6/15付東京新聞に掲載された2つの記事は、いずれも教育に関係するものだ。
しかし、一方は学ぶ者たちから文科省への主体的な提言、他方は教育委員会から学校現場への没主体的な調査依頼だ。前者の提言は小学生から大学院生までの24人が、昨年9月から有識者の話を聞くなどして「こども基本法」施行を見据えつつ協議を重ねてきた内容である。この提言は30項目あり、「校則見直しなどを校長・教員・生徒で討論する三者協 . . . 本文を読む
①「知っている。」
大勢や全体に話をするときに、「一番わかりにくい人に分かりやすく」というのは、多くの人が意識していると思います。
私は職業柄、特に意識しなくてはいけないと思います。
それにもかかわらず、そうして話していると
「(そんなことは)知っている。」
という、声を出す人がいるのです。
それも、ある特定の人に限ったことではなく、結構な数がいるのです . . . 本文を読む
6/9付東京新聞「本音のコラム」、北丸雄二さんが述べていることは、まさに政府権力の意図をズバリ指摘しています。
即ち、「閉塞する社会の責任が政治にある時、政治は、国民が自らの不遇と悲運とをさらに弱い者、虐げられる者にぶつけて憂さ晴らししてくれていた方が都合良い。」のでしょう。
昨日、参議院法務委員会で「入管難民法改正案」が自民・公明・維新・国民民主の賛成により強行採決、可決されました。
生き . . . 本文を読む
6月2日の参議院本会議で、マイナンバーカードに健康保険証を一本化する法案が可決された。
事実上、紙ベースの健康保険証が廃止されてマイナンバーカードを保持することが強制される法案である。
マイナカードに反対し続ける人に対しては、代わりに一年更新制の「資格確認書」が交付されるとのことだが、窓口負担はマイナ保険証より重くなる制度だ。
憲法的には、基本的人権の保障と自由権が法の下に平等な扱いから除外 . . . 本文を読む