~ 夢の途中 ~

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高校野球の監督さんも・・・。

2013年02月08日 | せつない話

大変な時代になったもんです。

元ダイエーの早鞆高・大越監督が野球部員に提訴された!


これの詳細がどこまで明かされているかは解らない。


が、高校野球の監督も辛いですね。


ここ数年の流行りであり、多数の高校でも取り入れてるであろう近距離のフリーバッティング。


バッピがスローボールを投げそれを打ち返す。


遅い球を打つと云うメリットは自分のポイントを掴める事。内はしっかりと引っ張り、中はセンターへ、外は身体の中まで引き付けて右へ。


そのためのポイントを掴むための有効な練習方法だろう。


また最大のメリットはタイミングを取れること。通常のフリー打撃、特にマシンを使う場合は顕著になるが、「いち・に・さん」のタイミングで打てる。

極端に言えば150キロの球速に設定しても、何球か空振りしてタイミングを取れたら高校生でも簡単に打ち返せるようになる。

これが160キロに設定されてたとしてもタイミングを取るために擁する球数が増えるだけで打ち返せるようになるだろう。


逆にスローボールを打つには「に」の後に「~の」が入る。いや・・・「~の」を入れなきゃタイミングが取れないんでミートするのは難しくなるだろう。


まぁ、近くからビュンビュン投げて体感速度や動体視力を養う練習もあるんだろうけど・・・。


打者はこの「~の」のタイミングが全て。


150キロのストレートが打者まで到達する時間が0.44秒、135キロのスライダーは0.49秒、120キロのスローカーブでも0.55秒と時速30キロの球速差があっても打者到達時間は0.11秒しか違わない。

このわずか0.11秒の時間を制するための時間が「~の」である。

※この数字が間違ってたらごめんなさい。


いかん、ま~た話が逸れて行ってる。


ケガした選手は可哀想だがどうすればよかったんだろうか?


14mの距離でバッピしてて『L型』も使ってなかったって話なら酷い話だろうが今回は使用していたし、他のゲージの枠に当たった打球が跳ね返って目に当たり、極端な視力低下に繋がった。・・・らしい。


こりゃ~どうすりゃいいんだ?グランドで練習中にケガをして「息子はプロ野球選手になるという夢を閉ざされた。学校が指導は十分で過失がないと主張するので提訴した」って・・・・。

もうそのうち「イレギュラーバウンドでケガしたのは監督のノックが下手だったから」や「ウチの息子はプロ野球選手になるのが夢だった。だけど監督が補欠にしたからその夢が叶わなくなった」な~んて訴訟が起きたりして。


今や社会的問題になってる体罰やいじめや事故も全て学校・教師・監督責任の時代。


がんばれ!監督!です。


ちなみに私が大好きな『たかじんの委員会』。関東地方は放送されてないみたいだが、今週のゲストにあの開星高校野球部の元監督・野村直道氏が出演されるらしい。

昨今の体罰撲滅キャンペーンにどんな意見があるのか楽しみです。