雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

ここは 何処?

2009-04-19 21:42:52 | Weblog
母を 見舞った。

比較的意識がハッキリしていて
これからのことを
話し合った。

母曰く。
“お腹が空いてたまらない!
お昼ご飯がまだ来ない”

“ご飯は食べられないのよ、
点滴がご飯代わりなんだから”

“皆がそう言うなぁ”




腸が詰まって
お腹に水が溜まってしまったから
入院になったこと。

ご飯が食べられるようになれば
退院できること。

その為には
多分、手術をしなければならないこと。

施設に入れば
例え車いすになっても
寝た切りよりは
人間らしい生活が送れること。


食べることが出来なくて
点滴だけで生きるのなら
施設には入れないこと。

などを、
話して聞かした。

お父さんの例もあるから
出来るだけ手術はさせたくないけれど・・・
お母さん、
どうする?


母は、
黙っていたが
イヤ! とは言わなかった。


これらの話を妹にメールしたら、
その返事に

昨日、母に
“早くよくなってお家に帰ろうね”と言ったら
“もう、家で一人暮らしは出来ない”と言った。
寂しい・・・と。



弟も妹も
4年間よく世話をしたんだから
十分だと思うし
母も我が儘を通して
気楽に暮らした。

食事さえ何とかとれる態勢になれば
施設には受け入れて貰えそう。
それで良いんじゃないかと
思っている。

忙しそうな看護師さんに
家族の意志を医師に話したいので
時間の予約が出来るか尋ねたが
言葉が行き違ったりして
ちゃんと聞いては貰えたが
もどかしかった。


疲れた気分で
帰りの特急列車に乗り込んだ。

ウトウトってしていたら
列車が停車して
ドヤドヤっと人が乗り込んできた。

完全に寝ぼけていたのだが
“シマッタ!降りなきゃ!”
荷物を掴んで
乗り込む人に逆らって降りたら
見知らぬホームだった。

ここは 何処?


U町!” 
乗り込もうとしている人が答えてくれた。


あ~あ、私ヤッパリ 危ない!
壊れ掛けてる・・・

もう一度、乗り込み
次の駅で
コソコソと下車したのでした。  


あ~~~ しんど 


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