雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

古い 痛み止め 

2009-09-14 20:45:55 | Weblog
今日は食事会に参加した。

3月以来で
母の入院、葬儀、初盆と忙しく、
お仲間と会えなかった。

久しぶりだったが、
まず、電車の中でのNさん。

“あなたに薬のことを聞きたかったのよ”
バッグの中から手帳を取り出す。

手帳には、「カロ○ール」「ロキ○ニン」のメモ。
“前にもらったものだけど、頭痛のとき時々のんでいる
どちらがどう効くのか?”

いくつか質問してみたが
まあ、正しく認識しているようだったので
空腹時を避けて服用するよう話した。


さらに続けて、彼女の言葉。
“お父さんがのんでた薬なんだけど、
まだ、沢山あるから私がのんでいる”



“ご主人の薬なの?何時だっけ、亡くなられたの?”

“2年前”



“止めて下さい、そんなの、のまないで!”

“ヤッパリ!? ちょっとは心配だったけど
のんだら効くからのんでいた”

薬の有効期限は何時までかと他の人からも聞かれたが・・・。




原則、薬の処方された期間のみを保証するものなのです。

まだ、こんなに有るのよと100錠はありそうな手つき。

“古いのは処分して、新しく処方をしてもらってね”
処分すると言ってもらったのでヤレヤレ。

食事会は楽しかった。






私の知っている患者さんで
20年前のニトロ(小瓶入り)を大切に持っていて
数年前、胸痛時にそれをのんだという強者がおられた。


“これなんだ”と、胸のポケットから
小瓶を出して見せてもらった。

“のんだんですかぁ~?”
“のんだけど効かなかった”

そりゃそうでしょ、怖ろしい・・・

色んな方がおられます。
古い薬は、早めに御処分ください。