思い立ったその時に…

とあるマンションから綴っています。~ desde 2006 , en Fukuoka ~

アンダルシアへの旅行、おしまい

2016年08月11日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
 

7日間掛けて巡ったアンダルシア地方への旅行も無事に終わり…、といきたいところですが、

最終日、車のトランクに荷物を載せようと踏ん張った瞬間…、

ゴキッ、ゴキッ、ゴキッ、ゴキッ!

腰骨が音を立て、ぎっくり腰に!

今回の旅行最大の思い出となりました。

もちろん車の運転もままならず、ある程度、妻に運転を任せながら無事にマドリードに辿り着いた!というわけです。

上の写真は、アンダルシア地方に広がるオリーブ畑を抜ける高速道路と、途中立ち寄った、オリーブ産地ハエンの古城からの眺めです。


幸い、天候に恵まれ、家族で旅行できたこと、マドリードとは異なる歴史、情緒が溢れるアンダルシアへ行けたことに感謝です。

グラナダ街歩き③

2016年08月10日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
グラナダの様子をさらに…。

 

アンダルシア地方は年中を通して暖かく、日差しが強いので、市内中心部の通りの上には、日よけが張られています。
また、狭い道が多いので、市内を巡る観光バスは写真のようにかわいい感じ。

 

そして、このグラナダにも、サッカー・リーガエスパニョーラ1部に属するグラナダCFがあります。ホームスタジアム“ヌエボ・ロス・カルメネス”です。
市内のスーパーでは、サッカースペイン代表の選手が描かれたポテトチップスを発見しました。

グラナダ街歩き② アルハンブラ宮殿

2016年08月09日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
今回の家族旅行のメインといってもよいアルハンブラ宮殿。
さすがに人気は高く、訪ねた当日も人で溢れていました。

宮殿内は様々な施設に分かれており、予め、専用サイトを通じてナスル朝宮殿の見学(時間指定あり)を含む事前予約を行い、チケットの入手を済ませてから宮殿各所への入場が可能となります。
また、チケットの入手は、当日に、正門にあるチケット売場でできますが、混雑や手間を省くために、グラナダ市内にあるlacaixa銀行のATMからも可能です。(←オススメ)

もちろん、この宮殿が建てられた当時の歴史、背景や、その後の変遷、また、建築様式、装飾様式などを確かめると、さらに興味深く見学ができます。

■裁きの門(左)とユネスコ世界遺産登録標(右)
 

■アルカサバ・軍事要塞(左)とカルロス5世宮殿(右)
 

■ナスル朝宮殿入口(左)とコマレス宮(右)
 

■ライオン宮(左)とパルタル庭園(右)
 

■ヘネラリフェ(左)と正門(右)
 

グラナダ街歩き①

2016年08月08日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
 

イベリア半島最南端のタリファからその日のうちにアンダルシア州東部にあるグラナダへ移動…。
途中、険しいシエラネバダ山脈を眺めながら、今回の家族旅行の最終目的地グラナダへ何とかたどり着けました。

このグラナダの町は、イスラム王朝の名残が色濃く残る町であると共に、実は、現在のスペインという国を形づくる上でその発端となった町であり、スペイン史上、重要な町の一つに挙げられます。
当然、観光者も多く、中でも、イスラム文化の象徴であるアルハンブラ宮殿は、スペイン観光のクライマックスと言っても過言ではないかもしれません。

■カテドラル(左)と王室礼拝堂(右)
 

■ヌエバ広場(左)と気温表示板(右)
 

■サン・ニコラス展望台から見えるアルハンブラ宮殿とサン・ミゲル・バホ広場
 


イベリア半島最南端

2016年08月07日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
 

思い切って行って来ました、スペイン最南端の地、タリファへ。セビージャから、車で2時間ほどで行けます。

イベリア半島の南端にはイギリス領のジブラルタルがありますが、地図をよく見ると、そのジブラルタルよりもさらに南に町があり、そこがタリファです。

沖合は幅15kmほどのジブラルタル海峡で、天候がよければ対岸のアフリカ大陸のモロッコが見えるそうですが、訪れた日は、空が霞んでいてアフリカ大陸までは見渡せませんでした。

それでも、左側の海が地中海で右側の海が大西洋…、たいへん贅沢な気分になりました。

セビージャ街歩き③

2016年08月06日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
セビージャ観光もいよいよ最後。
アルカサルやカテドラルが広いので、それだけで時間がかかってしまいますが、時折、バルで水分補給や冷たいものを食べながら、何とか予定しているところは目指します。

 

まずは、インディアス古文書館。
ここは新大陸に関係する古文書を中心に、貴重な資料が保存、展示されているところです。
ありがたいことに入館は無料。でも、スペイン語表記の解説が読めないんだな…。惜しい…。

 

また、セビージャの街をぶらぶらっと…。
市庁舎前にあるヌエバ広場やユダヤ人居住区になっているサンタ・クルス街にも行ってみました。

 

そして、セビージャの締めはフラメンコ鑑賞。
女性と男性の踊り手の演技、表情はもちろんのこと、歌い手やギタリストの表現や役回りにまで感激ものでした。
日本の文化や風土の中では味わえないものに触れ、唯々、圧倒されました。

もちろん?!、サッカー関係も…。
名門セビージャFCのホームスタジアム「エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン」にも立ち寄ってみました。

セビージャ街歩き②

2016年08月05日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
スペイン国内旅行をしてつくづく思うのは、アルカサルとカテドラルはセット?
主要な町は、もともと大なり小なり王国があり、王国があったということは宮殿があり、信仰と権威のための大聖堂があったようです。

ここセビージャも例にもれず、スペイン最大、そして、ヨーロッパでもトップクラスの規模を誇る聖堂が建てられました。

 
 

やはり、建物自体も大きいですが、内部も大きく広く、それはそれは圧倒されます。
また、個人的な興味はコロンブスの墓があること。大航海時代を切り開いたあのコロンブスの墓がこのカテドラルにある!感激ものでした…。

 

また、このカテドラルの横にはヒラルダの塔があり、ここからはセビージャの街を一望することができます。

そしてここに、トレド、ブルゴス、セビージャにある“スペイン三大カテドラル”巡りが完結しました…。

セビージャ街歩き①

2016年08月04日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
セビージャ到着後はホテルに荷物を置いてすぐに観光へ。

 
 

まず向かったのがアルカサル。
セビージャのアルカサルもコルドバと同じく、もともとはイスラム王朝時代の宮殿だったところを、その後のキリスト教の王たちが改築したそうです。
だったら、キリスト教色が強いかと思いきや、装飾、回廊、庭園などはイスラム文化そのもの。
キリスト教徒とはいいながら、宗教に関係なく、イスラム文化が魅力的だったのでしょうね。

 

次はセビージャ大学の法学部校舎。
もともとは王立のタバコ工場であり、小説『カルメン』の舞台にもなったそうです。
大学が開いているときには構内に入ることができるそうですが、この日は残念ながら入れませんでした。

 
 

そして、セビージャ大学を通り過ぎていくとスペイン広場が見えてきます。
この広場は1929年に開催されたセビージャ万博の会場になったそうですが、あまりの大きさ、広さに圧倒されました。
ここを訪れたときは丁度夕暮れ時で、刻一刻と変化する日差しの色と、それに伴って表情を変える建物の色や空の色がまた美しいものでした。

セビージャ到着

2016年08月03日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
スペイン南部・アンダルシア州最大の都市で州都でもあるセビージャに到着しました。
コルドバから車で2時間強。ひたすらひたすら走りました。

 

イスラム文化やキリスト文化で栄えた街としてはもちろん、音楽、港町、そして、万博開催都市としても有名ですよね。

 
 

道路はきれいに整備され、トラムや地下鉄が走り、人々が行き交い、たいへん賑やかな街です。首都マドリードにはない華やかさも見られます。
コルドバから一転、急に都会に来た感じがしました。

コルドバ街歩き③

2016年08月02日 | ◇16 アンダルシア地方の旅
まだまだ続くコルドバ街歩き…。コンパクトな旧市街地ですが、見どころが多く、それだけ歴史の深さを感じます。

 

今度はアルカサル。アルカサルとは、スペイン語で城、アラビア語では宮殿という意味だそうです。

だから、コルドバのアルカサルは、もともとはイスラム王朝の宮殿だったところを、キリスト教徒による再征服後は増改築して、現在、遺跡として残っているようです。ここも、イスラム教とキリスト教の共存ですね。

 

ここの見どころは何といっても中庭です。
王城と池、樹木がきれいに配置され、何処から見ても“絵”になる美しいところでした。
当時のイスラム王朝、そして、カスティーリャ王国の力が垣間見える感じがしました。

 

そして、コルドバの最後はサッカーのこと。
コルドバにもプロサッカーチーム「コルドバCF」があり、16-17シーズンはリーガ・セグンダ・ディビシオン(2部リーグ)に所属しています。
14-15シーズンの1年間のみプリメーラ・ディビシオン(1部リーグ)で戦い、日本人のハーフナー・マイクが短期間所属しましたね。
残念ながら、ほとんど活躍できないままチームを去って行きましたが…。

次の旅行の目的地はセビージャ。コルドバCFのホームスタジアム「ヌエボ・アルカンヘル」の横を通って行きました。