先週に続いて雪合戦の絵を紹介します・・・。
この作品は「こども朝日 11・2(昭和24年1月号)」に掲載されていた絵です。
このころ清水さんは福山市郊外にお住まいでしたので、福山の子どもたちの雪合戦のようすを描いているのでしょうが、子どもの表情が素晴らしいですね・・・。
ちなみに、「こども朝日」は大正12年に「コドモアサヒ」として創刊され、昭和16年に「少国民朝日」と改題され、さらに . . . 本文を読む
「家庭教育支援法案」が自民党の手によって通常国会に提出されようとしています。
そもそも、「家庭教育=子育て」のために敢えて法律を作るとはどういうことなのでしょう?
親を始めとする各家庭で子どもを育てるのを支援するなら、それに関わる経費を配当すれば良いだけです。
家庭教育を「父母その他保護者の第一義的責任」であり、「子に生活するために必要な習慣を身につけさせるとともに、自立心を育成し、心身調和の . . . 本文を読む
1月27日、アウシュビッツ強制収容所が解放されてから73年目を迎えた。
世界各地から集まった生存者たちが語った。
アウシュビッツの教訓は語り継ぐことが重要だ。
「本で読むのと、体験者の話を聞くのでは印象が全く違う」と話す元収容者の言葉には重みがある。
世界的な傾向となってきた「排外主義」は、同時に大きな危惧を世界に拡散している。
私たちの足もとを見てみよう。
既に排外主義が人々の日常 . . . 本文を読む
明治三十七年、甲府市の貧農の家に生まれたチヨは、両親の死とともに小石川の姉に引き取られ、小学校を卒業後、仕立て屋奉公を経て博文館印刷工場(今の共同印刷)に入りました。
「チヨたち幼年工の日給は十七銭、朝七時(冬は7時半に繰り上げる)から、夕方五時までの十時間を定時間とし、その間の休み時間は、昼食の三十分だけだった・・・。
チヨはルビやの立ち番、植字工や差し換えの走り使いであったから、呼ばれ . . . 本文を読む
「10時間 寝なさい それが今日の宿題です!」
私が若い頃に勤務していた学校でのこと
職場の長老だった人の 決まったセリフだった
親たちから 宿題要請が強まっていたこの時期
私は無視をして やり過ごしていたが
彼は挑戦するかのように そう言い続けた
今 それを思い出している…
孫は睡眠時間が足りていない
緊張感が切れる放課後 イライラした様子で分かる
彼の生活サイクルを変える必要がある
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この絵は「コドモノクニ 14・2」(昭和10年2月号)に載っていた作品です。
「コドモノクニ」は、日本の絵本史上最も優れた絵雑誌といわれていますが、清水良雄さんは、武井武雄・岡本帰一・本田庄太郎などと一緒に多くの素晴らしい作品を描いています。
この絵にも、雪合戦を楽しむ子どもたちのようすを生き生きと描いています。
-M.N- . . . 本文を読む
図書館に行くと、御成小の校庭から元気な声が聞こえました。
子どもたちが野球の練習をしていました・・・。
御成小学校は、明治天皇の娘さんが冬の間過ごす別荘であった「鎌倉御用邸」の跡に建てられた学校で、今でも古い講堂が残されています。
-M.N- . . . 本文を読む
1月17日(水)日本軍「慰安婦」問題解決!第6回水曜行動@新宿に友人に誘われて参加しました。
昨年7月から、毎月第三水曜日に新宿で、リレートークやスタンディング、チラシ配りをしているといいます。
川崎、草加、三鷹などで活動している女性たち、男性一人も加わっての街宣でした。
2017年12月、韓国の文在寅大統領が「従軍慰安婦問題を巡って、『日韓合意』では問題は解決されない、合意には重大な欠 . . . 本文を読む
この絵は「キンダーブック・7/8(昭和27年11月号)」に掲載されている作品です。
中国山地の冬に、巣の中でじっと寒さをこらえている山の鳥のようすが描かれていますが、清水さんは鳥が好きで、ご自身もフクロウを飼っていたそうです・・・。
-M.N- . . . 本文を読む
朝、「野の草―ある印刷女工の歩み」を読んだが、大正期の労働運動の姿を見たようだった・・・。
昼過ぎに出かけて、先ず町内会の新年会に出て町会の幹部に「新しく計画されている保育園に「ミチル保育園」と命名してもらいたい」と頼んでおいた・・・。
それから郵便局へ行って愚童忌の案内を箱根町と小田原市の図書館に送ってから、図書館に行って新聞を読んだが、
朝日新聞―「武器輸出、トランプ氏率先」・「労働者 . . . 本文を読む
今年は「赤い鳥」が創刊されて100年目の記念すべき年です。
そこで「赤い鳥」の表紙を画き続けた清水良雄さんの作品を紹介します・・・。
この絵は「キンダーブック」5/10(昭和26年1月号)に掲載された作品ですが、疎開先の広島県福山市の郊外で凧揚げを楽しんでいる子どもたちが描かれています。
-M.N- . . . 本文を読む
将来なりたいものは 次々に変わるようだ
保育園の卒園式では 彼はこう言った
「ぼくは大きくなったら 忍者になりたいです!」
日光江戸村の 忍者屋敷での体験からだ
他の子たちは サッカー選手 医者 ケーキ屋さん…
中には 自衛隊!と言った子も数人いた
孫っ子がちょっと前まで なりたかったのは
キョウリュウ🦕
その前は ウルトラマン
そして ゴジラ…
本当はキョウリュウ🦕が一番だが
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一人でも留守番ができると言うので
私は用足しに 外へ出た
その間 わずか15分足らず
帰宅しても 彼からは何もなかった
実は 出かける前に こう言っておいた
「ピンポンが鳴っても 出なくていいからね!」と
最近 近辺で不審者情報が頻発
学校も家庭も 神経過敏になっている
登下校のみならず 普段から気をつけようと…
「電話は留守電になってるし 鍵もかけておくからね」
外部との接触は 一切断 . . . 本文を読む
この写真はある神社の初詣のスナップです。
この神社は、かつては国幣中社の格式を誇り、
戦時中は戦勝祈願や出征兵士を送る会で賑わった神社で、
そして今は「日本会議」の事務所が置かれていると言われています・・・。
そして初詣には毎年200万人が訪れ、
4億円の賽銭が集まるとうわさされている神社ですが、
数年前から、初詣のガードマンの制服が、
かつてのナチスの親衛隊を想起させるような制服になっ . . . 本文を読む
明治44(1911)年、大逆事件に連座して絞首刑に処せられた曹洞宗僧侶・内山愚童が没して107年が経ちました。
このたび、愚童師が住職を勤め、土地の人々を導きながら日本の民衆を救う闘いを続け、そして処刑後に葬られた箱根大平台の林泉寺を訪ねて弔う会を計画しました。
急速に政治情勢が悪化しようとしている今、ぜひご参加いただいて内山愚童の志に思いをはせていただければ幸いです・・・。
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