思い立ったその時に…

とあるマンションから綴っています。~ desde 2006 , en Fukuoka ~

最後はバレンシア

2016年12月30日 | ◇16スペイン東部の旅
この冬の家族旅行、最終目的地はバレンシア州の州都バレンシア。

バレンシアオレンジ、パエージャ発祥の地、サッカーの名門バレンシアCFなどなど、興味をそそるものが多いバレンシアに一度は行ってみたかったので、急遽、旅行に組み込んだわけです。

他にも、陶器や火祭り、水族館・博物館など、見どころも多く、観光するだけでも1日は必要ですが、我が家風に行き先を絞りました。

ただ、現在さまよっているバレンシアCFと同様、町の熱気が下降気味な感じがしたバレンシア。経済を回す大きな企業も無いようで気がかりです。頑張って~!

■左:オレンジ畑(見渡す限り広がっていました)
■右:バレンシア風パエージャ(ウサギの肉、インゲン豆入り)
 

■左:カテドラル
■右:ミゲレテの塔(バレンシアの町が一望できます)
 

■左:ラ・ロンハ(イスラムの王宮跡に、商品取引所として建てられたようです)
■右:ラ・ロンハの中(立派な世界遺産です)
 

■左:バレンシア市庁舎(目の前には広場があり賑わっています)
■右:バレンシア・ノルド駅(駅の雰囲気が素敵でした)
 

■左:バレンシアCFのホームスタジアム“メスタージャ”
■右:スタジアムの前にあったオフィシャルショップ
 

次はバルセロナ その2

2016年12月29日 | ◇16スペイン東部の旅
バルセロナ一の観光地といえば、サグラダ・ファミリア!、スペイン一といってもよいのかもしれません。

それくらい圧倒的な知名度です。マドリードに住んでいると、バルセロナが羨ましいんですよ。有名すぎて…。

でも、日本人がイメージするスペインを味わいたいのなら、マドリードやその周辺であり、南のアンダルシア地方でしょうか。

話が逸れかけていますが、サグラダ・ファミリアに入場するために、我が家は公式サイトから入場券を事前購入していました。


サグラダ・ファミリアといっても、比較的新しい年代(19世紀末)に建設が始まった教会の一つに過ぎませんが、かのガウディが教会の建築に向けて人生の後半を費やし、完成を待たずしてこの世を去ったことで、未完の大教会のまま今に至っている…、そんな話ですよね。

言わば、ガウディの作品が現在も継続して造られ、その“今”を味わえるところがここの魅力的な部分でしょうか。

だから、建設現場が間近に見られますし、スペインの何処の教会よりもモダンで、見ていて興味深い感じがしました。事前にガウディの理念を調べておくと、この教会への見方がより増すと思います。

完成は2026年の予定。ここの主任彫刻家は福岡市出身の外尾悦郎さん。そういう意味でも完成が待ち遠しいです。

■左:サグラダ・ファミリア聖堂(正面から・生誕のファサード側)
■右:受難のファサード側にある彫刻像(一つ一つに見応えがあります)
 

■左:聖堂の中(時間帯によって、太陽が照らす日差しで色が変化します)
■右:生誕のファサード側の塔から見た眺め(足元が…)
 

次はバルセロナ その1

2016年12月28日 | ◇16スペイン東部の旅
スペインに居て未だ訪れていなかったバルセロナへついに足を踏み入れました!

日本人が選ぶ欧州旅行先ランキング(?!)で常にトップクラスを誇るバルセロナだそうです。

マドリードじゃないところが残念ですが、日本からの直行便がないバルセロナが何故人気なのか…?

それは、サグラダファミリアをはじめとする建築家ガウディの作品群、サッカーの名門FCバルセロナなどがバルセロナのイメージを牽引しているのでしょうね。1992年にはバルセロナでオリンピックも開催されましたし、“近代的”“お洒落”なイメージがバルセロナにはあるようです。

また、地理的には、フランスに近く、温暖な地中海に面するところも大きいでしょうか…。実際に、日系企業も、マドリードではなくバルセロナに事務所を構える所が増えていますしね。

そのようなバルセロナを、いつもの我が家の旅行のように、徒歩中心で、一部、メトロ(地下鉄)を使いながら、一日半かけて見て回りました。

■左:ランブラス通り(路面にはミロの作品も)
■右:カテドラル(周辺にも歴史的建造物がたくさんあります)
 

■左:カタルーニャ州政府庁舎(バルセロナはカタルーニャ自治州の州都です)
■右:凱旋門
 

■左:カサ・バトリョ(ガウディ建築、周辺のグラシア通りはショップが目白押し)
■右:カンプ・ノウ・スタジアム(欧州最大を誇るサッカースタジアム)
 
 

年末の家族旅行、まずはサラゴサへ

2016年12月27日 | ◇16スペイン東部の旅
我が家にしては珍しい冬の家族旅行。
スペインでの生活もそう長くはないと思うので、これまでに行ったことがないサラゴサ、バルセロナ、バレンシアへ3泊4日の旅行を敢行します!

まずは、マドリードから北東へ350キロ、アラゴン州の州都サラゴサへ。

サラゴサといえば、スペインの守護聖母ピラールを祀る教会があったり、現在のスペインが建国された際に大事な役割を果たしたりと、大変歴史深い町として有名です。
スペインの歴史を知るためには、このサラゴサは外せないところでしょうか。

そんな由緒あってか、この町にはプロサッカーチーム「レアル・サラゴサ」がありますが、チーム名に“レアル=王”の称号が付けられています。

が、とにかく寒いサラゴサです。
体感温度は氷点下!?、どんよりとした天気が、余計にこの町の雰囲気をいい感じにさせてくれるようです。

主な観光名所は、旧市街地の中心部に集まっています。1日もあれば、十分にこの町の雰囲気が味わえます。
暖かい季節に訪れた方がベターでしょうか。

■左:チュロスとコーヒーで軽食(朝食代わりです) 
■右:旧市街の中心ピラール広場
 

■左:エブロ川対岸から見たピラール聖母教会(信仰深い感じがします) 
■右:教会の塔からの眺め(おすすめの塔です)
 

■左:市庁舎とラ・ロンハ 
■右:レアル・サラゴサのショップ(訪問日は店内改装中、残念)