ちい坊のオッカケ人生

ハイテンションでクールな ちい坊のオッカケ記録

アストル・ピアソラ没後15年(2007年)記念 幻のオラトリオ 若き民衆 日本初演

2008年02月29日 | MUSIC
「アストル・ピアソラ没後15年(2007年)記念 幻のオラトリオ 若き民衆 日本初演」

@東京オペラシティコンサートホール タケミツ メモリアル  


小松亮太(bn)

北村聡(bn)、喜多直毅(vl)、鬼怒無月(g)

カティエ・ビケイラ(唄)
パブロ・シンヘル(ナレーション)

指揮 齊藤一郎
特別編成オーケストラ・合唱



アストル・ピアソラ、オラシオ・フェレールにより、1971年に創られた「若き民衆」
2000年にエルサレムで初演された作品の、今回は日本初演という公演らしい。

歌とナレーションはステージ背後の電光掲示板で、日本語による字幕にて紹介。
配られたプログラムによると 「ラプラタ河の地下に洞窟都市があり、その住民は
われわれの過去 あるいは未来の姿かも知れない」話を軸に、創られた曲らしい。


 

「日本初演」の、重みも深みも全く何も知らないまま、聴きに来た私には、衝撃的。
サビを唄う、カティエ・ビケイラさんの声が、耳から離れない。声が胸に伝わる・・・



 

小松さんの曲は「東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念委託作品」
「この曲を許せなかったお客さまは お手紙下さい。ちゃんと読みますから・・・」等
プログラムでは思い切り謙遜モードの小松さん。許せない人などいない。大喝采。



 会場で配られたプログラムより

 

「プンタ・デル・エステ組曲」
「バンドネオン、ヴァイオリン、弦楽器のための2楽章 (小松亮太)」
 1 レント
 2 ショーロ風


 
 
「オラトリオ 若き民衆」

 第1部 さまざまな記憶

「序章 海のような大河から」
「第一の記憶 兄弟よ、この物語は告げられた」
「第二の記憶 河の子どもたち」
「第三の記憶 小さな裏切り」
「第四の記憶 そして水は悲しみに」
「第五の記憶 神秘の漁師たち」


 第2部 さまざまなメッセージ

「第一のメッセージ 別世界からのタンゴ」
「第二のメッセージ 愛する君よ、僕は信じる」
「第三のメッセージ 若き恋人たちの歌」
「第四のメッセージ 愛のハレルヤ」
「第五のメッセージ 炎の船」
「第六のメッセージ 3つの声明」
「最後のメッセージ 銀(プラタ)の春」



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第80回アカデミー賞

2008年02月25日 | MOVIE
「第80回アカデミー賞」


作品賞 「ノーカントリー」
監督賞 「イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン」(ノーカントリー)


主演男優賞 「ダニエル・デイ・ルイス」(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
主演女優賞 「マリオン・コティヤール」(エディット・ピアフ~愛の讃歌~)


助演男優賞 「ハビエル・バルデム」(ノーカントリー)
助演女優賞 「ティルダ・スウィントン」(フィクサー)


脚本賞 「JUNO/ジュノ」
脚色賞 「ノーカントリ」
撮影賞 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
編集賞 「ボーン・アルティメイタ」


美術賞 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
衣装デザイン賞 「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
メイクアップ賞 「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」


作曲賞 「つぐない」
歌曲賞 「Falling Slowly (ONCE ダブリンの街角で)」
録音賞 「ボーン・アルティメイタム」
音響編集賞 「ボーン・アルティメイタム」
視覚効果賞 「ライラの冒険 黄金の羅針」


外国語映画賞 「ヒトラーの贋作」(ドイツ)
長編アニメ映画賞 「レミーのおいしいレストラン」
短篇アニメ映画賞 「Peter & the Wolf(原題)」
長編ドキュメンタリー賞 「「闇」へ」
短篇ドキュメンタリー賞 「Freeheld(原題)」
短篇実写映画賞 「Le Mozart des Pickpockets(原題)」





 

「ノーカントリー」2008年3月15日に公開。サスペンスらしい。どうしようかな~
映画は好きで良く見に行くけれど、サスペンス系のドキドキハラハラ映画は苦手


SFとかファンタジーは好みではないし、(スターウォーズとかハリーポッターとか)
R指定は避けてるし、(トニーレオンのラストコーション。たぶん、私は見ないかも)
結構、見る映画を選んでしまうのが悔しいな。映画が趣味とは言えないタイプ・・・



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アヒルと鴨のコインロッカー

2008年02月24日 | MOVIE
「アヒルと鴨のコインロッカー」


監督 : 中村義洋
出演 : 濱田岳 瑛太


2007年6月の公開。見落としてしまい、上映館を探していた作品の1つ
アーバンドックららぽーと豊洲のユナイテッドシネマ豊洲で800円で鑑賞
「2007年心に残った映画アンコール上映」 こういうサービス嬉しいな~


感じる心は個人差があるけれど、心に残る映画の1つに選ばれる作品は
やはり、どこかに、人の心を動かす何かがある。そういうものなのかも・・・


ダンボール、チェスト、コインロッカー、四角の空間に大切に閉じ込められる
ラジカセ。そして、ボブディランの「風に吹かれて」 小道具が、とても効果的。



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ジャンクション・トリオ デビューコンサート 

2008年02月23日 | MUSIC
「ジャンクション・トリオ デビューコンサート」

@ドルチェ楽器 管楽器アヴェニュー東京 アーティストサロン ドルチェ   


Jonathan Hammill(hr)
Antonio Marti(tp flh)
中川英二郎(tb)



   

「ジャンクション・トリオ (Junction Trio)」は、東京交響楽団で御活躍のホルン奏者
ジョナサン・ハミル氏が、同楽団で御活躍のトランペット奏者の、アントニオ・マルティ氏
日本を代表するトロンボーン奏者の1人として活躍する中川英二郎氏と結成したトリオ


ステージ企画の2時間に渡るミーティングでは、テーマはトリオの名前に終始したらしい。
「FUSION Trio」「JET Trio」という案も出たそうだけれど、「Junction Trio」決定 


今回ライブのサブタイトルは、「Brass beyond Classic クラシックを越えるブラス!」
曲はクラシックでありながら、3つの楽器のアンサンブルを前面に出したパフォーマンス!




   

ライブ活動歴が長い中川さんだけれど、「トリオ」で演奏することは初体験らしい。意外!
オリジナル以外の クラシック曲は、中川さんには、初体験の曲とのこと。これまた意外!


何しろ楽器が3つしかないので、テーマにしろベースにしろ吹き続けることが求められる。
数日間のリハーサル。初体験ということなど、とても信じられないな。プロフェッショナル 




 

今回、ステージの右側に座る中川さんの演奏姿を、真横から拝見できる場所をゲット!!
トロンボーンのスライドも、無駄がないという感じ。動作そのものからして、実に美しい・・・ 



 

中川さんが言うような、「気楽なリサイタル」には、とても聴こえないマニアックさだけれど
英語で語る中川さんに流暢な日本語で返すジョナサンハミル氏の、和みの会話が嬉しい。



 

1st.

「Philharmonic Fanfare (Eric Ewazen)」
「Trio for Brass (Vaclav Nelhybel)」
「Trio for Brass (Arthur Frackenpohl)」


 

2nd.

「Trio for Brass 「夏至」 (中川英二郎)」
「My Favorite Things (Richard Rodgers)」
「Trio for Brass (Anthony Plog)」


Enc.

「くまん蜂の飛行」



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マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

2008年02月22日 | MOVIE
「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」


監督 : ザック・ヘルム
出演 : ダスティン・ホフマン ナタリー・ポートマン ザック・ミルズ


  何だか精神的に疲れていて、オモチャに癒されに行く    


これから盛り上がるのかなと感じた途端、エンディングロールが流れた・・・



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ROVIN ANTENNA 11 ゲスト鳥山雄司

2008年02月21日 | EVENT
「ROVIN ANTENNA 11 ゲスト鳥山雄司」
@BS11


 

「遊びなれた大人による、大人のための上質な情報番組」らしい。

「時代を語る論客が登場 ANTENNA 11」コーナーのゲストに
鳥山雄司さん。相棒のギター「Fender Telecaster Custom」



 

一週間、同じプログラムが流れるらしく「ライフスタイルに合わせて
月曜日から木曜日の都合のいい午後11時に」見ることができる!
2008年2月18日~2008年2月21日 毎日、見ていた私って・・・



 

でも、鳥山さんより印象的なのは、ナビゲーターの白洲信哉さんかも。
無愛想。マイペース。噛み合わない。「常に自分の感覚」とツッコミ!

メディアの世界では、珍しいタイプ。(4回も同じ会話を聞いて笑えた)



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侍BRASSコンサート

2008年02月16日 | MUSIC
「侍BRASSコンサート」

@八王子市南大沢文化会館  


中川英二郎(tb)

エリック宮城(tp)、辻本憲一(tp)、三澤慶(tp)、佐藤友紀(tp)
野々下興一(tb)、ジョナサン・ハミル(hr)、古本大志(tu)、齋藤充(euph)
齋藤たかし(perc)



  
 
その卓越した実力で日本を代表するトロンボーン奏者の1人として活躍中の
中川英二郎さんが、「クラシック・アンサンブルで何か演りたい」という想いで
結成した金管8重奏、その名も「侍BRASS」  2007年8月11日に開催の
「2007・夏の陣」に、行くことができず悔し涙を飲んだ私。念願のリベンジ!



 

2008年に、南大沢文化会館で開催される情報を得て、まずチケットを予約。
思わず、「ところで、「南大沢」って何処!? 何県!?」と呟いた私だけれど
京王線・南大沢駅の改札口で目に入る 「首都大学東京」の文字で思い出す。


現在、松山大学人文学部社会学科の教員である辻泉氏の、修士論文である
「「居場所」としてのファン マスメディアの「受け手」、若者文化の一事例研究
として」を拝読したくて、以前クルマで「東京都立大学」を訪問。ココだったのね。





文化会館は、首都大学東京とは反対側のエリア。定員500名のホール。満員。
「楽器を演っている人は?」の中川さんの質問には4割くらい挙手していたかな。
約1名を除き、席を埋めていた500名の客層は、地元の八王子市民という印象。


 

未就学児入場不可だけれど、入場料3000円で聴けるのは、あまりにも贅沢 
「SWING GIRLS」も、侍BRASSの楽譜を片手に聴きに来ている。微笑ましい。

アルバム発売と同時に、「SWING GIRLS」がコンクールで演奏できるようにと
楽譜も販売。その中でも 「文明開化の鐘」は、演奏されている回数が多いらしい。





でも、中川さんから見た客席は、「おとなしく」緊張しているように感じられるらしく
「辻本さんと、齋藤さんと、私は、同じ年齢なのです」 リアクションのない客席に
「無反応は、どうなんでしょう?」「最前列の審査員席の皆様、如何でしょうか?」 

(でも、少なくとも3人は、外見も同年齢に「見える」から驚きがないのでは!?)



 

「東京闊歩~Tokyo walkin’」では、作曲者である三澤さんが、詳細な曲紹介。
「浪人と呼ばれた者達が、タイムトリップして、東京の銀座の街に出現してしまい
歩き回る様子を曲にした」の三澤さんに、中川さんも「具体的ですね~ 初耳!」

イメージが膨らんでいる三澤さん曰く「映画ならば、キャスティングも決まっている。
主役は、オダギリジョーさんか、浅野忠信さん」 似合いすぎて個人的には爆笑! 



  

「何故チューバ奏者は、食べることに執着心があるのか?」ツッコミされたけれど
次田心平さんに代わり、今回、初参加の古本さん。安定感があり、とても良く響く。


次回の公演は2008年7月18日、東京オペラシティコンサートホール 楽しみ 



 会場で配られたプログラムより (未記載 




1部 

「武士道」
「葉隠」
「文明開化の鐘」
「花の狂乱」
「東京闊歩~Tokyo walkin’」
「二天一流」


 

2部 

「祝典序曲」
「亡き王女のためのパヴァーヌ」
「日本の歌メドレー」
「ジャズメドレー」
「ルパン3世」


Enc.

「くまん蜂の飛行 
「侍 (中川英二郎) 



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第31回日本アカデミー賞

2008年02月15日 | MOVIE
「第31回日本アカデミー賞」


最優秀作品賞 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
最優秀監督賞 「松岡錠司」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
最優秀脚本賞 「松尾スズキ」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)


最優秀主演男優賞 「吉岡秀隆」(ALWAYS 続・三丁目の夕日)
最優秀主演女優賞 「樹木希林」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
最優秀助演男優賞 「小林薫」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
最優秀助演女優賞 「もたいまさこ」(それでもボクはやってない)


最優秀音楽賞 「大島ミチル」(眉山)
最優秀撮影賞 「蔦井孝洋」(眉山)
最優秀照明賞 「疋田ヨシタケ」(眉山)
最優秀美術賞 「部谷京子」(それでもボクはやってない)
最優秀録音賞 「鶴巻仁」(ALWAYS 続・三丁目の夕日)
最優秀編集賞 「菊池純一」(それでもボクはやってない)


新人俳優賞 「ウエンツ瑛士」(ゲゲゲの鬼太郎)
         「林遣都」(バッテリー)
         「三浦春馬」(恋空)
         「新垣結衣」(恋空)
         「内田也哉子」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
         「夏帆」(天然コケッコー)
         「北乃きい」(幸福な食卓)


話題賞 俳優部門 「新垣結衣」
話題賞 作品部門 「キサラギ」
アニメーション作品賞 「鉄コン筋クリート」


最優秀外国作品賞 「硫黄島からの手紙」







あの「キサラギ」が、「話題賞 作品部門」受賞 

個人的には、今回の話題は、これで十分!!! 



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テラビシアにかける橋

2008年02月11日 | MOVIE
「テラビシアにかける橋」


監督 : ガボア・クスポ
出演 : ジョシュ・ハッチャーソン アンナソフィア・ロブ


空想の世界に遊ぶことは、決して現実の世界からの逃避ではない。
逆に、現実の世界を生き抜くための 力を、与えてくれるものなのだ。


テラビシアに架けた橋は、テラビシアから現実に架かる橋。両方の
世界を行き来する中、これからは、彼は1人でも強く生きていける!



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母べえ

2008年02月10日 | MOVIE
「母べえ」


監督 : 山田洋次
出演 : 吉永小百合 浅野忠信 志田未来 佐藤未来


子供2人が怪演?
 
今後が楽しみ!!



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ロス:タイム:ライフ

2008年02月09日 | EVENT
「ロス:タイム:ライフ」
@フジテレビ


 

サッカーの審判が出てこない代わりに、裁判官に 「貴方の人生は明日までです」と
宣告され、大声で叫ぶ自分の声で目が覚めるという「夢」を、良く見ていた時がある。



「人生のロスタイム」  私の「ロスタイム」は、どのくらいか知ることはできないけれど、
どれだけ抵抗しても、逃れられない。今も確実に、1秒ずつカウントダウンされている。


その時、私は、何を想い、誰を想い、どう行動するだろう。考えていると、今の時間が
本当に大切なものだと気付かされる。コメディタッチだけれど、質の良いドラマかも~



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顔魂~KAODAMA~ 石井竜也展覧会

2008年02月08日 | EVENT
「顔魂~KAODAMA~ 石井竜也展覧会」

@森アーツセンターギャラリー


2008年1月31日~2008年2月17日




ミュージシャン、映画監督、プロデューサー等、多方面に渡るシーンで活躍中の
米米CLUBのリードボーカルの、カールスモーキー石井さんこと、石井竜也さん。

美術も専門で造詣も深く、絵画や造形などの創作活動も続けていた石井さんが、
粘土で作成した鳥・狐・狸のようなダルマ達に、喜怒哀楽の「顔」を表現している。



                    

100体も作成した中から70体を展示。「魂」の吹き込まれた「顔」に、圧倒される。



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くにおんジャズ Vol.1 Part2.国立音楽大学OBセッション

2008年02月06日 | MUSIC
「くにおんジャズ Vol.1 Part2.国立音楽大学OBセッション」

@新宿 PIT INN 


佐山雅弘(pf)、山下洋輔(pf)、原田依幸(pf)、椎名豊(pf)
本田雅人(as)、池田篤(as)、梅津和時(as)、松風鉱一(ts)
金子健(b)、高橋徹(ds)、古澤良治郎(ds)、佐藤芳明(acc)、喜多直毅(vl)



   

「何よりも音楽を愛し、音楽へのこだわりと夢を信じ、自らの信念を貫き通す人々の
学舎であることを」目指して、1950年に新制大学として発足した国立音楽大学は
クラシック界、日本の音楽界に、多くの作曲家、声楽家、演奏家を、送り出している。



  

2006年4月、基礎課程修業後の3年生から履修できる専門課程のカリキュラムに
「演奏応用コース (ジャズコース)」が開講。2年間 ジャズコースで学んだ学生達の
卒業を祝福して、ピットイン昼の部では「Part1. 国立音楽大学ジャズコースライブ」
そして夜の部では、国立音楽大学のOBが集結 豪華なセッションが開催される。



    

本田雅人さんが、在学中に所属されていた「ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ」は
「YAMANO BIG BAND JAZZ CONTEST」の、1983年の第14回大会にて
最優秀賞に輝き、本田さんは、最優秀ソリスト賞を受賞。14回大会に参加している
池田篤さんは、2年後の第16回大会では優秀ソリスト賞を受賞、同バンドは優秀賞。


山下洋輔さんによる今回のセッションのインフォメーションでは、本田さんと池田さん
後輩として在籍した椎名豊さんを、国立音楽大学を優勝に導く活躍をされたと紹介 

本田さんと池田さんが同じステージに立つのは、1984年の在学中以来らしい!!
なんと24年ぶり!! 進む道が1本違うだけで、生きる世界は異なるものなのね・・・



 

この企画は山下さんが中心になり、1年がかりでメンバーに声を掛けたらしいけれど
国立音楽大学の大先輩が集結している控室では、本田さんも珍しく「緊張している」

曲は、なかなか聴くことのできないジャズの本田さん。しかも、ジョンコルトレーン!!




 

1部では、佐山さんが1人、歴史を紐解きながら、歴代ピアニストの曲を弾くコーナー

しかしフリージャズコーナーに入ると、さすがに睡魔が襲い途中で失礼したのが残念。
佐藤さんや喜多さんなど、若い卒業生の方の在学中の話など、聞いてみたかったな。 



 

1st.

佐山雅弘(pf)

「グガン (山下洋輔)」
「CMT&C (本田竹広)」
「Good-bye (板橋文夫)」
「サヤマンボ (佐山雅弘)」




2nd.

本田雅人(as)、池田篤(as)、椎名豊(pf)、金子健(b)、高橋徹(ds)

「Lazy Bird」
「It’s Easy To Remember」
「Locomotion」




3rd.

梅津和時(as)


(ここまでで帰宅)





 

昨夜 BlueNoteTOKYO「PATTI AUSTIN meets GORDON GOODWIN’S
BIG PHAT BAND」のステージに打ちのめされて、魂が抜かれてしまい放心状態。



「The Jazz Police」がエンドレスで鳴り響くことに加えて、夜に雪が降るという予報。
しかし、雨が降ろうと、槍が降ろうと、アメニモマケズ、ユキニモマケズ、行って大正解。







 

1月下旬から2月上旬までの連続ライブは、自分への御褒美プラス家族からの贈物 

2007年3月には、月に合計13回ライブという新記録を樹立したけれど、さらに今回
2回目の連続5日間ライブ、12日間に9回ライブという新記録。たぶん、これが最後!



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PATTI AUSTIN meets GORDON GOODWIN’S BIG PHAT BAND

2008年02月05日 | MUSIC
「PATTI AUSTIN meets GORDON GOODWIN’S BIG PHAT BAND 最終日 1st Stage」

@Blue Note TOKYO   


Gordon Goodwin(pf ts)

Wayne Bergeron(tp)、Dan Fornero(tp)、Bob Summers(tp)、Dan Savant(tp)
Andy Martin(tb)、Francisco Torres(tb)、David Ryan(tb)、Craig Ware(tb)
Eric Marienthal(as fl)、Sal Lozano(as fl)、Jeff Driskill(ts fl)
Brian Scanlon(ts fl)、Jay Mason(bs fl)
Bernie Dresel(ds)、Rick Shaw(b)、Andrew Synowiec(g)、Brad Dutz(perc)


Guest
Patti Austin(vo)




            (perc)  (b) 
 (g)
                 (ds)

  (pf)                         
                         (tp)   
                         (tb)                 
                         (sax)   


                (vo)   



  

グラミー賞に5回ノミネートされ、日本では2005年に上映された「Mr.インクレディブル」
(「The Incredibles」2004年)の音楽で最優秀器楽編曲賞を獲得されたことで人気の
ゴードングッドウィン氏が、御自身のビッグバンドの「BIG PHAT BAND」を率いて来日。


2007年1月31日から2月5日まで、ステージにボーカルのパティオースティンを迎えて
ビッグバンドでサポートする豪華なステージ。初日、エリックマリエンサル氏の出演がなく
もう1回、聴きたいと感じたけれど、初日のライブに打ちのめされてしまったことが決定打。

帰り際に最終日も予約。エリックマリエンサル氏も聴くことができることになる。ラッキー



  

最終日ということで、客席も、リーダーも、メンバーも、ステージも、ハイテンション 
パティオースティン姫「今日でお別れね。もう会えない~」泣き崩れるジェスチャー キュート



 

初日、最初から最後まで呻き声を上げて絶叫していた私。最終日は、もう壊れていた・・・

やはり各セクションごとのアンサンブルの素晴らしさ、人間業とは思えない。パーフェクト  

サックス隊の、透明感があり流れるような音。トロンボーン隊の、ふくよかでコクのある音。
そして、何よりカッコイイのは、トランペット隊。とにかく音の切れ味が違う。鋭く、力強い!



                     

どれだけ速く吹いても、メンバーの出す音が、「1秒の狂いもなく」揃うという感じ。芸術的

個人的に語彙の貧しさという致命的な原因があるので、「素晴らしいアンサンブル」という
言葉を多用してしまうけれど、これからは、他のライブで、簡単には使いたくないかも・・・



(今回のステージで「Get In Line」も聴いてみたかったな! カッコよかっただろうな~) 



 

セカンドは「Play That Funky Music」で、エリックマリエンサル氏 フィーチュアらしい。
かなり残念な想いも感じたけれど、もう一度「The Jazz Police」が聴けたので大満足!



初日から2日後、2月3日の日曜日も、申し込みして行くつもりでいたけれど、大雪で断念。
初Blue Note TOKYOということだけれど、また聴く機会に恵まれることを祈りたいな  


 



 

「High Maintenance」
「Samba Del Gringo」
「Count Bubba’s Revenge」
「Backrow Politics」

「I’ll Build A Stairway To Paradise」
「Funny Face」
「Swanee」 
「Lady be Good」

「Swingin’ For The Fences」


Enc.

「The Jazz Police」



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高橋孝コンサート 

2008年02月02日 | MUSIC
「高橋孝コンサート」

@千葉県文化会館  


高橋孝(三味線 歌)

森下武(g)、友成好宏(pf)、平山織絵(vc)
小川GAAA(ds)、宮島朋之(b)、金子桜美(key)


Special Guest
小椋佳(vo)



  

津軽三味線の奏者、また民謡歌手として人気の、高橋孝さんのファーストコンサート
「今日という日を・・・」は、孝さんの出身地である千葉県で2007年1月27日に開催。

2007年7月は、TBSドラマ「地獄の沙汰もヨメ次第」に、三味線の指導、監修を務め
おまけに御出演というライブだけでない幅広い活躍に、新たなファンを獲得した孝さん。

今回、1年ぶりに思い出の場所である千葉県文化会館のホールコンサート。大盛況!





凝った舞台。中でも照明が素晴らしい。バージョンアップ 舞台に集中させられる。 

三味線と歌も、勿論、磨きがかかり、曲の紹介におけるトークも上達! 言葉が丁寧で、
誠実さが失われていない孝さんに感心させられる! 人の心を掴むのが上手いけれど
これだけは技術を磨いてどうにかなるものではない。人間的に、大成長されたのだろう。





そして、会場に集まられた、たくさんのファンの方の熱い応援を見ながら感じていたこと。

誰にでも顔と名前が一致するような、メジャーな存在でいてほしいなど思わないけれど 
応援している人には、狭く小さく固まるより、広く大きく伸びてほしいもの。羨ましいな~





1st.

「逢いたくて」
「誰そ彼の孤独」
「別れた理由」
「私は北国津軽の子」
「雪の暖かさ」
「GRANADA Ⅱ」
「願い」
「明日を創る者たち」
「田原坂」




2nd.

「津軽あいや節」
「津軽よされ節」
「道南口説節」

「あの頃へ (安全地帯)」
「夢芝居 (梅沢富美男)」

「愛燦燦」
「船旅」

「真っ新な台本」
「忘れられない」
「出来るなら」


Enc.

「津軽じょんがら節」
「流されはしなかった」



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