雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

犬の糞 事件

2012-03-15 20:17:22 | Weblog
近所のゴミ集積場所は溝の上に作ってある。
毎週、決まった日に決められたゴミを出すのであるが・・・。

よい人の夫は、
ゴミ出し and その辺りの清掃をいつもやっている。

そして、帰ってきて必ず言うのは、
「犬の糞を溝に捨てる奴がいる!ワシがいつも拾って袋に入れて処分している!」

夫は先日、「犬の糞を捨てないで !」という既成の看板を市からもらってきて
ゴミ集積所のところ辺りに2枚取り付けた。




その翌朝、玄関のチャイムが鳴って
出てみたら女性が立っていていきなり大声で何やら叫ぶように言った。

言っていることの意味が今ひとつ分からなかったが
骨子は
“あんな看板は犬を飼っている人に対する圧力である。あのような物に
市民の税金を使うのはけしからん。既成の看板を使うのではなく
子供の描いたポスターみたいなのがベストである。
なんであんな看板を付けたのか?
あの看板に市は税金を30万円も投入しているのを私は知っている。
そんなお金があるならもっと違う使い道があるだろう!?”

ビニール袋に入れた犬の糞を溝に捨てる人への警告だから、
あなたを責めているわけではないと言っても反応なく言い続ける。

?????
はじめ、名乗らなかったが、町内会の犬を飼っている人。

雪が降っていた朝の8時過ぎから約30分
玄関を開けたまま、70歳過ぎの二人、立ちん坊で彼女のお説を聞いて芯から冷えた。

溝掃除には市からお金が出てるだろう?
年間4000円が出ている。
そんなに4000円がほしいのか!?
イヤ、それは私の懐に入るのではなく、町内会に入る。

時々、50代の彼女の思い違いを控えめに訂正しつつ・・・。

しかし彼女は、
“私は話は出来ても聞く耳は持たないと親から言われている!”と。

市役所、警察、学校、環境省も私は出かけてゆく。
怖い物は何もない!
しかし、どこへ行っても相手にしてくれない憤懣を
何だか訳分からぬ理論で述べられた。

“奥さん、それだけみんなに言いたいことが有るんだったら
市会議員にでもなったら?”と、私。

“そのうちになるかもしれない。今はまだ、ダメだけど”即答が返ってきてビックリ。

“そんなに元気があるなら、是非 町内会のお手伝いをして下さい。
もうすぐ、町内会の総会があるからそのとき来て、しっかり意見を言って下さい。
年寄りばかりでお世話する人がいないから是非手伝って下さい”と、夫。

その日は、法事が有って行けないそうである。
町内会総会にも出たことなく、報告書の内容も見てない(見当違いな話が出る)人が
何でも分かっている・・・と思っているらしい不思議さ。

話しているうちに、気分も収まったのか
帰るときはにこやかに静かにドアを閉めて帰られた。

“掃除をしていてお礼を言われたことはあるが
叱られたのは初めてだ”と、夫。

その日の夕方と翌朝も来られた。
溝のゴミを自分で拾うつもりだが、拾ったゴミの処分について
市役所や溝の管理組合と訳の分からない掛け合いをやったらしい。

彼女なりに一所懸命なんだろうけど
自分は正しい行いをしていると信じておられる様子だけど
社会性に欠ける行為が周りにどれだけ迷惑を掛けているかは
思い及ばない。

夫は、結構 上手に彼女を扱う。
へ~~~

夫の留守に彼女が来たらどうしよう・・・。
私、まともに喧嘩しそう・・・








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