ブルックナー
交響曲第8番
指揮…プレートル
演奏…ウィーン響
好み度…4.5(5点満点)
プレートルとウィーン響は相性がいいんだろう。
プレートルの細部に拘らない浪漫的な音楽と、このオケの洗練とはちょっと違うほうを向いた情に満ちた古風で実直な重みのある響きが合っているのだろう。
洗練と言うよりはむしろ古風な重みと甘美にも似た濃い情感を感じさせるような演奏。
大きさと骨太さも兼ね備えた血の通ったロマンを感じさせるブルックナー、悪くない。
第3楽章でのウィーン響の古風なたっぷりの甘美な情を湛えた弦がまたいいし、気持ちよく吹かれるホルンもまた然り。
終楽章も弦も金管もおおらかに太く情深く響いて爽快。
ロマン的という意味では右に出る盤はないのではないだろうか。
聴くほうもある意味プレートルの演奏に完成度の高さを期待しているのではないだろうし、大きさと甘美にも似たロマンと…プレートルでなければ聴けないものが聴ける、といった印象の、1つの名盤と思う。
交響曲第8番
指揮…プレートル
演奏…ウィーン響
好み度…4.5(5点満点)
プレートルとウィーン響は相性がいいんだろう。
プレートルの細部に拘らない浪漫的な音楽と、このオケの洗練とはちょっと違うほうを向いた情に満ちた古風で実直な重みのある響きが合っているのだろう。
洗練と言うよりはむしろ古風な重みと甘美にも似た濃い情感を感じさせるような演奏。
大きさと骨太さも兼ね備えた血の通ったロマンを感じさせるブルックナー、悪くない。
第3楽章でのウィーン響の古風なたっぷりの甘美な情を湛えた弦がまたいいし、気持ちよく吹かれるホルンもまた然り。
終楽章も弦も金管もおおらかに太く情深く響いて爽快。
ロマン的という意味では右に出る盤はないのではないだろうか。
聴くほうもある意味プレートルの演奏に完成度の高さを期待しているのではないだろうし、大きさと甘美にも似たロマンと…プレートルでなければ聴けないものが聴ける、といった印象の、1つの名盤と思う。
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