思い立ったその時に…

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ベルリンの壁

2015年10月06日 | ◆15 ドイツの旅
ベルリンといえば町を分断していた壁の歴史があまりにも有名です。
とはいっても、近現代史、とりわけ冷戦時代の東西ドイツの歴史、壁の崩壊に至った経緯、その後のドイツ史など、全くと言ってよいほどその内容は詳しく知りません。
そのような中で、今も現存する壁の跡を見て来ました…。

 

上の写真は「イーストサイドギャラリー」として壁が残っているところ。
壁の表面をキャンバスに見立て、様々な壁画が描かれています。
所々、壁の側面が見られるところがあります。壁の高さは4mほどあると言われています。
このような壁が一夜にして築かれ、ベルリンを西ベルリンと東ベルリンに分断した…。
想像すると恐ろしい出来事です…。

 

また、上の写真は、壁博物館と国境検問所跡。
この博物館では、当時のベルリン市民の生活の様子、とりわけ、東ベルリンから西ベルリンへと逃走を試みようとした人々のエピソードが紹介されています。

ドイツといえばEUの中心であり、現代の一リーダーとしての強固なイメージがある国ですが、
ベルリンの町に触れると、まだまだ第2次世界大戦や冷戦時代の名残が、今もなお、深く残っていると感じます。
改めて、ドイツという国の複雑さを目の当たりにした気持ちです。


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