チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

12月から現物給付

2010-10-01 | 障害者問題あれこれ
福祉医療費受給者証と一緒にお知らせが入っていた。

ついに長崎市も「現物給付」となるらしい。

今年の12月から重度障害(身障手帳1、2級と療育手帳A1、A2)の人は病院の窓口での支払いが医療費の自己負担分で済む。中度障害の人も時期は分からないが、なる予定。

一部現物給付にならないところもあるが、これで少しは楽になる親や当事者たちも多いことだろう。

また、母子家庭だけでなく父子家庭も福祉医療費の対象となったようで、よかった、よかった。

でも...もうひとつ言わせてもらうと...働くこともできず補償も受けることがない重度障害の方には原爆手帳のように自己負担なしにしてもいいのではないかと思う。

長崎生まれで長崎育ちのわたしの周りでは当然原爆手帳をもっている方が多い。

その方たちと自分の子を比べると違和感を感じる。

原爆手帳を持っている方たちは普通に就職、結婚し、年金も受給している。

それに癌などの病気で原爆症と認定されると、前回書いた金額がプラスされる。

原爆症と認定されなくても、ほとんどの人が月数万の健康管理手当てをもらう。

なんといっても医療費の自己負担が全くない。

ちょっと躓いて捻挫して病院へ行き、湿布をもらってもお金は要らない。


カネミ油症、水俣病、薬害C型肝炎...

これらもなんか...でこぼことしたお金の使い方だと思う。

声の大きさや票になるかならないかで手厚さが決まった感じがする。