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ちい坊のオッカケ人生

ハイテンションでクールな ちい坊のオッカケ記録

アフター・ウェディング

2007年11月27日 | MOVIE
「アフター・ウェディング」


監督 : スサンネ・ビア
出演 : マッツ・ミケルセン ロルフ・ラッセゴード 
      スティーネ・フィッシャー・クリステンセン シセ・バベット・クヌッセン 


「自分の余命が短い事を知った時、人は一体何を家族に残せるだろうか?」

チラシのメッセージに惹かれて見る。余命宣告を受けた主人公と、その家族。
登場人物の心の機微が、目のアップという演出で、丁寧に描写されてるので
誰の心にも、自分の心を重ねて、その想いを感じることができた気がする・・・





もし、見た順番が逆だとしたら、たぶん、もっと、「象の背中」を酷評したと思う。



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マイティ・ハート/愛と絆

2007年11月26日 | MOVIE
「マイティ・ハート/愛と絆」


監督 : マイケル・ウィンターボトム
出演 : アンジェリーナ・ジョリー


2002年にパキスタンで起きた、アメリカのジャーナリスト、ダニエルパール氏が
テロリストに誘拐・殺害された実話の映画化。重い・・・製作の1人にブラッドピット



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4分間のピアニスト

2007年11月25日 | MOVIE
「4分間のピアニスト」


監督 : クリス・クラウス
出演 : ハンナー・ヘルツシュプルング モニカ・ブライブトロイ 


たとえ美しく身体を清めても、たとえ美しいドレスを着ても
ピアノに触れる機会を得ても、専任教師が付いたとしても
身も、心も、縛り付けられたままでは、自由な私では、ない。

後ろ手にピアノを弾く主人公を描いたチラシは 素晴らしい。



予告編は 全く見ないまま見ることができたけれど、やはり
「4分間」のラストに神経が集中してしまい、物語の全体を
丁寧に、読み取る・感じ取ることをしないまま最後を迎えた。



私は、主人公がチラシの姿のままで、痛烈な皮肉を込めて
教師の指導どおり、正統派のピアノを弾くと思い込んでいた。



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カフカ 田舎医者

2007年11月24日 | MOVIE
「カフカ 田舎医者」


監督・脚本 : 山村浩二


アニメーション作家の山村浩二の最新作。オタワ国際アニメーション映画祭で
日本人では初めてのグランプリを獲得。モーニングショーとレイトショーで上映
公開日11月17日のレイトショーでは、監督のトークショーも開催されたらしい。




2003年のアヌシー国際アニメーション映画祭で、最高賞グランプリ受賞をした
「頭山」他、「校長先生とクジラ」「年をとった鰐」「こどもの形而上学」も同時上映


 

「頭山」と「こどもの形而上学」は、個人的にも好きな世界。シュールでブラック 



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クワイエットルームにようこそ

2007年11月12日 | MOVIE
「クワイエットルームにようこそ」


監督 : 松尾スズキ
出演 : 内田有紀 宮藤官九郎 りょう 蒼井優 大竹しのぶ


真白なクワイエットルームで、全ての「しがらみ」から、解放された主人公が
譲れない何かに気付き、自分自身を見つけていく姿が ユニークに描かれる。
「どうしてココにいるか」 過去と断絶、未来に生きるための死と再生の物語。


生きにくい世界で頑張る、女性への応援歌のように感じる。ラストシーンでは
主人公の笑顔に、思わず微笑む自分自身を発見する。思いがけず感動した。



正気と狂気 異常と正常 夢と現実 事実と虚構 希望と絶望 日常と非日常 
両極端な2つの世界は紙一重 案外、薄い紙1枚でしか隔たれてないのかも。
強化ガラスは割れなくても、厳重に見える扉は、意外と通り抜けられるのかも。






 

2007年11月2日の日本経済新聞の夕刊の、映画の「興行分析」コーナーで
「めがね」「クワイエットルームにようこそ」が女性に支持を得ていると紹介記事。
苦手な俳優の出演があり パスしようとしたけれど、この記事がキッカケで鑑賞。
(ビジュアル的には強烈で、キツくて、最後まで抵抗感が拭えないけれども・・・)


両方を見て感じたのは、「めがね」では主人公は再び「ハマダ」に戻るのに比べ
「クワイエットルームにようこそ」の主人公は 二度と戻らないと訣別していること。
物語は異なるけれども、現実から逃避するという主人公の設定は、どちらも同じ。
主人公の行動は些細な相違のように見えるけれど、たぶん、大きく異なると思う。



私は、前に進みたいから、強く生きたいから、ただ癒されるだけの世界に留らず
たとえ傷ついても、痛みとともに、「どうしてココにいるか」を徹底的に見つめたい。



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象の背中

2007年11月11日 | MOVIE
「象の背中」


監督 : 井坂聡
出演 : 役所広司 今井美樹 井川遥 岸部一徳 高橋克実


個人的事情もあり、何度か目にしていた予告編にボロ泣きしていた私は
実際に映画が始まると、ものの10分も経たないうちに一気に冷めていく。



「人生で最も輝いた、夫婦の180日間」

テーマは「夫婦愛」と謳いながら、主人公の側に最後まで登場する「愛人」




「余命宣告」を受けて残された時間を生きていく人間と、看病に当たる家族。

何をしたらいいのか、逆に何をしてはいけないのか、そして何ができるのか
手がかりだけでも見つけたい思いで見たけれど、残念ながら何も掴めず・・・



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ヘアスプレー

2007年11月08日 | MOVIE
「ヘアスプレー」


監督 : アダム・シャンクマン
出演 : ニッキー・ブロンスキー ジョン・トラヴォルタ 
      ミシェル・ファイファー クリストファー・ウォーケン


1000人のオーディションから抜擢されたというだけあり、主人公がキュート 
知らないままで見ていたら、ジョントラヴォルタだと気付かないでいたかも・・・

人種、容姿、身体的差別問題を、吹き飛ばしてくれたことが個人的には嬉しい。



 

甘い誘惑をオモチャで撃退して、トボけ続けるクリストファーウォーケンがツボ
文字だけの味気ないエンディングロールが多い中、幸せ気分は最後まで続く。



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幸せのレシピ

2007年10月26日 | MOVIE
「幸せのレシピ」


監督 : スコット・ヒックス
出演 : キャサリン・ゼタ=ジョーンズ アーロン・エッカート アビゲイル・ブレスリン


2001年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイク。「リトル・ミス・サンシャイン」の
オリーヴちゃんを演じたアビゲイルブレスリン出演。可愛い。大女優になってほしいな~



ベタかも知れないけれど、登場人物の心が最後に触れ合うストーリーは、心が癒される。



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伊能忠敬 子午線の夢

2007年10月13日 | MOVIE
「伊能忠敬 子午線の夢」


監督 : 小野田嘉幹
出演 : 加藤剛 賀来千香子 榎木孝明 加藤大治郎


「みんなで進めよう! 新世紀ちば健康プラン 市民健康づくり大会」の一環で
千葉市生涯学習センターにて上映。通常も「水曜名画座」として上映会を開催。


公開の時期は見落としていた。完成した地図を眺めるシーンには胸を打たれる。
佐原市の伊能忠敬記念館は、小さいながらも充実している。また行きたいな・・・



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今宵、フィッツジェラルド劇場で

2007年10月11日 | MOVIE
「今宵、フィッツジェラルド劇場で」


監督 : ロバート・アルトマン
出演 : ギャリソン・キーラー メリル・ストリープ


ギャリソンキーラー氏は、この映画で描かれるラジオ公開生番組の
実際の司会を務めていた人物とのこと。流暢な司会に低音の魅力。

メリルストリープも可憐 個人的には、下品な歌に抵抗がある・・・





 

千葉の映画館で見落として、どうしても観たくて、新橋まで観に行く。
JRのガード下の映画館。驚く!電車の「効果音」が気になるけれど
女性700円。見落とした映画が上映されたら、ココもチェックかな?



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めがね

2007年10月07日 | MOVIE
「めがね」


監督 : 荻上直子
出演 : 小林聡美 光石研 もたいまさこ 市川実日子


過去を詮索せず、未来に干渉せず、時間と空間を 共有するということだけで
相手の存在を受容して尊重する、「かもめ食堂」の主人公「サチエ」は理想像。

「来る者は拒まず、去る者は追わず」 彼女のバランス感覚と絶妙な距離感に
観客の私も、受容され尊重されたような、居心地の良さが感じられた気がする。




それに反して、「たそがれないのに、いったい何しにここに来たんですか?」の
セリフに見られるように、相手を受容して尊重する 姿勢が見られないばかりか
刺々しい言葉や得体の知れない嫉妬が投げ付けられる世界。居心地が、悪い。


異質な文化を持つ者を受容も尊重もせず、排除することで団結する性質が怖い。
相手の生き方を尊重してはじめて、自分の生き方も尊重されるのではないかな。



この息苦しさに、脱出を試みた主人公が、結局「ハマダ」に戻らざるを得なくなり
「たそがれるために、来たわけではない」という世界が、いつのまにか失われて
「ハマダ」の世界に同化されていく展開に、怖さを感じたのは、私だけだろうか?



「たそがれないのに、いったい何をしに見に来たんですか?」と言われそうだ・・・ 







この記事を書いてからも暫く、鑑賞後に覚えた違和感が離れず、考え続けていた。
そして今まで見えないでいた自分の深層心理が、見えてきたような気がしている。

何故、某SNSには「参加したくない」のか、何故、携帯電話を「持ちたくない」のか、
何故、誰もが良い人なのに、関係に少し「距離を置きたい」と感じてしまうのか・・・



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題名のない子守唄

2007年10月06日 | MOVIE
「題名のない子守唄」


監督 : ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 : クセニヤ・ラポポルト ミケーレ・プラチド クラウディア・ジェリーニ 
音楽 : エンニオ・モリコーネ


あの「ニューシネマパラダイス」の、ジュゼッペトルナトーレ監督の最新作。

「R-15指定」に躊躇したけれども、勇気を出して鑑賞。予想以上の重さ。

「過去」から解放された主人公に救われる。全体的に、音楽は過剰かな?



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ミス・ポター

2007年09月29日 | MOVIE
「ミス・ポター」


監督 : クリス・ヌーナン
出演 : レネー・ゼルウィガー ユアン・マクレガー エミリー・ワトソン


                    

「ピーターラビット」で人気のイギリスの絵本作家
ビアトリクス・ポターの生涯。その生涯を描くには
上映時間93分は短すぎる? 駆け足という印象。



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長江哀歌

2007年09月27日 | MOVIE
「長江哀歌」


監督 : ジャ・ジャンクー
出演 : ハン・サンミン



2006年 ベネチア国際映画祭でグランプリ受賞作品。



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レミーのおいしいレストラン (日本語吹替版)

2007年09月20日 | MOVIE
「レミーのおいしいレストラン (日本語吹替版)」


監督 : ブラッド・バード


  

人間リングイニが、一生懸命に努力しているけれど、料理のセンスがなく
料理好きなネズミのレミーと出会う物語なら、感動できた気がするけれど
生き方に、話し方に、イライラ。良い意味で、吹替の佐藤隆太さんは上手。 



  

個人的には、ラタトゥーユの美味しさが分からないので(トマトが苦手・・・)
最後の料理評論家イーゴの感動が、味的に想像できず残念な思いがした。



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