ベートーヴェン
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ…内田
指揮…ザンデルリンク
演奏…バイエルン放送響
好み度…4.5(5点満点)
日本人でこんなピアニストがいたんですねぇ。ザンデルとバイエルンをバックに堂々たるピアノのように思う。
ザンデルとバイエルンをバックに、と書いたが、オケはスケール感も持って美しく、バックというよりは両者しっかり一体となって、大きく、ときに重量感を感じ、ときに繊細に、ときに淡霧のように美しく、スケール感のある皇帝となっている。
ピアノは少し翳を帯びるような響きでときに大きくときに繊細に美しく、ザンデルの運びと音も雄大、オケも透明感を持った大きく豊かな響きで、また、第2楽章冒頭の弦なども柔らかい重みをもって透明で美しく、流石バイエルン、との思いを感じる。
宮廷のような明るい華やかさとは別のほうを向いた、しかし澄んで豊かで、大きな、立派な皇帝であり、皇帝の名盤を語るにあまり名前が出てくるようにも思えないが、こういう盤と出会えるのもいろんな盤を聴く楽しみの1つなのかもしれない。
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
ピアノ…内田
指揮…ザンデルリンク
演奏…バイエルン放送響
好み度…4.5(5点満点)
日本人でこんなピアニストがいたんですねぇ。ザンデルとバイエルンをバックに堂々たるピアノのように思う。
ザンデルとバイエルンをバックに、と書いたが、オケはスケール感も持って美しく、バックというよりは両者しっかり一体となって、大きく、ときに重量感を感じ、ときに繊細に、ときに淡霧のように美しく、スケール感のある皇帝となっている。
ピアノは少し翳を帯びるような響きでときに大きくときに繊細に美しく、ザンデルの運びと音も雄大、オケも透明感を持った大きく豊かな響きで、また、第2楽章冒頭の弦なども柔らかい重みをもって透明で美しく、流石バイエルン、との思いを感じる。
宮廷のような明るい華やかさとは別のほうを向いた、しかし澄んで豊かで、大きな、立派な皇帝であり、皇帝の名盤を語るにあまり名前が出てくるようにも思えないが、こういう盤と出会えるのもいろんな盤を聴く楽しみの1つなのかもしれない。
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