郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

緑がなくなった ! (5) ー突然な現地説明会ー

2018年07月04日 | 日記



敷地内の樹木が全て切り倒され、地肌がむき出しになった姿を見るにつけ悲しさが募ります。

我が家を含めた周辺住民にとっては、ある程度予想はしていたものの業者による説明が一切ない中での工事開始に怒りが爆発しました。



ある朝、「現地において業者からの説明がある」という情報を同じ自治会の理事をされているAさんから耳にしました。

彼は、工事用車両が出入りする至近の住宅の方からの話で知ったということでしたが、私たちの様な現場に隣接する反対側の者には何の情報もありませんでした。



私が説明会の現場へ駆けつけたら既に説明会は始まっていました。

説明会といっても、大きな輪になって人が集まっている感じでした。

ちょうどAさんが発言中で、「まず、自治会に計画をきちんと示してから事は進めるべきだ」と訴えているところでした。

私の姿に気付いた彼は、「ちょうど今見えたSさんが、ここの地区の担当理事です。では、Sさんからどうぞ」と紹介しました。



この地区担当とはいえ、日常的に顔見知りの人はほとんどいませんでした。

私は突然のことで焦りましたが、おおよそ次のようなことを話しました。



・まず今日の説明会があることを、近隣住民でありながら知らされていなかった。

・本来なら工事に入る前に然るべき説明がされるべきだが、既に重機が稼働し始めた段階で説明会とはどういうことなのか。

・ここの緑地は地権者のみならず私たち近隣住民にとっても癒される貴重な緑だった。事情はあったのだろうが、一気に木を伐採してしまってから何を説明するのか遅すぎる。

・どの様な青写真のもとに、どの様な工事がどんなスケジュールで行われるのか公にしてから工事に入るべきではないのか。

・自治会がこの近隣住民を代表するものではないが、少なくとも組織的な住民活動は自治会が担う部分があるのも事実だ。各戸に理解を得るのと並行して自治会にも理解を求めるべきだ。会長へ一刻も早く話に行ってもらいたい。



初めて私を見た人々は、どう思ったでしょうか。

「偉そうに喋ってはいるものの、どれだけ力があるのだろうか?既に工事が始まっているのに、そんな筋論だけ言ってる場合じゃないんだ!」

と、そんな声が聞こえてくる感じがしました。



-S.S-


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