東京都庁で東京都交通局に対して都営地下鉄浅草線のホームドア設置に
ついて申し入れを行ってきました。今年5月16日に、東京都交通局は相互直
通運転をしている京王電鉄と正式合意し、都営地下鉄新宿線全21駅にホー
ムドアの整備すると発表しました。2020年の東京オリンピック・パラリンピック前
の2019年度までに工事を完了させる予定です。これで都営地下鉄4線でのホ
ームドア設置率は81%になり、大田区内の馬込・西馬込駅がある浅草線のみ
が不整備となり未だにホームドア設置の目途がたっていません。私は6月の第
2回区議会でこの問題を取り上げ、馬込・西馬込駅をはじめ区内の駅・ホームの
安全確保のために速やかにホームドアを区内全駅に設置するよう東京都や京
急など鉄道事業者に大田区として緊急に申し入れるよう求めました。今回はこの
区議会での質問に続き、鉄事業者の都交通局に直接ホームドア設置を求めまし
た。対応した都交通局の担当課長は「関係する京急や京成と協議を行っている」
「2013年から2015年度までの3か年計画では浅草線のホームドア整備につい
ては検討中になっている」などと答えました。私は「早急に設置させるためにも
東京都のイニシアチブが重要になるので、浅草線に乗り入れている他の鉄道
事業者に積極的な提案も行って進めてほしい」「遅くても2015年度・来年度に
作成する次期計画に明確な整備目標と方針を明記するよう」求めました。申し入
れ参加者からは「馬込駅や西馬込駅はバリアフリーの面でもエレベーター設置が
都営地下鉄の中で最後になった。ホームドアは命にも係わる問題なので一日も
早く設置してほしい」などの声が出されました。
申し入れには かち佳代子都議と馬込に住む浅草線利用者の皆さんが参加しました。