~ 夢の途中 ~

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批判を覚悟し、敢えて擁護する-2

2012年12月22日 | 日記

一時期の『東電叩き』と云う『ブーム』が下火になりかけたと思っていたら、実に短絡的且つ、集団行動でイジメをするザンネンな人達がいた。こんな思考回路の持ち主がいるとは思いたくないが・・・やはりいるのか! しかも一部消費者の間で広まってるって・・・。


東電への抗議として広まる「電気代不払いプロジェクト」


コレを書いた方がどんな方は知らないが、「このプロジェクトがどのように展開していくのか、今後も注目に値するといえるだろう」って・・・ダメ。


こんなのはただの駄々っ子のわがままだ。督促状とともに振込用紙が郵送されるってことはそれだけコストがかかるし、それが自分達消費者に跳ね返ってくることぐらい容易に想像ができないんだろうか?

それにたった1円だろうと契約の不履行だ。本当に抗議するのなら自分達が使った電気代ぐらい払ってからにしろ!
ネット上で広がりを見せるって、そんな下らない事でPC使わなければ1円ぐらい「あっ」と言う間に節約出来んだろ。

抗議行動は何をやっても良いわけではない。それでは赤い国家の国民と同じレベルになってしまう。


勿論原発なんて危険なものは無い方がいいに決まってる。だからと言って今すぐに、同じ発電量をキープするためにまた大量のCo2を排出しなければならない。まぁ、こうなったらなったで「京都議定書に違反してる」って騒ぎ出す方々が出て来るんだろうが・・・。


それに原発事故とは言ってるが厳密に言えば大地震による津波で破壊されたのだ。

事故後の対応に問題があったのは責められるべきだと思うが、それを全て電力会社が悪いって言う風潮もおかしい。


視聴率や新聞・雑誌の売上げのために叩けるところは寄ってたかりガッツリ叩くって言う・・・もはや電力会社社員すべてが悪者と化された。


これによく似た事例で、大正時代に設立された日本を代表する乳製品製造会社がマスコミに叩き潰された。

大阪の工場で製造された『雪印低脂肪乳』で15,000人近い人が食中毒を起した事件、不買運動が全国的に広がり当事社長の迷言を生んだ。



「そんなこと言ったってねぇ、わたしは寝ていないんだよ!!」・・・その後の記者さんの「こっちだって寝てないんですよ!」ってのは勝手に取材に行って、よくそんなコトが言えるな~と思ったりもするんだが・・・。


確かに東電・政府の対応はお粗末過ぎた。いや、お粗末では済まされないレベルだった。

だからと言って「東電全てが悪い」と云う風潮はまさにダブルスタンダードそのもの。

例えば学校の先生、警察官が不祥事を起す・・・その時のマスコミの論調は決まって「大多数の先生は一生懸命頑張っている。一部の人間のせいで・・・」である。

だったら「東電の社員は頑張っている。一部の・・・・。」と唱えるマスコミ媒体があってもよさそうなもんだが。

一日でも早く代替エネルギーが開発され、「今日で原発全てが廃炉となりました」そんなニュースが観たい。


山積されてる廃材や放射線問題、日本全国から届いた協力の声、あれだけ「頑張ろう!日本!」と叫んでいた掛け声はどこに行ったんだろう。いまや福島のガレキ受け入れ反対の声が木霊する。



全国の自治体が少しずつ協力すれば『あっ』と云う間に解決すると思うんだが・・・もうプラカードをかきかえましょう。

子供達を放射能から守れ! ではなく

『自分達の子供だけは放射能から守れーー!』 と。


倉本聰さんの言葉が心に響く。

「ゴミやガレキと呼ぶな、と。それは被災者の思い出であり宝物だ、と。それを邪魔物扱いするのは許せない、と。もうひとつは、放射能汚染されたガレキ等を汚すな、受け入れない、と言うのは、これまで散々原発の恩恵を受けてきた人間が言うべきではない」・・・と





震災直後のまだまだ復興が進まない地区にお住まいの方々に少しでも早く日常を取り戻して欲しい。


・・・3連休にムリヤリ仕事を押し込まれた男の独り言でした。