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佐渡;たらい舟

2020年10月05日 | ’20 秋の佐渡ケ島

 さて、長きに渡りしつこく連載を続けてきましたこの佐渡紀行も今回をもちまして

めでたく最終回とさせていただきます。

佐渡での最後の予定は、小木港の湾で”たらい舟”に乗ることと”青い洞窟”を見に行く

ことです。湾内でのたらい舟は問題なかったのですが、湾外へモーターボートで出て

いく”青い洞窟”は台風の影響を受けた波のせいで、キャンセルされてしまいました。

 思えば2014年に南イタリアへ行った時も、強風でカプリ島の”青の洞窟”見物は

キャンセルされました。小生はどうも青い洞窟には縁が薄いようです。

◆たらい舟乗り場

 奥側ののりばと書いた辺りから舟に乗り込みます。

◆乗客を乗せるために集まってくる舟

        

 ◆回遊中のたらい舟

 一組が下りる度に、座席と舟の縁とかを消毒液で拭き上げて船頭さんもなかなか

大変です。我々が乗った舟の船頭さんは、この道4年目ですと言ってました。

◆ 同 2

 

 で結局、青い洞窟キャンセルの関係で帰りの高速フェリーの時間までが空き

すぎたので、ガイドさんが”絶対に内緒ですよ”と念を押しながら予定外の”宿根木

の集落を見に連れて行ってくれます。

◆宿根木の入江に架かる橋

 ガイドさんは将来ここで”バンジージャンプ”を経営するのが夢だそうです。

予約を受け付けていました。

この橋は”長者ケ橋”といい、レインボーブリッジと同じ様式の橋だということです。

◆宿根木の集落

        

 ここの集落では”たらい舟”が嫁入り道具であったり、結婚してみると嫁ぎ先に

”たらい舟”が用意されていたのだそうです。要するに”たらい舟”というのは実用品

だったのですね。当たり前だけど。

◆宿根木の入江の湾口

 

 かくて全行程を終え、高速フェリー”あかね”に乗船し帰路につきました。

最後にガイドさん曰く、”無口なガイドで申し訳ありませんでした”だと。

広く深い知識ととどまることを知らないおしゃべりには思い切り笑わせて

もらいました。

 

        

 

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