ブラームス
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…アシュケナージ
指揮…ハイティンク
演奏…コンセルトヘボウ管
好み度…4(5点満点)
ハイティンク振るオケの響きは少し陰を帯びながら厚く柔らかく、アシュケナージのピアノはしっとりとどこか甘い情感を帯びた音色であり、両者相まった印象としてウィーンフィルとの2番同様どこかラフマニノフの甘さを連想させるが、1番のほうがしっとりした情を持っているからだろうか、甘い情を帯びた厚いスケール感を感じさせる美しい演奏として聴き応えある演奏のように思う。
これはブラームスというよりラフマニノフだな、と感じつつ、アシュケナージのピアノは情感をまといつつダイナミックなスケール感もあるし、オケも厚く、第1楽章の甘い夢を帯びるような大きさや第2楽章の陰と甘みがない交ぜになったような大きな響きだったり、第3楽章のちょっと他では聴かれない力強いスケール感ある響きなどを聴いていると、むしろ若きブラームスの書いたこの曲はこういうものなのかもしれない、と思ったりもする。
ピアノ協奏曲第1番
ピアノ…アシュケナージ
指揮…ハイティンク
演奏…コンセルトヘボウ管
好み度…4(5点満点)
ハイティンク振るオケの響きは少し陰を帯びながら厚く柔らかく、アシュケナージのピアノはしっとりとどこか甘い情感を帯びた音色であり、両者相まった印象としてウィーンフィルとの2番同様どこかラフマニノフの甘さを連想させるが、1番のほうがしっとりした情を持っているからだろうか、甘い情を帯びた厚いスケール感を感じさせる美しい演奏として聴き応えある演奏のように思う。
これはブラームスというよりラフマニノフだな、と感じつつ、アシュケナージのピアノは情感をまといつつダイナミックなスケール感もあるし、オケも厚く、第1楽章の甘い夢を帯びるような大きさや第2楽章の陰と甘みがない交ぜになったような大きな響きだったり、第3楽章のちょっと他では聴かれない力強いスケール感ある響きなどを聴いていると、むしろ若きブラームスの書いたこの曲はこういうものなのかもしれない、と思ったりもする。