昨夜の雷で

雑種の犬を引き取って２年と５か月になる。

暗い保健所でひっくり返ったり前足で顔を隠していた理由が、連れてきて分かった。

この犬は光るものを極度に怖がる。

携帯のカメラでもがたがた震え隠れようとしていた。

愛護団体の人たちがブログに載せるため写真を撮っていた、その行動がこの犬にとって苦痛だったのだ。

ともかく光るものは絶対に見たくない...

と思っている雑種の犬だけど、わたしたちは愛くるしい表情を残したくて時々カメラを向けている。

もちろんフラッシュはたかないようにして。

なぜ極度にフラッシュを嫌がるのか、

保健所も暗いけど、その前の飼い主のときも暗いところにおかれ、外に出たことがない。

目も、見え方が少し悪いようだ。

カメラのフラッシュが怖いくらいだから、雷のときの怯えはすごい。

天候が悪くても空を見て震える。

２年以上共に暮らしてだんだん慣れてきたはずでも

昨日の雷はすごくて、わたしたちも少々不安になるくらいだった。

雑種の犬は...ケージに入ったと思ったら、

２階の寝室に駆け上っていき

怖さのあまり...

部屋に臭いおとしものを残していた。

あ....

やわらかなものでなく幸いだった...と思う。

でも、一か所にしてほしかった。