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ちい坊のオッカケ人生

ハイテンションでクールな ちい坊のオッカケ記録

天然コケッコー

2007年09月13日 | MOVIE
「天然コケッコー」


監督 : 山下敦弘
出演 : 夏帆 岡田将生 佐藤浩市


 

小学生・中学生、合わせて6人しかいない田舎の小さな分校での日常。
子供達を見守る、家族、学校、先生、地域、山海、自然、風土、四季・・・



原作である「くらもちふさこ」さんのマンガを、私は読んだことがないけれど
マンガの世界から、そのまま飛び出てきたような世界。ほのぼの感。和む。
「行って帰ります」(行って来ます)の挨拶は、島根県の方言らしい。ツボ!

 

佐藤浩市の存在も忘れてしまうくらい、夏帆さんの魅力に惹き付けられる。



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オーシャンズ13

2007年09月12日 | MOVIE
「オーシャンズ13」


監督 : スティーブン・ソダーバーグ
出演 : ジョージ・クルーニー ブラッド・ピット 
      マット・デイモン アル・パチーノ



 

映画のシリーズものは、第1作目を越えられない!?



 

でも、ジョージクルーニーはカッコイイ (・・・オイ ) 



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パリ、ジュテーム

2007年09月10日 | MOVIE
「パリ、ジュテーム」


フランスの首都パリの街を舞台にして 18の愛の物語を描いたオムニバス。

18話で上映120分。1話は約5分。その短い時間の中に表現された世界。
感動というほどではないけれど、心の動く作品ばかりで久しぶりに余韻・・・



特に、「ヴィクトワール広場(諏訪敦彦監督)」「カルチェラタン」「チュイルリー」
「16区から遠く離れて」「お祭り広場」「フォブール・サ・ドニ」等が心に伝わる。
 






千葉県千葉市内の映画館「京成ローザ 10」で「オープン5周年」記念上映


2007年9月8日~2007年9月28日  見落とした作品があるので楽しみ!
 


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傷だらけの男たち

2007年07月16日 | MOVIE
「傷だらけの男たち」


監督 : アンドリュー・ラウ
出演 : トニー・レオン 金城武


 

初めて、悪役に挑戦したトニーレオン 笑顔の奥に隠された
冷ややかな眼差しがカッコイイ! ツッコミどころも多いけれど
見終えた後の、何とも言えぬ悲哀感は、香港映画が1番!!


「インファナルアフェア」「新・男たちの挽歌」「ワイルドブリット」 
どの作品もトニーレオンはカッコイイけれど (・・オイオイ・・)



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ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ

2007年07月14日 | MOVIE
「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(そら)へ」


監督 : 前田哲
出演 : 松山ケンイチ 利重剛 池内博 山崎努


                          
 

山崎努が、沖縄美ら海水族館長役で出演すると情報を得たので、見に行く。
ドキュメンタリーなら挑戦するけれど、動物を題材にする映画は、実は 苦手。


しかも、学校の夏休み前に公開された、いかにも夏の季節に相応しい映画。
山崎努、沖縄美ら海水族館、実話の映画化に、かろうじて救われたけれど
動物が題材となる映画は、やはり苦手。イルカは可愛く、その演技は健気!

エンディングロールに、出演したイルカの「名前」が出たのが、良かったな~



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キサラギ

2007年07月12日 | MOVIE
「キサラギ」


監督 : 佐藤祐市
出演 : 小栗旬 香川照之 ユースケ・サンタマリア 小出恵介 塚地武雅


アイドル「如月ミキ」の一周忌に参加した、5人のオタクファンが、死の真相を探る。
「ファン」という「生き物」の持つ、愚かさと、情けなさと、可愛らしさを、絶妙に描写。
テンポの良い台詞と丁寧な伏線の、かなり練られた脚本。個人的には爆笑モノ・・・



デビュー前からの雑誌記事を、スクラップして収めている「パーフェクトコレクション」
「頑張って下さい」と200通も出したファンレター。大切に保存している直筆の返事。
事件現場に遺された「物証」ともなる「遺品」でさえも、5人には「ミキちゃんのお宝」

そして心の奥で密かに確信している「自分がファンナンバーワン」という思い込み・・・



          

ミキちゃんのことを誰よりも詳しく知り、ファンナンバーワンと自負していた「家元」が
他の4人が、父親、友人、幼馴染、マネージャー、ミキちゃんに「近い」人物だと知り
自分が1番ミキちゃんに「遠い」と撃沈していく姿が笑える。ファン心理、掴んでるな。




          
 
想いを込めた、200通のファンレター。ミキちゃんの挫けそうな心を支えたメッセージ
そして、「自分の命よりも大切」な200通のファンレターを守るため、命を落とした!?


真相は、これで、いいではないか! 真実を追究することは、必ずしも正義ではない。
私のような、愚かで、情けない、「ファン」に、ステキな夢を見せてくれた。ありがとう!




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殯(もがり)の森

2007年07月11日 | MOVIE
「殯(もがり)の森」


監督 : 河瀬直美
出演 : うだしげき 尾野真千子


2007年「第60回カンヌ国際映画祭」 「グランプリ(審査員特別大賞)」受賞作品。

「殯 (もがり)」、「敬う人の死を惜しみ、偲ぶ時間、または場所」を意味するらしい。
遺骨を土に還すことができると言われる「三十三回忌 忌い上げ(とむらいあげ)」 
33年「殯」の状態でいた主人公の、妻の死を惜しみ偲ぶ想いの壮絶さは伝わる。



この映画の「死」に、ある意味で覚悟していたし、ある意味で期待していたけれど
死の経験に対峙させられることも、死生観を揺さぶられることも、ないままに終了。



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クイーン

2007年06月16日 | MOVIE
「クイーン」


監督 : スティーブン・フリアーズ
出演 : ヘレン・ミレン マイケル・シーン ジェームズ・クロムウェル


日本では、上映されないという以前に、制作もされないだろうことを考えると
王室の、存命中のエリザベス2世を題材にして、映画が作られたことに驚愕。


ユーモアとアイロニーの絶妙なバランス感。個人的には、不謹慎ながら爆笑。
首相役が画面に登場するたびに「コメディ」のように見えてきたのは私だけ?



 しかし、女王! わざわざ台所で長ネギの横で電話を取らなくても・・・ 



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あるスキャンダルの覚え書き

2007年06月15日 | MOVIE
「あるスキャンダルの覚え書き」


監督 : リチャード・エアー
出演 : ジュディ・デンチ ケイト・ブランシェット ビル・ナイ


スキャンダルは、教師と高校生の情事ではなく 「スキャンダルの覚え書き」そのもの。

自分自身と相手の存在を認め合い、自立した人間として相互関係を結ぶのではなく
孤立した心に淀む孤独感から、歪んだ愛を、偏狭的に執拗的に、相手に求め続ける。
強弱、軽重、善悪の違いはあるけれど、誰もが陥りそうな 人間の醜悪な一面の描写。 


 こわい・・・





鬼気迫る壮絶な修羅場のシーンで、投げられるセリフ。「貴女は愛することを知らない」
誰かを本当に愛することを知らないままでは、誰かに愛されるということは分からない。
誰かから本当に愛されることを知らなければ、誰かを愛することも分からないのだろう。




精神的疲労を抱え映画館を出ながら、宮沢賢治的に、私は 「私の生き方」を確認する。

「借りがある」などと卑屈にはならず、「貸しがある」などと傲慢にもならず、常に平等で
どんな人にも、どんな時でも、自由。来る者は拒まず、去る者は追わず、運命のまま・・・ 



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主人公は僕だった

2007年06月03日 | MOVIE
「主人公は僕だった」


監督 : マーク・フォースター
出演 : ウィル・フェレル エマ・トンプソン ダスティン・ホフマン


どんなに「結末」を変えてほしいと、神に向かい祈り続けてみても
「私の物語」も、「誰の物語」も、「結末」は、絶対に、「死」で終わる。

「結末」までの「物語」 単調で平凡な毎日でも、書き続けなくちゃ!



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しゃべれどもしゃべれども

2007年06月02日 | MOVIE
「しゃべれどもしゃべれども」


監督 : 平山秀幸
出演 : 国分太一 香里奈 森永悠希 松重豊 八千草薫 伊東四朗


デビューの時からオッカケしている作家の1人、佐藤多佳子の小説の映画化。

「三つ葉」「十河」「村林」「湯河原」など、イメージ通り。キャスティングが上手い。
編集はあるけれど、軽妙洒脱な小説の雰囲気が壊れていないのも嬉しいな!

国分太一は声が通るし、落語「火焔太鼓」も、思わず引き込まれる。好演。 



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ホリディ

2007年05月23日 | MOVIE
「ホリディ」


監督 : ナンシー・マイヤーズ
出演 : キャメロン・ディアス ケイト・ウィンスレット ジュード・ロウ
      ジャック・ブラック イーライ・ウォラック




                  



ありそうで、ありえない、でも、ありえなさそうで、ありえる
家ごとチェンジするアイデアが面白い。私も挑戦したい!


ただ、この監督の前作「恋愛適齢期」のダイアンキートンの
描き方にも感じたけれど、オーバーアクトというのかな!?
演出だろうけれど、キャメロンディアスが、見ていて疲れる。


やはり、前作でも感じたことだけれど、「ベタな」ラブコメでも
もう少し「ラブシーン」にセンスがほしいかな~ 色気がない。



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名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)

2007年05月11日 | MOVIE
「名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」


原作 : 青山剛昌
音楽 : 大野克夫
ゲストミュージシャン : 本田雅人 中川英二郎 佐久間勲 





劇場版「名探偵コナン」の音楽に 前回同様、本田雅人さんが参加ということに
プラスして、中川英二郎さんと佐久間勲さんも、参加しているという情報を得て
「映画を聴きに」行く。美味しい場面でのブラスに、喜んでいたのは私だけ!?





「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」より、個人的に楽しめた。 



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ロストロポーヴィチ 人生の祭典

2007年05月06日 | MOVIE
「ロストロポーヴィチ 人生の祭典」


監督 : アレクサンドル・ソクーロフ
出演 : ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ガリーナ・ヴィシネフスカヤ
      小澤征爾


世界的なチェリストである、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチと
妻のオペラ歌手、ガリーナ・ヴィシネフスカヤのドキュメンタリー

2007年で80歳を迎えたロストロポーヴィチ氏を記念した映像。
「演奏家は、作曲家の、娼婦のようなもの」という言葉が印象的。


日本では2007年4月21日、公開。氏は、4月27日に御逝去。
御冥福を祈りたいという思いで 映画館に行くのは初めて。満席。



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バベル

2007年05月04日 | MOVIE
「バベル」


監督 : アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演 : ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット 役所広司 菊地凛子


「言葉が通じない。心も通じない。想いはどこにも届かない・・・」 
映画に添えられた振り絞るような「言葉」に、胸を熱くしていた私。


誰もが、「想い」を「言葉」にしようと、「自分の言葉」を探し続ける。
しかしながら「自分の言葉」は、探せば探すほど綴れば綴るほど
開かれることがなく、閉じてしまう。「言葉」は、通じず、届かない。




通じないからこそ、通じてほしいと、届かないからこそ、届けたいと
そこから始めるしかないと信じて、「言葉」を探して、綴るけれど・・・


「言葉が通じない」「心も通じない」「想いはどこにも届かない・・・」 
この「言葉」に触れ、何かに突き動かされたことは、確かなようだ。





映画のテーマとズレていくけれども、もし日本人の妻の死の原因が
米国夫妻の末子の事故に関係するとか、その逆の状況があるなら
愕然としてしまうほどに、重い「何か」が、「届いた」気がしている・・・



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