東京電力のダム湖である”高瀬湖”は高瀬渓谷にある3基のダムのうち2番目の
七倉ダムから先は許可されたタクシーに乗り換えていくか、徒歩で登るかしか
方法がありません。
丁度、昨年行った北海道の”豊平ダム”と同じく道路が電力会社が管理する専用道
になっているため一般車両は進入禁止です。
◆高瀬湖横の景観
◆ダムの放水路
高瀬湖をオーバーフローした水を流すための放水路だと思います。
◆堰堤の石積み
このダムの構造は”ロックフィルダム”といって基本的には岩石を積み上げて
堰堤の基本構造にするというものです。
高瀬ダムは、ダムの外側岩石の表面につづら折れの自動車道路がついていて、
これを上って堰堤上部へ登って行きます。
◆高瀬湖
右手が堰堤です。
◆堰堤の上
◆堰堤のトンネルの向こう側
白く見えるのは、ダムに流入して堆積してしまった土砂です。
ダムの機能を維持するために除去作業を行っています。
(但し紅葉の観光期間中は作業は休止してくれています。途中の道路が狭くて
大型ダンプを多数走らせるのは危険が伴うためだそうです)
で、今のペースで除去作業をやっていたら30年くらいかかってしまうとかで、
今ベルトコンベアによる作業に切り替えるべく検討中です。
◆1,000トンの岩
高瀬ダム工事で見つかった最も重たい岩石です。
◆高瀬渓谷
これで、今回ツアーの観光予定が全部無事に終了しました。
後は”松本駅”から特急”しなの”に乗車して名古屋を目指すだけです。