goo blog サービス終了のお知らせ 

ちい坊のオッカケ人生

ハイテンションでクールな ちい坊のオッカケ記録

譜めくりの女

2008年04月23日 | MOVIE
「譜めくりの女」


監督 : ドゥニ・デルクール
出演 : カトリーヌ・フロ デボラ・フランソワ


 


「憎悪」という感情は、捩れてしまうと、本当に怖い。

でも私なら、こんなに手の込んだ復讐を企てるなら
気持ちを伝えて、反省の言葉か謝罪を求めるな~

確かに彼女は、それができないからこそ、執念深く
黒く、重く、感情を燻らせていたのだろうけれど・・・ 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィクサー

2008年04月22日 | MOVIE
「フィクサー」


監督 : トニー・ギルロイ
出演 : ジョージ・クルーニー トム・ウィルキンソン ティルダ・スウィントン


第80回アカデミー賞では、ティルダスウィントンが助演女優賞を受賞して
ジョージクルーニーが主演男優賞、また作品賞もノミネートされた 話題作。


演技力という意味ではなく、助演女優賞受賞というほど役が作品の中で
生きてないと感じてしまうのは私だけ? 綺麗な女優だけど 印象が薄い。

ジョージクルーニーが好きなので、個人的に嬉しい。主演男優賞は残念!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うた魂(たま)♪

2008年04月12日 | MOVIE
「うた魂(たま)♪」


監督 : 田中誠
出演 : 夏帆 ゴリ 薬師丸ひろ子 徳永えり 亜希子


練習に来ない、真剣に歌わない、投げやりな主人公が、再度やり直そうと、部に戻る。
主人公の親友という設定の、合唱部の部長は、言い放す。「私は、かすみを、干すよ」


譜面を捲り歌えない親友に気付き、後輩から敬遠されていた自分の姿を知る主人公。
心を入れ替えた姿を見た部長は何も言わず、その成長を嬉しく喜び優しく迎え入れる。



恐らく、今、高校生で、友達に、これだけ厳しい言葉を掛けられる人間は、いないだろう。
そして、今、私達大人も、これだけ厳しい言葉を誰かに掛けることは、できないだろう・・・


ただ、「友だち地獄 「空気を読む」世代のサバイバル」を読んで、感じたことだけれど
「繊細な優しい関係」を続けるだけでは、人間は、人間の関係は、何ひとつ変わらない。


厳しさもあり優しさもある友情。何よりも、相手の存在を、信じて、受け入れる友達関係。
最近の私は、人間関係に、疲れているのかな・・・ 映画の中の友情を、羨ましく感じた。





     

出演情報を知らないで見ていたので、唐突に登場したゴスペラーズの皆様にビックリ 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲しみが乾くまで

2008年04月05日 | MOVIE
「悲しみが乾くまで」


監督 : スサンネ・ビア
出演 : ハル・ベリー ベニチオ・デル・トロ デヴィッド・ドゥカヴニー


原題「Things We Lost in the Fire」からの邦題センスは巧いけれど
悲しみが乾くまで、悲しみを乗り越えるまで、人は誰かを必要とすると思うし
コピー「そう、きっとあなたを、利用した」 「利用」という言葉は、キツイかな~



 

ベニチオ・デル・トロを見ていたら、日本の俳優、小倉久寛・古谷一行、2人の
顔がチラついて、集中できず・・・ スサンネ・ビア監督には、これからも注目



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

接吻

2008年04月02日 | MOVIE
「接吻」


監督 : 万田邦敏
出演 : 小池栄子 豊川悦司 仲村トオル


一目惚れした相手の人間像を理解したくて、経歴を調べたり共通点を探したりする。
自分自身の姿を相手の姿に重ねてみたり、夢や希望を密かに投影してみたりする。



何より恐ろしいと感じてしまったのは、この事件から彼女の「心」だけを切り離せば
少なくとも同性として、その「心」を理解することは不可能ではないということだ・・・
孤独な女性という設定だけれど、孤独でなくても、誰もが陥る可能性のある心の闇。



映画的には、「後味の悪い」という形容詞を付けてしまうけれど、小池栄子は怪演!



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sweet Rain 死神の精度

2008年03月31日 | MOVIE
「Sweet Rain 死神の精度」


監督 : 筧昌也
出演 : 金城武 小西真奈美 富司純子


筧昌也氏は、大好きなテレビ番組、「ロス:タイム:ライフ」の監督でもある。

2008年3月29日、真木よう子が演じる部長の「ロスタイム」の「部長編」
「全力で戦ったのだから、あの日の選択は後悔しない」全力で仕事に生き
1人で誕生日に死んでいく彼女の姿に、身につまされて私はボロ泣きした。


現在の私は、自分が1番 大切だと感じていること、「私の時間」を守るため
それ以外の全てと、決別している・・・ その結果、全てを、喪失している・・・
恐らく最期の日を、私は、1人で迎えるだろう。淋しいけれど、後悔は しない。



その筧監督の映画ということで、年度末の3月31日に、見に行こうと決心!
映画もコメディタッチでありながら、筧監督の世界観に、心から癒された・・・



でも、もし、私担当の「死神」が側に居るなら、どうか正確な判断をしてほしい。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魔法にかけられて

2008年03月14日 | MOVIE
「魔法にかけられて」


監督 : ケヴィン・リマ
出演 : エイミー・アダムス パトリック・デンプシー スーザン・サランドン


アニメーションと実写のコラボは、ディズニー映画史上の初めての試みらしい。

夢のような ディズニーワールドなオトギバナシと、それを皮肉るリアルな現実。
その対比が面白い。これもまた、ディズニー映画史上の初めての試みかな?



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 クロサギ

2008年03月08日 | MOVIE
「映画 クロサギ」


監督 : 石井康晴
出演 : 山崎努 山下智久 竹中直人 哀川翔


2006年4月に放映されたドラマの映画版

ドラマの映画版は、コケることも多いけれど
大好きな俳優、山崎努さんが出演している
ことを差し引いても、個人的に、かなり満足

パンフレットも 「詐欺」に関する解説が充実







しかし、公開日初日の映画館、客層が若い 

私、「隠れ山Pファン」と勘違いされたかも~
(同じ「山」でも、「山下」ではなく「山崎」・・・)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつか眠りにつく前に

2008年03月07日 | MOVIE
「いつか眠りにつく前に」


監督 : ラホス・コルタイ
出演 : クレア・デインズ ナターシャ・リチャードソン ヴァネッサ・レッドグレイヴ
      メリル・ストリープ メイミー・ガマー


       

2人の名女優と、実の娘達
それだけでも 見る価値あり



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4ヶ月、3週と2日

2008年03月05日 | MOVIE
「4ヶ月、3週と2日」


監督 : クリスティアン・ムンジウ
出演 : アナマリア・マリンカ ローラ・ヴァシリウ


子供を産むということが、自分自身の幸福のためではない社会の中で
彼女は命そのものへの感情が 麻痺していると考えたらいいのだろうか。
生きていく力さえ、剥奪されているということなのか。抵抗する姿なのか。




 

そうでなければ、人生を投げた他人事モードの彼女に怒りが収まらない!


灯りの消えたスクリーン。光の見えない闇のように深い絶望感に襲われる。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

潜水服は蝶の夢を見る

2008年03月03日 | MOVIE
「潜水服は蝶の夢を見る」


監督 : ジュリアン・シュナーベル
出演 : マチュー・アマルリック マリ=ジョゼ・クローズ


左目に「映る」だけの世界は、言葉の力を得た時、左目で「映す」ことができる。
身に起きた経験も、客観的に突放す時、蝶のように羽ばたかせることができる。



主人公の、自分自身の姿を、怜悧に見つめる目。跳ね返していく、意志の強さ。
想像力と創造力。そして、主人公の姿に添う形で、表現されていく斬新な映像!


でも、私が、主人公に想いを寄せることができないのは、「象の背中」と一緒・・・
映画に感動すること、事実に感動すること、人物に感動すること。別の次元かな。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第80回アカデミー賞

2008年02月25日 | MOVIE
「第80回アカデミー賞」


作品賞 「ノーカントリー」
監督賞 「イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン」(ノーカントリー)


主演男優賞 「ダニエル・デイ・ルイス」(ゼア・ウィル・ビー・ブラッド)
主演女優賞 「マリオン・コティヤール」(エディット・ピアフ~愛の讃歌~)


助演男優賞 「ハビエル・バルデム」(ノーカントリー)
助演女優賞 「ティルダ・スウィントン」(フィクサー)


脚本賞 「JUNO/ジュノ」
脚色賞 「ノーカントリ」
撮影賞 「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
編集賞 「ボーン・アルティメイタ」


美術賞 「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
衣装デザイン賞 「エリザベス:ゴールデン・エイジ」
メイクアップ賞 「エディット・ピアフ~愛の讃歌~」


作曲賞 「つぐない」
歌曲賞 「Falling Slowly (ONCE ダブリンの街角で)」
録音賞 「ボーン・アルティメイタム」
音響編集賞 「ボーン・アルティメイタム」
視覚効果賞 「ライラの冒険 黄金の羅針」


外国語映画賞 「ヒトラーの贋作」(ドイツ)
長編アニメ映画賞 「レミーのおいしいレストラン」
短篇アニメ映画賞 「Peter & the Wolf(原題)」
長編ドキュメンタリー賞 「「闇」へ」
短篇ドキュメンタリー賞 「Freeheld(原題)」
短篇実写映画賞 「Le Mozart des Pickpockets(原題)」





 

「ノーカントリー」2008年3月15日に公開。サスペンスらしい。どうしようかな~
映画は好きで良く見に行くけれど、サスペンス系のドキドキハラハラ映画は苦手


SFとかファンタジーは好みではないし、(スターウォーズとかハリーポッターとか)
R指定は避けてるし、(トニーレオンのラストコーション。たぶん、私は見ないかも)
結構、見る映画を選んでしまうのが悔しいな。映画が趣味とは言えないタイプ・・・



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アヒルと鴨のコインロッカー

2008年02月24日 | MOVIE
「アヒルと鴨のコインロッカー」


監督 : 中村義洋
出演 : 濱田岳 瑛太


2007年6月の公開。見落としてしまい、上映館を探していた作品の1つ
アーバンドックららぽーと豊洲のユナイテッドシネマ豊洲で800円で鑑賞
「2007年心に残った映画アンコール上映」 こういうサービス嬉しいな~


感じる心は個人差があるけれど、心に残る映画の1つに選ばれる作品は
やはり、どこかに、人の心を動かす何かがある。そういうものなのかも・・・


ダンボール、チェスト、コインロッカー、四角の空間に大切に閉じ込められる
ラジカセ。そして、ボブディランの「風に吹かれて」 小道具が、とても効果的。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

2008年02月22日 | MOVIE
「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」


監督 : ザック・ヘルム
出演 : ダスティン・ホフマン ナタリー・ポートマン ザック・ミルズ


  何だか精神的に疲れていて、オモチャに癒されに行く    


これから盛り上がるのかなと感じた途端、エンディングロールが流れた・・・



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第31回日本アカデミー賞

2008年02月15日 | MOVIE
「第31回日本アカデミー賞」


最優秀作品賞 「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
最優秀監督賞 「松岡錠司」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
最優秀脚本賞 「松尾スズキ」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)


最優秀主演男優賞 「吉岡秀隆」(ALWAYS 続・三丁目の夕日)
最優秀主演女優賞 「樹木希林」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
最優秀助演男優賞 「小林薫」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
最優秀助演女優賞 「もたいまさこ」(それでもボクはやってない)


最優秀音楽賞 「大島ミチル」(眉山)
最優秀撮影賞 「蔦井孝洋」(眉山)
最優秀照明賞 「疋田ヨシタケ」(眉山)
最優秀美術賞 「部谷京子」(それでもボクはやってない)
最優秀録音賞 「鶴巻仁」(ALWAYS 続・三丁目の夕日)
最優秀編集賞 「菊池純一」(それでもボクはやってない)


新人俳優賞 「ウエンツ瑛士」(ゲゲゲの鬼太郎)
         「林遣都」(バッテリー)
         「三浦春馬」(恋空)
         「新垣結衣」(恋空)
         「内田也哉子」(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)
         「夏帆」(天然コケッコー)
         「北乃きい」(幸福な食卓)


話題賞 俳優部門 「新垣結衣」
話題賞 作品部門 「キサラギ」
アニメーション作品賞 「鉄コン筋クリート」


最優秀外国作品賞 「硫黄島からの手紙」







あの「キサラギ」が、「話題賞 作品部門」受賞 

個人的には、今回の話題は、これで十分!!! 



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする