雀ばぁば

おしゃべり雀、孫7人

バースデーケーキ事件 息子編

2008-02-13 21:12:55 | Weblog
先日、夫の誕生日だった。

義母が、ケーキを買うと言うので
お菓子屋さんに連れて行った。

年寄り3人が食べるのだから
小さなバレンタイン用のケーキを買った。

夕食後、
もう、おなかがいっぱい
でも、今日中に食べた方が・・・。
3人、顔を見合わせたが
明日にしようということになった。


さて、翌日。
ケーキを食べようという時、
誰も他人事のように
ケーキを取り出さない。
私と夫は、義母の顔を見る。

エッ?という顔の義母。
「家の冷蔵庫には入っていないよ。」




慌てて、我が家の冷蔵庫を見たが、
どう見ても入っていない。

昨日、車から降りたとき確かに
義母がケーキの袋を下げていた。

夫が、義母の冷蔵庫を確かめに行って
やっぱり無い・・・と。

義母の家の仏壇や食器戸棚、
流しの前など
ちょっと置きそうな所を
見て回ったが無い。

義母「変ねぇ、変ねぇ!
   私は、Tに渡したと思うけど。」
夫「いや、受け取ってないよ。」

まるで、狐につままれたような・・・。

あまりのことに、
義母が出していたゴミまで
確認した。
92才の義母の行動が
完全に疑われていた。

そしたら、
夫が
あった!


なんと、車を降りたすぐの
倉庫の棚にチョンと・・・。



その場で袋から出して、
冷蔵庫に入れてねと
義母が手渡したらしい。

私は、先に鍵を持って家に入ったから
全く見ていなかった。

夫は、
何かに気を取られて
ちょっと置いて忘れてしまった。

何といっても、
これは、夫の仕業。

人の所為にするのが得意な夫も
ぐうの音も出なかった。

ちょうど、寒波到来で
倉庫も、冷蔵庫も変わりないからと
ケーキは美味しくいただいた。



義母が、やって来るたびに
「ウフフフ、可笑しかったねぇ」と・・・。

で、夫はちょっぴりしょぼくれてる・・・。

69才、おめでとう