました
スペインで肉といえば豚肉。薄くスライスして、焼いて食べたりパンにはさんで食べたりします。
通りすがりの人に見えるように、食材を見せるというのは不思議な感じもします。ショーケースというよりも冷蔵庫ですね。
日本なら、料理サンプルやメニュー写真が飾ってあるかな…。

ベルリン、完成！

　

先日お伝えしたレゴブロックで作るベルリン。子どもにも手伝ってもらい、完成しました！

実際に訪れたことがある街並みを再現していく作業は実に楽しいですね。

一つ一つの建物での記憶がよみがえってきました。

連邦議会に戦勝記念塔、ポツダム広場にタワー、そして、ブランデンブルク門…。ベルリンの壁もありますよ…。

久々に興奮しました！

Ｍａｎｇａ コーナー

　

マドリードでお世話になっている本屋さん。その一角に、マンガコーナーがあります。

こちらでも、『ドラゴンボール』、『イナズマイレブン』、『ナルト』、『名探偵コナン』などが売られています。
勿論、すべてスペイン語表記です。
一昨年よりも売場が広くなっていたので、それだけスペインの皆さんにも広まってきたのでしょうか。
マドリードでもマンガフェスタのようなものが催されているようですしね。

一方で、日本の書籍を扱っている書店がマドリードには見当たりません。
日本語の活字が読みたい！と思うこの頃です…。

いいもの発見！

レゴブロック「アーキテクチャー」シリーズから出ていたベルリンを購入。

昨年夏に行ったベルリンがレゴで再現！

これは買わずにはいられません。

早速、子どもと一緒に組み立てました。

完成した様子は、後日、Ｕｐします！

アルカラ・デ・エナーレス その②

この町の紹介、第２弾。

　

左の写真、奥にあるのがマヒストラル大聖堂。
地図には載っていますが、ガイドブックには見どころとして紹介されてない教会です。
この教会も清楚な感じで素敵ですが、オススメは塔。有料ですが、のぼることができます。
そして、塔の上部から眺めた景色が右の写真。アルカラ・デ・エナーレスの町が一望でき、感激ものです。

　

この町を訪れたのは、実は、１月５日。丁度、レイジェス（東方からの三賢者）のパレードが行われる日。
折角なので、夜に行われたパレードの様子を見て来ました。

ダンス教室の皆さんやスペイン軍？！の皆さんによるのパレード。そして、主役の三賢者のパレード…。
パレードの華やかさは日本のパレードとは異なり、“上手い”というよりは“楽しむ”が前面出ていて、そのあたりがスペインのよさではないでしょうか。

大勢のスペインの皆さんに交じり、スペインを代表するイベントを堪能することができました。

これでアルカラ・デ・エナーレスの紹介はおしまい…。

アルカラ・デ・エナーレス その①

スペイン・マドリードからの近場にたいへん素晴らしい所がありました！

セゴビア、トレド、エル・エスコリアル、アランフェスなど、
これまでも世界遺産がある近場の町に出向いてきましたが、アルカラ・デ・エナーレスもその一つ。

マドリードから東へ車で４０分ほど。大学や作家セルバンテスの出身地として有名な町です。

　

まず、左が、町（旧市街）の中心にあるセルバンテス広場。
セルバンテスの像が建ち、花々が植えられ、たいへん綺麗な広場です。歴史ある舞台も復元されています。
右は、セルバンテス広場の横に建つ市庁舎です。

　

次に、左が、サン・イルデフォンソ学院。ここはオススメです！
正面の外観、中庭の回廊、聖堂、大講堂など、私の記憶に残していきたい場所でした。
残念ながら、撮影禁止の場所が多く、このブログでは紹介できません…。
伝統のある建物ですが、清楚で品がある大学です。

右は、旧市街の大通りになるマヨール通り沿いにある作家セルバンテスの生家と代表作『ドン・キホーテ』の像です。
スペインに来てこれまで『ドン・キホーテ』に関わる場所や書物などに少し触れて来ましたが、
ここは外せないところです。

つづく。

ロスコン（Roscon de Reyes Magos）

先日、ようやくクリスマスが終わりました。こちらでは１月６日までです。
その日に食べるのがロスコン。写真のようなケーキです。



パサパサしたパン生地の中に生クリームがサンドされ、表面には砂糖菓子のようなものが飾られています。

そして、ケーキの中には人形とそら豆が潜み、

人形が当たった人は、その日は王様ということで、ケーキ付属の王冠（！？）を被り、
そら豆が当たった人は、ケーキ代を支払う（！？）という、

楽しみながら食べるケーキです。

これでスペインのクリスマスが終わりです…。