日本共産党 佐藤伸ブログ

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青年雇用対策にハローワーク大森が職業ガイドを作成

2007年03月20日 | 日々の活動など
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 「日頃から、ハローワークの業務運営にご協力いただきまして、ありがとうございます。先日お越しいただきました折に、当所の若年雇用対策につきましてご説明させていただきましたが、その時に話しました冊子「職業ガイド」が作成できました…略…」との手紙と一緒に上記の冊子が送られてきました。

 この冊子にはいろいろな職業を紹介するとともに、ハローワーク大森の職員がさまざまな職業についている青年にインタビューをして、仕事を選ぶ家庭での経験や就職後の戸惑い、仕事の具体的な内容、仕事に対する自覚、責任、これから就職する青年へのアドバイスがなどがとりまとめられた38?素敵な冊子です。

 私は昨年、ハローワーク大森に青年雇用対策の取組みと現状を聞きに行って来ました。ハローワーク大森は参加者を募って工場や羽田空港内の職場見学を実施したり、これから就職を考えている青年や転職を考えている青年向けに夜間のイブニングセミナーを開催し、自分の適正職業や就職面接のポイントや労働法の豆知識が学べる場を提供するなど積極的な取組みをしています。また、ニートや引き篭もりの青年が就職し社会復帰をできるよう親御さんのカウンセリングから実施するなどきめ細かい対応をしています。

 私は昨年、以下の四点を大田区に青年雇用問題で申し入れを行いました。
 ○区内の青年雇用の実態調査をおこなうこと。
 ○ポケット労働法を区役所・出張所等、多くの区民が気軽に目に触れる場所に置くこと。
 ○大田区はハローワークと連携して雇用対策に取り組むこと。
 ○青年雇用問題の相談窓口を大田区に設置すること。

 いま、青年の雇用の実態は深刻です。働く青年の5人に1人が年収150万円以下で、まじめに働いてもまともな生活ができないワーキングプアです。しんぶん赤旗日曜版(3月18日付け)で、蒲田駅前のネットカフェに寝泊りしながら川崎の製缶工場へ通っている青年の深刻な実態を告発しましたが、地域を回っていると正規雇用で働いていない多くの青年に出会います。私はハローワーク大森がこれだけ青年雇用に光をあてた取組みをしているのだから、大田区は「雇用問題は国の仕事」などと一般的に片付けないで、ハローワークととも連携した青年雇用対策にしっかり取り組む必要があると考えています。皆さんいかがでしょうか?ご意見やご感想をお願いします。
 


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