今一写真館

旅行、ドライブの写真などなど

エジプト・四方山話 その3

2017年04月04日 | ’17 エジプト

ようやく、エジプト旅日記も最終回に辿り着きました。しつこくてすみません

でした。

⑬エジプトの高層建築の壁は煉瓦造り

   中国で見かけた建築中の建物もそうでしたが、エジプトでも壁は煉瓦を積み

  上げて建てていました。

  サハラ砂漠でも、集落に近いところでは新築中の建物を見かけましたが、やはり

  煉瓦積みでした。 こちらは、高層ではなく平屋~2階建てでしたけど。

⑭カイロは信号をあまり見かけない

   車は古いのによく動くなあというものから、新しいものまで数多く走って

  いて、道路もかなり渋滞気味です。錯綜する車の間を縫って人々は道路を横断

  していきます。決して慌てたりしないですこしずつ前進します。

  基本的に横断歩道は無くて、あっても歩行者も車も無視しています。

  車の側には、歩行者を優先させるとか、保護するという習慣はないようです。

  車同士の場合は、厚かましくて怖いもの知らずでクラクションを先に鳴らした

 ドライバーの勝ちです。

⑮エジプト人の割り込み技術はなかなかのものです

   C国、K国の人たちと勝負したらどちらが勝つでしょうか?

   多分C国人が優勝で2位がK国、エジプト人は3位。

⑯ツアーの進行とともに、遺跡巡りも食傷気味になってくる

   最初は物珍しくて、大きさにも圧倒されていますが、毎日・毎日見ていると

  次第に見飽きてきます。

  贅沢な話だとは思うのですが・・・・・・・・・。トルコでも同じ思いをした

  覚えがあります。

⑰エジプトの現地日本語ガイドさんは優秀

  カイロ大学日本語学科卒のガイドさんは極めて優秀でした。

  同大学はエジプト随一の大学だし(小池都知事の留学先でもあるし)古代史に

  詳しいのは当たり前としてもその知識と見識には驚かされました。

 海外旅行で男性のスルーガイドさんははじめての経験でしたが、忘れられない

 思い出となりました。

⑱レリーフ画に見る身体の向き

  遺跡のレリーフ画を見ると、頭部と足は横向き、肩から上半身は正面向きという

 のが殆どです。

 最初のうちは猛烈な違和感を覚えますが、慣れとは恐ろしいもので、だんだん

 それが普通に思えてきました。

 そいうえば、カンボジアのアンコール遺跡で見た壁画も同じパターンだったような

 気がします。

⑲おまけのおまけ:関空での話

  関空のJRターミナルで、新大阪方面行の特急”はるか”を早い時間のものに切り

 替えるため、券売所へ行きましたが、すごい列でした。途中でツアー仲間が教えて

 くれたのですが、日本人専用の(即ち日本語専用の)列があって、こちらの列は

 殆ど待つこともなく進み素早く手続きできました。ご参考までに。

 

 以上をもちまして、長々と綴ってきましたエジプト旅行記を終了とします。

お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エジプト・四方山話 その2

2017年04月03日 | ’17 エジプト

⑦エジプトでは女性を見かけるのは稀。

 クルーズ船のスタッフはもちろん全員男性だし、唯一例外は外部から来たベリー

 ダンスのダンサーでした。

 土産物屋の売り子さんも男ばっかり。路上の土産物売りで一人だけ女性を見ま

 した。 (100人中1人くらいのの割合)

  カイロ以外の街中でも、女性を見た覚えは全くありません。

 (さすがにカイロでは道路を横断しているのを女性を数人見ました)

⑧今回のツアーはモーニングコールと朝の出発が、次第に早くなってきたような

 気がする。

  モーニングコール5AM、出発7AM前は普通です。驚いてはいけません。

  ま、暑い土地柄ですから、朝の涼しいうちに行程を進めておこうという心算

 でしょうけど。

⑨観光地の土産物屋さんの口癖

  ”ワンダラー・ワンダラー”、”ミルダケ・ミルダケ”そのうち、”ワンダラー・

 ワンダラー・ミルダケ・ワンダラー”と聞こえてきます。見るだけで1(US)

 ドルは高いんじゃないかい?

⑩アブシンベル神殿の”音と光のショー”はちょっと期待外れ

  つい、レーザー光線を交錯させる光のショーを想像していました。

  実際にはドキュメンタリーに近いものを、神殿に向かって照射するのですが、

 ストーリーの進行がよく分かりませんでした。優秀なスピーカーで音響はOK。

⑪アブシンベルNo.1のホテルはロケーション以外は??????

 イ)食事の時の瓶ビールは注文が遅いと品切れになり、ぬるい缶ビールがでて

  きます。

 ロ)部屋には、警告の張り紙通リ”ヤモリ”が生息しています。

 ハ)洗面所にコップが置いてないホテルは始めてのような気がします。

⑫エジプトの空港のセキュリテイチェックは厳しい

 国際線は勿論、国内線でのチェックもかなり厳しいです。

 見ているとライターを取り上げられる人続出。(日本では、使用する1個は

 機内持込OKだったように思いますが)

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エジプト・四方山話 その1

2017年04月02日 | ’17 エジプト

 これから3回ほどに分けて、エジプトツアーの雑記を四方山話として記して

おきます。

①付いてくれた添ちゃんは男性のベテランさんでした。

  あまり世話をやきすぎず、必要な点はピシリと押さえているという風な印象

 でした。

  (惜しむらくは、帰国間際のカイロ空港で現地ガイドと別れた後のの案内が

  あまり懇切ではなかったような)

②クルーズ船に過大な期待をしてはいけません。

  ガイドブックなどを読むと、”ナイル川クルーズの豪華客船が・・・・・・”

  という表現をよく見るので思わず期待してしまいます。

  一般的にクルーズ船に用意されているような設備、エンターテイメントなどは

  一応あるのですが、今一で特に気になったことを列挙しておくと

   イ)食事はほとんど毎食バイキングスタイルで、しかも同じものが続けて

     でてくる。

      (種類は多いが、美味しくない➡単に口に合わないだけとは思えない)

   ロ)部屋のキーが簡単には開錠できない。 

     殆どの場合は船員が傍で手伝いのお呼びを待っていいます。

    (スムーズに開いたのは初日は3回に1回(打率3割)、二日目は2回に

    一回(打率5割)、下船するころにコツを掴めたのかほぼOK。ツアー仲間

    には鍵がどうしても不調でアッセンブリで鍵全部を交換してもらった人も

    いました)

③クルーズ船は僚船に横付けスタイルで係留するが、隣の船から一晩中船員の声高な

 話し声が聞えてきて騒しかった。しかも朝5時頃には、陸地からコーランが結構

 な音量で聞こえてくるし。(安眠を期待してはいけないという教訓)

④エジプトのワゴン車はハイエースが多い。

  特に割と新しいワゴン車は殆どがトヨタ・ハイエースだったような気がします。

⑤エドフの馬車はすごかった

   イ)随分年季が入った馬車・馬(・御者)も使用されており、車輪はグラグラ

     で今日一日もつのかと不安が募ります。

   ロ)馬の馬体は小さめで、しかもかなりの老齢みたい。これを鞭打って結構

     なスピードで悪路を走らせます。

   ハ)チップの要求が激しい。(この対処方法は現地ガイドさんが事前に教えて

     くれました➡にこやかに分からない振りで惚ける)  

   ニ)悪路を追い越し合戦しながら走るのでよく揺れる。しっかり掴まってい

     ないと振り落とされる恐れあり。

     現に、ツアー仲間の一人が転落して足を骨折。

    (この人は客席の前の助手席に座っていたらしいが)

⑥駱駝について

   成田から到着したルクソールの空港には、駱駝に

  イ)近づくな

  ロ)触るな

  ハ)乗るな

    というポスターが貼ってありましたが、ギザのピラミッド辺りではお構い

    なしでした。

    やはり砂漠に駱駝は付き物ですもんね。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カイロ考古学博物館~帰国へ

2017年04月01日 | ’17 エジプト

 いよいよ、最後の本編記事となります。

ホテルから、パピルスのお店を経て、”カイロ考古学博物館”の見学に廻ります。

◆博物館正門前

◆入口正面に設置されたスフィンクス

 博物館内へのカメラの満ち込みは有料です。スマホなどで撮影していると係員に声をかけ

られます。

スマホで電話をしていたと思しき外国の婦人が係員に声をかけられ、すごい勢いで反発し

ておりました・。

 ◆博物館内部の様子

            

 黄金の椅子です。

展示物はガラスケースに収められたものと、むき出しのテキトーに置いたような展示物

(主に石像など)に分かれます。

ガラスケースのほうは、係員が巡回しながら布で拭いていますがなんとなく埃っぽいし、

照明が映り込んで今一写真に拍車をかけています。

(PLフィルターを使うといいかもですが、我が今一写真館ではそんな面倒なことは

しません)

◆ 同 2

            

 黄金の椅子です。

◆ 同 3

 黄金のベッド。豪華な夢が見られそうです。

◆ 同 4

            

◆ 同 5

 黄金をあしらったサンダル。

◆ 同 6

◆ 同 7

 胸の前で腕をクロスするのは、死者のしるしです。

◆ 同 8

 多分、ツタンカーメン王ですね。

◆ 同 9

            

◆ 同 10

 古代エジプト語を解読するベースとなった”ロゼッタ石”のレプリカです。

◆ 同 11

 巨大たこ焼き器か?????

◆ 同 12

 黄金の棺とそれを守護する山犬の像。

2階には黄金のツカンカーメン像があり(日本へも来たことがありますね)、5,000円

で一緒に写真に記念撮影をすることができますが、閑人夫妻は当然のようにスルー。

 

 博物館の見学を終えると、カイロ空港へ向い帰国の途に就きます。

カイロ空港では、なぜか厳重なセキュリテイチェックが二度もありました。

(後で考えると、エジプトから海外へ遺跡から何か持ち出されるのを警戒しているのかも。

昔、イギリスやフランスには盗難・強奪の被害に遭っているので)

あまり手間取るので、飛行機の離陸が遅れるのではないかと心配になるほどです。

 色々ななことが在りましたが、チャーター機は無事関空へ到着し無事帰国となりました。

 

この後はどうでもいいような雑記を3回に分けて、しつこく記録しておきます。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピラミッド・スフィンクス

2017年03月31日 | ’17 エジプト

 当初の予定では、アスワン空港を15時発の国内線でカイロへ向かう予定で

したが、なぜか11時の便が確保できたとかで、まだ十分明るいうちにカイロ

へ到着し、その日のうちにギザの”ピラミッド”とスフィンクス”を見学すること

ができました。

 

 カイロ空港から、やや郊外のギザまで観光バスで走りますが、カイロって

ホント汚い街でした。

倒壊しかけた煉瓦造りの建物・道べりに捨てられた大量のゴミ・埃だらけの

大気など、悪いけどとても住む気にはなれないと思いました。

 バスの車窓から見て唯一綺麗な街路だったのは、最終日に見た大統領官邸

とカイロ大学付近だけでした。

◆ギザの第一ピラミッド

 でかすぎて、駐車場からはどうしても全体像は写真に納まりません。

◆ 同 2

 内部への入口付近で、入場の順番待ちをする観光客。

かなりの傾斜の狭い細い低い登り通路を中腰で登っていきます。

(軍手持参が賢いかも)

気を付けないと、頭は瘤だらけ・膝はガクガクになること請け合いです。

(特に高身長の方は注意!!!!!

なおカメラは内部には持ち込めませんので、外で待機する添ちゃんに預けて

入場することになります。

◆駐車場横の観光馬車

 ここには写っていませんが、お約束の乗ると楽な”駱駝”もいますよ。

(よく揺れるので本当は楽じゃないみたい)

日本から到着したルクソールの空港には、駱駝に

 ①近づくな

 ②触るな

 ③乗るな

   と書いたポスターが貼ってありましたけど。(なんだか駱駝がらみの

感染症が流行っているらしい)

◆第二・第三ピラミッド

◆展望台からの三つのピラミッド

 左から第一・第二・第三の順です。(多分)

◆展望台からの景色

 童謡”月の砂漠”の雰囲気です。が・・・・・・・・

 ◆ 同 2

 上掲画像の中央部をアップにしてみます。よく見ると王子様とお姫様ではなく、

隊商でもなくて観光客でした。

 

 ピラミッドの見学を終えると、バスに乗ってちょこっと移動してスフィンクス

の見学です。

◆スフィンクス

 第一ピラミッドの前で睨みを利かしています。

◆ 同 2

 全体像。全身を撮ろうと思ったらソッポを向かれてしまいました。

後ろに見えるのは第三ピラミッドであろうと思います。

◆ 同 2

 頭部です。

◆ 同 3

 右後ろ足。

◆ホテルの窓からの景色

 ピラミッドからほど近い立地のホテルだったので、”ピラミッド・ビュー”の

部屋というのが”ツアーの売り”です。

第一(左)・第二ピラミッド(右)が並んで見えます。

ホテルの敷地内の建物(右下部)も、ピラミッドを意識した造形なのでしょうね。

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エジプト・アブシンブル神殿

2017年03月30日 | ’17 エジプト

 観光バスはサハラ砂漠を走りに走って、アブシンブルへ到着しました。

セティ・アブシンベル ホテルの庭

 さすがナセル湖畔のホテルと言うか、ホテルの庭園の池にはワニを飼っています。

(なぜか動きませんけど)

 ホテルに到着し、昼食(久しぶりに”バイキング以外”のスタイルの食事にありつ

けました)を済ますと、早速アブシンベル神殿の見学に出発です。

◆神殿前のバス駐車場

 ナセル湖を背に石造りの頭部がポツンと置かれています。

◆アブシンベル大神殿の後ろ側

 左下は、足に自信がない人用の電動バギー(有料)です。

◆大神殿

 アスワンハイダムの建設により、ナセル湖に水没しそうだった古代遺跡をユネスコ

の協力で、切断移転して北へ64m、西へ110m移設したものです。

こららの座像の高さは約20mです。左から2番目の石像は頭部が破損して、手前

前方に転がり落ちています。(移設前の状況のままだそうです)

神殿内部は写禁なので写真はありません。

◆小神殿

 大神殿に向かって右側にあります。

 ホテルへ帰ってチェックインしてみると、ナセル湖に面したコテージ風のなかなか

素敵な部屋でした。

部屋番号と位置をしっかり記憶しておかないと、迷子になりそうです。

◆部屋の前のナセル湖

◆ 同 2

 左手にナセル湖のクルーズ船が停泊していました。

◆ホテルの部屋の中の掲示

            

 蚊やワニヤモリにご注意という掲示です。

蚊は大丈夫でしたが、ヤモリは部屋の中で見かけてしまいました。

ちなみに、このセテイ・アブシンベルホテルはアブシンベルでNo1のホテルだ

そうです。(但し、アブシンベルにはホテルは三つしかない由)

床は石張りなので”カメラとか落とさないように気を付けてね”と見回りに来た

添ちゃんが注意してくれました。(奥が同ホテルを紹介したBlog➡こちら

 夜は、”大神殿・音と光のショー”を見に行きます。

◆レーザー光線を当てられた大神殿

 はっきり言って、この”音と光のショー”は余り感動しませんでした。

良かったのは、日本人観光客が多かった所為か解説ナレーションを日本語で

やってくれたことです。

(その他の国の方には、イヤホン・ガイドのようなものおを貸し出していました)

足元が暗いところがある不整地な道なので、懐中電灯を持参することをお勧め

します。(添ちゃんも現地ガイドも教えてくれなかったぞ)

 一泊後は、大神殿を照らす日の出を見物に行きます。

◆大神殿へ向かう歩道

 まだ足元が暗いところがあるので、照明が灯もされています。

昨夜、大神殿前で”音と光のショー”を見た観覧席で後ろ向きになって日の出を

待ちます。

◆日の出直前の空

 大神殿の前のナセル湖側です。

◆日の出

 デター!!!!!!

◆朝日に照らされた大神殿

 なんだかんだで結局3回大神殿を見に行きました。

 同日の奥のBlog➡こちら

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サハラ砂漠

2017年03月29日 | ’17 エジプト

 アスワンからアルシンベルに向かって、観光バスはサハラ砂漠を約280Kmを

ひた走ります。

約100Km/hくらいの速度で走りますが、片側1車線で一般的な高速道路の設備

はありません。

代わりに何カ所かの検問所があり、小銃を携行した軍人・警察官が睨みを利かして

います。

余談ですが、エジプトの観光バスは(特になぜか後部座席に多い)座席のリクライ

ニング装置のロックが壊れているものがあり、悪路では背もたれが後ろへ傾き、

後ろの乗客に迷惑をかけます。

(察するに、立派な腹回りの乗客を乗せて悪路を突っ走る振動の所為だろうと

思います)

最初は前の人の嫌がらせかと思ったら、自分の席もなっていました。

◆砂取場

 砂漠地帯に入ってすぐバスが止まりました。希望者はここで砂を採取して

ペットボトルなどに入れて持って帰ることができます。

(持って帰ってどうするのかは、個々のお好きにどうぞということで)

◆砂漠地帯の様子

 道路脇には、時々鳥の死骸のようなもの見かけます。

◆ 同 2

 頂部が黒い三角形の小山が目立ちます。

◆ 同 3

                       

 ナセル湖から引いた運河(というか導水路)です。

◆ 同 4

 ”蜃気楼”です。中央部横に”水”があるように見えますが、”逃げ水”と同じで

実際にはありません。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナイル川・アスワンハイダム

2017年03月28日 | ’17 エジプト

 ツアー五日目の朝、クルーズ船を離れ以後はバスと飛行機による移動になります。

◆離船前のクルーズ船のロビー

 110名の乗客分のキャリーバッグが並んでいるとなかなか壮観です。

◆船着き場近くの建築現場

 かなりの高層建築も、壁は煉瓦を積み上げて作っています。骨格となる柱・

梁も建物の規模の割には細く見えたのですが、強度は大丈夫なのか?と心配

になります。

中国旅行の際にもこの手の煉瓦積みを各地で見ましたが、この技は中国の専売特許で

はなかったのですね。

 

 アスワンハイダムへ向かう途中で、”未完のオベリスク”を見学します。古代

エジプトの石切り場です。

◆未完のオベリスク

 石を切り出し中に折損してしまい、以後切り出しを放棄してしまったものだ

そうです。

◆丸石

 石を切り出す際に、鑿を打つのに使用した石です。持ち上げてみるとズッシリ

と重量感があります。

◆石切り場近くの風景

 

 アスワン・ハイダムの途中で”アスワンダム”の側を通りますが、警備上の理由で

バス内からも写禁です。

何せ、エジプトでは、重要施設・設備は警備会社や警察ではなく、自動小銃装備の

軍が警備をしていますから。

◆アスワンハイ・ダム

 アスワンハイダムは写禁ではありませんが、ビデオ撮影は禁止されています。

最近のカメラは、殆どの機種が動画撮影機能を備えていますから、このルールは

無意味なような気もするのですが。

◆ 同 2

 手前側がダムの堰堤です。

◆ 同 3

 堰堤の中央部は、公園風に整備されていて植え込みがあったりします。

◆モニュメント

            

 ダム横に建てられた記念碑です。アスワンハイダムは旧ソ連の支援と技術で建設

されましたので、この記念碑はエジプトとソ連の友情を象徴するものだそうです。

ナセル湖

 アスワンハイダムの建設によってできた広大な人造湖です。

ナセル大統領(いまでもエジプト人に慕われているそうです)が推進した

プロジェクトだったので巨大なダム湖には、その名が冠されています。

◆ 同 2

 アスワンハイダムの建設による効果・影響には

①農業用水の安定供給が可能になり、沃土を活用できることとなった。

②巨大なダムにより、気候変動が起こった。(多分、雲が発生しやすくなったの

 だと思います)

③貴重な遺跡が水没した。

④ナイル川流域では地下水の水位変化があったため、遺跡が傾いた。 

 などなどあったそうです。

 

 さて、アスワンハイダム見学の後は、観光バスでサハラ砂漠をひたすら

突っ走って”アブシンベルの街へ向かいます。

(ちなみに”サハラ”というのは、砂漠とか荒野とかいう意味らしいです)。

サハラ砂漠➡砂漠砂漠

ダム建設で水没しそうだった遺跡をユネスコが”人類全体の遺跡”を保護しようと

いうことで、解体・移設した大遺跡を見学する予定です。

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クルーズ船・ガラベイヤパーティ

2017年03月27日 | ’17 エジプト

 ナイル川クルーズ船の最後の夜には、”ガラベイヤ・パーティ”が船内で催され

ました。

”ガラベイヤ”とはエジプトの民族衣装で、買いたい人は船内売店、遺跡の土産物屋

さんなどで買い求めることができます。

◆パーティのパーカッション奏者

◆ダンス

          

 最初は現地の方の踊りでスタートします。

次第に盛り上がってくると、乗船客も踊りの中に引っ張り出されます加わり

だします。

◆ 同 2

 参加した乗客にも、ガラベイヤを着用した人が何人かいます。

◆ 同 3

◆ 同 4

 見ているだけでも十分に楽しいパーティでした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エジプト・コムオンボ神殿

2017年03月25日 | ’17 エジプト

 馬車から転落して怪我人が発生したため、エドフからの出航が遅れコムオンボ着は夕方

となりました。

ここでは夕陽を浴びながら、ワニの神様の神殿”コムオンボ神殿”を見学します。

 クルーズ船の横を前後に帆を張った帆船が通っていきます。

◆帆船

◆コムオンボ神殿

 後で思い返してみると、エジプトの空はカイロ以外はエジプトブルーとでも言うべき抜

けるような青空の連続でした。

◆ 同 2

◆ 同 3

            

◆ 同 4

 現地ガイドさんが、壁のレリーフを説明してくれているところです。

◆ 同 5

◆ 同 6

 同 5・6あたりになると神殿は夕陽を浴びてオレンジ色に輝いています。

神殿の出口付近では、ワニのミイラ博物館を見学です。

干物ミイラのワニが何匹か腹這っていました。お金を払って写真に撮るほどのものでは

ありません。

同日の奥のBlog➡こちら

 

帰船して夕食を摂った後、船内ロビーでガラベイヤ(民族衣装)パーティーが開催され

ます。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする